2021年04月18日

【3巡目-631】 第30回 区切り打ち 帰宅[2019年3月19・20日]

「武丈の湯」にて時間を過ごさせてもらう。
帰りは、小道を通って西条駅の南北通路を利用すると、10分程で駅へと戻って来れた。

夜行バスに乗り、大阪駅へ。
JRで京都駅に移動し、駅から歩いて行ける距離にある、「東寺」を参拝することにした。

四国88ヶ所を周る前か後だったか、東寺をお参りする、と聞いたことがあるからだが、なぜなのかは調べてもよく分からなかった。

どこをお参りしたらいいのか分からず、寺内をウロウロとする。朝7時過ぎに参拝したのだが、納経は8時半から、との事だった。

お腹がすきまくっていたこともあり食事場所を探したのだが見付からず、再び京都駅まで戻り、朝食を摂って、再び東寺へ、と行ったり来たりとなって、とても疲れてしまった。

東寺にしろ、高野山にしろ、どうも苦手で、もう行きたくないなあ、という気持ちになってしまう。

京都駅から高速バスに乗り、4日間の遍路旅を終え、金沢へと帰って来た。


本日のコースタイム
伊予西条駅23:00→icon18→大阪駅(ハービス大阪)20日5:54→19→6:28京都駅→東寺→京都駅9:20→icon18→13:22松任海浜公園→icon17→14:58金沢
[第30回区切り打ち 完]

  


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2021年04月15日

【3巡目-630】 63番吉祥寺、伊予西条駅へ [2019年3月19日]〈その22〉

(63)吉祥寺を参拝後、すぐ側の氷見バス停から伊予西条駅へ。
1時間に2~3本はバスがあるから便利である。
降車時には、お気を付けて、と声を掛けてくれた。随分と親切な運転手さんである。

ここから夜行バスに乗って、大阪駅経由で帰宅予定である。

駅から15分程歩いて、へんろ地図にも掲載されている、「武丈の湯」へと向かった。汗臭いまま、夜行バスに乗るわけにはいかない。

入浴料は500円だが、石けん等の購入が必要。荷物は、快く預かってくれた。従業員さんは何かと丁寧で、道後温泉とは大違いだった。

時間はたっぷりあるので、ゆっくりとお風呂に浸かる。2時間も入っていた。

入浴後には、先程食事をしたばかりなのに、再び食事処へ。定食類が500円と安かった。

その後は、メモ書きなどをしながら、バスの発車時間まで、計3時間も過ごさせてもらった。大変お世話になりました。




本日のコースタイム
ビジネス旅館小松6:30→6:46(61)香園寺7:17→7:46香園寺奥之院白滝8:27→10:49(60)横峰寺12:03→12:12星ガ森→13:24虎杖→13:35河口→14:31番外極楽寺14:43→15:33黒瀬峠→16:34(62)宝寿寺16:59→17:12桃園17:48→18:00(63)吉祥寺18:22→18:23氷見バス停→icon18→18:39伊予西条駅→19:18武丈の湯22:25→伊予西条駅


歩行距離:34.6km+α
 歩数  :53566歩
最高気温:10.9℃
最低気温:6.0℃
降水量:28.0mm[西条市]  


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2021年04月12日

【3巡目-629】 62番宝寿寺、63番吉祥寺へ [2019年3月19日]〈その21〉

お腹がすいており、どこかで夕食を、と考えていた所で、国道沿いに「桃園」という、中華料理屋があった。

チェーン店では無く、個人経営のようだったが、大きな店構えである。
ここに入ろうかどうしようか、一旦通過したのだが、戻ってこの店で食事をすることにした。

ラーメン、チンジャオロース、生ビールを注文する。

メニューを見ていると、昼だったらお得なランチが多数あり、安く食事が出来るようであった。
時間が早かったこともあり、貸切の店内でゆっくりと休ませてもらい、出発する。

たまたま外に出ていた店の方が、お気をつけて、だったか、声を掛けてくれた。

個人の店だと、お遍路姿だったら嫌な顔をされるのではないか、といつも心配になってしまう。実際には、そんな事は無いのだが。

国道をそのまま進んでから、お寺の裏側を周るような小道へと入り、遍路石に従って右折、午後6時になってようやく、(63)吉祥寺に到着した。

納経にはもちろん間に合わなかったが、誰もいない本堂・大師堂にて般若心経を唱えてお参りをした。  


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2021年04月08日

【3巡目-628】 62番宝寿寺 [2019年3月19日]〈その20〉

(62)宝寿寺に到着する。
急いで歩いてきたので、まずは息を整えるために、荷物を整理しながら休憩とする。

境内では、噂の住職さんだろうか、60才くらいの作務衣を着た男性が参拝客をお迎えしており、駐車代を集めたりしていた。

荷物整理や休憩でもたもたしていると、こちらにやって来て、先に納経されますか、という事で、納経帳を預かってくれる。
納経代と御姿それぞれ300円ずつ掛かる、という事だった。
仙遊寺の住職さんから、宝寿寺の住職さんは純粋で良い人、と話を聞いていたが、その通りだなあ、という印象だった。

勝手な見解になるのだが、単に、普通の人の感覚と少しズレた部分があって、誤解されてしまいやすい方なのではないだろうか。
一連の騒動にも、何か本人なりの理由があるのだろう、と思った。

もう一人、歩き遍路さんがやって来た。今日は、「ビジネス旅館小松」に宿泊するそうで、良い宿だった、とお伝えする。

本堂の秘仏のご本尊がご開帳、となっていた。写真も撮影可能だった。

午後5時過ぎに、(62)宝寿寺を出立した。本日は、納経間に合わないが、(63)吉祥寺を参拝して、今回の遍路旅終了としたい。  


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2021年04月05日

【3巡目-627】 62番宝寿寺へ [2019年3月19日]〈その19〉

その台湾からのお遍路さんにどこで泊まるのか尋ねてみる。

言葉が分からない、とジェスチャーするも、スマートフォンを取り出してへんろ地図を表示し、「温泉旅館京屋支店」に泊まることが分かった。それなら安心である。

へんろ地図を写真に撮って持っていたのか、それとも、スマホ版へんろ地図があったりするのだろうか。

(60)横峰寺へは、歩きの遍路道を通るのが常識だと思っていたが、先日会った群馬の方をはじめ、舗装の林道を選ぶ人もいるとは、新しい発見である。

そのまま道なりに進み、国道に出て左折し、小松方面へと戻る。

程なくして、(63)吉祥寺の前を通り過ぎた。先に、(62)宝寿寺方面へと戻らなければならない。

宝寿寺の納経開始が7時からだったら、吉祥寺を参拝して、(64)前神寺まで行けたのだが。

宝寿寺問題にはあまり関心が無いと言いつつ、一番影響を受けてしまっているから皮肉なものである。

15分程歩いて、午後4時半過ぎに(62)宝寿寺に到着した。納経には間に合わないと思っていたが、急いだ甲斐があった。


  
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2021年04月02日

【3巡目-626】 モエ坂、62番宝寿寺へ [2019年3月19日]〈その18〉

黒瀬峠から小松方面に向かうと、道が狭くなり、これまで民家など見当たらなかった所に、いきなり昭和な長屋や民家が並んでいた。

色が統一されているような感じな上、道路を跨ぐように大きな鳥居が建っていた。一体、ここは何なのだろうか。
これも、石鎚神社の何かなのだろう。

その後は再び山の中の下り道となり、改良された道路で道幅も広くなる。(62)宝寿寺の納経に間に合わせようと必死に歩く。

松山自動車道が見えるようになってきた。思ったよりも早く、下界へと降りてきているようである。

高架下をくぐると、期せずして「へんろ道保存協力会」の立杭があった。

(64)前神寺への道を案内していた。
車遍路用の案内もあるが、運転しながら見付けられるだろうか。

麓へと下りて来ると、一直線に道が続いている。
道路反対側の前方からお遍路さんが歩いてきて驚いてしまった。

この時間からどこへ向かうのか、まさか(60)横峰寺?と心配になり、声を掛けてみることにした。
台湾から来たお遍路さんだった。  


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2021年03月30日

【3巡目-625】 モエ坂、62番宝寿寺へ [2019年3月19日]〈その17〉

番外霊場の極楽寺を過ぎてからは、時折、車が走り去るようになってきた。

また、ダム建設による代替路なのだろう、歩いていても退屈な道となってしまった。
右手には、黒瀬ダムの貯水池が見えており、ダム湖に沿ってのグネグネ道である。

この区間での出来事と言えば、ポツンとあった建物からだろうか、ワンちゃんが二匹飛び出してきて、思いっきりじゃれ付かれたことくらいだろうか。
人懐っこく、歩いている人間など珍しいのか、大喜びしていた。

左手の高台に、「京屋旅館支店」の建物が見えてきた。
群馬の方は、何度電話しても出てくれず泊まれなかった、と話していたが、車も止まっており、営業している様な感じである。

車で(60)横峰寺に向かう場合は、ここからバスに乗り換えるのだろうか。
時間があればどんな所なのか、立ち寄ってみたかったのだが、(62)宝寿寺へと先を急ぐ。

程なくして、小松方面への分岐となり、左折する。
バス停名が黒瀬峠となっており、少し山越えがあるのかと身構えていたら、分岐から下る一方で助かった。  


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2021年03月27日

【3巡目-624】 モエ坂、番外極楽寺、62番宝寿寺へ [2019年3月19日]〈その16〉

集落の外れまで来ると、県道に石鎚山のロープウェイ乗り場へと向かう路線バスが走り去っていった。小学生が一人乗っているだけのようだった。

赤い鉄橋のような橋を渡り、県道へと戻って来た。
(62)宝寿寺での納経は無理そうだが、往生際が悪く、頑張れば間に合うかも、と急ぎ足で先へと進む。

へんろ地図にも掲載されている、番外霊場の極楽寺があった。せっかくなので立ち寄らせてもらう。

滝行のための更衣室があり、小さな滝があった。「難を転ずる南天ロード」という小道があったので上がってみるが、ずっと先まで続いていそうで、時間も押していることから麓へと戻る。

納経所があったので、中を覗いてみると、若いお坊さん二人の姿が見えて、驚いてしまった。

失礼ながら、無人の荒れた小さなお寺、と勝手に想像していた。

車道へと戻り少し進むと、極楽寺の案内板があった。
本堂はずっと山の方にあったようで、ウロウロとしていた場所は別院だった事が分かった。
随分と規模が大きいお寺のようである。

(62)宝寿寺での午後5時までの到着を諦めていなかったので、本堂へのお参りはパスして、先へ進むことにする。  


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2021年03月24日

【3巡目-623】 モエ坂、河口、62番宝寿寺へ [2019年3月19日]〈その15〉

全く車が通らないので、歩いていても楽しいものである。つり橋があったりして面白い。

期せずして、細野というバス停が現れる。
周囲に集落は見られず、山へと向かう石段だけがある。車が入れない集落なのだろうか。

その少し先に細野集落への車道分岐があったのだが、「細野 王子」と書かれた汚れたプレートや朽ちた看板があった。
細野王子社なるものがあるようである。一体何だろうかと、不思議な気持ちになった。

帰宅してから調べてみると、麓の石鎚神社本社から、石鎚山の頂上社までに36の王子社があるそうである。「王子社」というのがよく分からない。

石鎚神社のHPによると、神仏混淆(しんぶつこんこう)時代のなごりで、子供の姿で現れた神様が祀られている、との事だった。

河口集落から3~40分歩いた所で、ようやく次の集落が見えてきた。ここは人が住んでいるのだろうか。

集落の入口付近の県道に、ずっと探していた、車用の距離表示の看板があった。
小松まで15kmとなっている。

ただ今の時刻は午後2時16分、2時間半で15kmだと、時速6kmで歩かなければならない。
(62)宝寿寺の納経には間に合わなさそうである。

県道を一旦離れ、集落内へと入るが、やはり人の気配がしない。ここもゴーストタウンか、と思ったが、人の住んでいる家が見られるようになり、郵便局まで登場してきた。
へんろ地図では、「千野々」というバス停のある集落だった。  


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2021年03月21日

【3巡目-622】 モエ坂、虎杖、河口 [2019年3月19日]〈その14〉

「モエ坂」を下った虎杖から、河口集落に向かって、静かな車道を進む。

10分程歩いた所で、民家が見えてきた。狭い車道に沿って住宅が並んでいるが、人の気配がしない。
もう営業していなさそうな旅館も何軒かあり、止まっている車も無く、廃墟となった集落のように思われた。

帰宅してからこの辺りを歩いた方の記事を探してみると、犬が吠えている、との記述があったが、その犬の姿もなかった。
旧石鎚村の人口が、2人かそれ以下になっているようだから、無人の集落になってしまっているのかも知れない。

無人らしき集落を抜けると、別の車道と合流し、バス停を発見した。

時刻を見ると、1日5本だけだが、15時台と17時台に西条方面行きのバスがあった。
これで、万が一、麓に辿り着くまでに真っ暗になりそうだったとしても、バスに乗れば大丈夫である。安心した。

車道を進むが、全く車がいない。通り過ぎていったのは、市の巡回らしき車だけである。
反対方向に進めばロープウェイがあるはずで、もう少し人の気配があってもよさそうなものだが、どうなっているのだろうか。  


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2021年03月18日

【3巡目-621】 モエ坂、虎杖、河口へ [2019年3月19日]〈その13〉

写真は、虎杖のモエ坂出口である。
ここから、石鎚山までは二つのルートがあるが、黒川道は通行止、今宮道入口まで800m、と表示が出ている。

実は、石鎚神社とか成就社など、謂れなどよく分かっていなかった。山自体が信仰の対象となっているのだろうか。

調べてみると、「石鎚山を神体山とする神社で、山麓に鎮座する本社、山腹の成就社と土小屋遙拝殿、山頂の頂上社の4社の総称である」とあった。

「本社」は、(64)前神寺の手前にある「石鎚神社」のようである。

地元にも、「白山」や「立山」など、霊山があるのだが、昔の歩きの道が残っている、とか、本社や頂上社があって、と言った話は聞いたことがないので、どうもピンと来ない。

昔からの信仰と深く関わりのある道のようで、こうやって実際にその場所の入口までやって来て、ぜひ歩いてみたくなっている所である。

黒川道の入口があったが、通行止の札が出ており、今宮道を進むように指示が出ていた。今宮道を歩くお遍路さんは、年にどれ位いるのだろうか。

幸い、横峰寺で降っていた雨も、山道を歩いている間に止んでいた。
通る車は全く無く、車道の真ん中を歩いたりと、気分良く歩きながら、河口を目指す。

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2021年03月15日

【3巡目-620】 モエ坂 [2019年3月19日] 〈その12〉

お堂からさらに下へと進んで行く。
時折、コンクリートで固められた道もあった。

道が崩落したのだろう、所々に迂回路らしき道が作られているのが分かった。

そんなに急坂も記憶に無く、脚を踏ん張って下るような場所もなかったように思う。大きな石がゴロゴロしているような所はあったが、適所に踏み石が置いてあった。
現時点では、道自体、歩きにくいようなことは無かった。

星ガ森から1時間10分で、無住の民家が見えてきた。無事、麓に到着で、「モエ坂」制覇である。
虎杖集落だろうか、と言っても、周囲には他に建物は無かった。

帰宅してから調べてみると、民家ではなく、「周桑農協小松支所石鎚出張所」の跡、という事であった。こんな場所に農協があったとは。

色々調べてみると、先程のモエ坂途中の集落跡らしき場所も含め、この辺りは「石鎚村」と言う一つの行政村で、昭和30年代には1000人位の人たちが住んでいたそうである。

平成19年には2人となっている。現在はどうなっているのだろうか。
一つの村が消えるという、信じられない事が起きていた。消えた集落が山の中腹に点在しているようである。
近くに住んでいたら、すぐにでも探索に行く所なのだが。  


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2021年03月12日

【3巡目-619】 60番横峰寺、星ガ森、モエ坂 [2019年3月19日]〈その11〉

ちょうど正午過ぎに、(60)横峰寺を出発し、まずは星ガ森を目指す。10年振りとなる。

平坦な道が続くイメージだったが、結構な上りである。砂利道の林道を進み、10分程で雨の星ガ森に到着した。

10年前には、モエ坂方面への通行止の看板があったような気がするが、今回は見当たらない。ホッとする。
やはり、事前に調べた通り、通行可能なようである。

鳥居を通して石鎚山を遠望できるようになっており、遥拝所としての役割がある場所である。恥ずかしながら、何となく知ってはいたのだが、頭に入っていなかった。

今日は雨とガスのため、何も見えない状態である。

いよいよ、モエ坂へと突入する。
悪路を覚悟していたのだが、意外と道は落ち葉でフカフカしていて、石が転がっているようなこともなく、歩きやすい。

10分程下ると、お堂があり、お地蔵さんが並んでいる。ここに集落があったことを示す石碑まであった。

こんな、車も入れない、人跡未踏のような場所にも人が暮らしていた時代があったとは、信じられない。確かに、道に沿って石垣は残っていた。
大昔には、石鎚山へ向かう人たちがこの道を歩いていたそうである。  


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2021年03月08日

【3巡目-618】 60番横峰寺③ [2019年3月19日]〈その10〉

(60)横峰寺の休憩所での話に戻ります。

もう一人、先程本堂でもお参りしていた方も休んでいた。60代半ばくらいだろうか。この方も、同じく「ビジネス旅館小松」に泊まっていたそうで、今日も連泊との事。

小松から直接上がってきたのではなく、こちらの方が本筋、と大頭から湯浪を通って、(60)横峰寺まで来たそうである。それでちょっと遅い到着となったようだ。

写真を撮って下さい、とお願いされ、シャッターを押す。なかなか、良い顔をしていた。充実した歩き遍路がそうさせているのだろう、と勝手に想像する。
星ガ森に行くつもりだったが天気が悪いので止めておく、身体が寒いので、と先に出発していった。

入れ替わりに、男性と女性の歩き遍路さんがやって来る。
男性の方はよく分からなかったが、女性の方は、西条市内のホテルに連泊していたそうである。

この先、小松方面への遍路道に入れるか心配なようで、香川の方に、林道からの分岐の場所までご一緒させて欲しい、とお願いして、3人で出立していった。

休憩所には誰もいなくなり、こちらもたっぷり休憩させてもらった所で、出発することにする。

山道への不安はあまり無いのだが、麓の虎杖や河口から、小松や氷見の町までの正確な距離が分からないことで、明るい時間に到着出来るのかが、ちょっと心配である。  


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2021年02月23日

【3巡目-617】 60番横峰寺② [2019年3月19日]〈その9〉

(60)横峰寺に到着、荷物を下ろして一休みしたい所だが、濡れ鼠になってしまっている。

下にプレハブ小屋の休憩所があるはずだから、そこで着替えも兼ねて大休憩することにして、先にお参りを済ませることにする。

手水場は下にあったので、石段を少し降りて、また上へ。
本堂に向かうと、歩き風の方がお参りをしていた。挨拶を交わす。

雨の中参拝をし、まずは休憩所に直行する。リュックから納経帳を取り出し、水に濡れないようにして納経所に行って来た。

休憩所には、二人の方が既に一休みしていた。
腹ごしらえ中に申し訳なかったのだが、一言断って、濡れた下着を脱いで着替えをする。

途中で追い越してきた、「ビジネス旅館小松」での食事の時に隣に座っていた方も到着しており、香川県の(83)一宮寺の近くに住んでいる、との事だった。

今日は、宿に連泊するそうで、歩き遍路には詳しそう。

モエ坂に行く、と話をすると、自分は歩いたことがないが、急坂が続くと聞いている、今日は危ないのでは、と忠告してくれる。「モエ坂」を知っているだけでも嬉しかった。
のんびりと休憩していたので、行くなら早く向かった方が、と心配してくれていたようである。  


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2021年02月19日

【3巡目-616】 60番横峰寺① [2019年3月19日]〈その8〉

同じ宿に泊まっていた方を追い越して、先へと進む。
軽装のお遍路さんとすれ違う。この方も同じ宿だったのだろうか。

歩きの山道が終わり、写真の場所で車道に合流することになる。

「作業用以外のバイク等原動機付車両の進入走行はご遠慮下さい」と真新しい貼り紙がぶら下がっていた。今通ってきた道は人間しか歩けないような道だったが、バイクが侵入することがあるのだろうか。
 
道路に出て、もう上りは終わってしまうのか、と複雑な心境になってしまう。幸い、身体の冷えは大分和らいできた。実際には、もう少し上りが続く。

バスが通る車道から、チェーンがしてある林道に入る。
舗装が剥げてきて、小さな石が転がっている林道である。
もう一人、軽装のお遍路さんとすれ違った。皆さん、荷物は麓の宿に置いてきているようで、なかなかしっかりしている。

逆打ちする形で歩いてきたので、(60)横峰寺には、仁王門ではなく、境内にある大師堂に到着、となった。午前10時49分である。
(61)香園寺からは、滝行していた時間を除いて、2時間50分程だった。  


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2021年02月15日

【3巡目-615】 小松、60番横峰寺へ [2019年3月19日]〈その7〉

小松から直接上がってくる道との合流点(おこや)までやって来た。大きな水たまりが出来ている。

一度、こちらからの道を歩いてみたいと考えているのだが、今回も叶わなかった。

一ヶ所だけ、応急処置はしてあるものの、道がえぐれて細くなっている場所があった。

横峰寺への上りはきついはずなのだが、上りの方が身体が温まって嬉しい、という変な状態になっているので、苦も無く進んで行く。

前方にお遍路さんが見えるようになってきた。すぐに追い付き、少し話をする。
同じ「ビジネス旅館小松」に泊まっていたそうで、それも食事の時に隣に座っていた方だと分かった。

どの道を通って来たか、と聞かれたので、奥之院経由で滝行をしてきた話をする。
この方は、小松から直接上がってくる道を歩いたそうである。軽装なので尋ねてみると、宿に荷物を預けてきた、との事だった。

この方は連泊だそうだが、連泊でなくてもお願いすれば、玄関先に荷物を置かせてもらえたそうである。

今日はこの後、(62)宝寿寺へと戻る予定だったから、そうと知っていれば荷物を預けてきたのだが。

以前は、荷物も全部担いで周ることにも拘っていたが、一巡目で達成したので、今は特に拘りは無い。
昔のお遍路さんも、打ち戻りの場所では荷物を預けていたみたいだ(真念庵など)と知ったこともある。  


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2021年02月11日

【3巡目-614】 白滝奥之院、60番横峰寺へ [2019年3月19日]〈その6〉

白滝での滝行を終え、納経所のある建物の所まで戻ってくる。
軒下で再び身支度をしてから出発した。

身体が冷えて、下着もびしょ濡れなので、とても寒い。
幸い、と言おうか、ここから(60)横峰寺に向かって上りが続くので、身体を温めてくれて助かった。下りが続いていたら、凍えてしまっただろう。

いつもならつらい階段も、喜んで上がるような感じである。

車道から土の道へと入る分岐となるが、以前には無かった立派な柵がしてある。
確か、(60)横峰寺からこの道を通って下りてきているはずである。

人が通れる程度には隙間があるから、車止めであって、歩行者は通行可なのかも知れないが、四国のみちの木柱はそのまま車道を進むように指示している。

柵の横を通り抜けて、この道を進むことにした。ジグザグと上りが続き、冷えた身体には大助かりである。

17分歩くと、再び柵がしてあり、T字路となった。(60)香園寺へは今上がって来た道ではなく、左の方に下りて行くように道案内が出ていた。

今歩いて来た道に危険な場所は無かったと思うが、現在は違う道へと誘導しているようであり、そのための柵だったようである。なぜだろうか。  


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2021年02月04日

【3巡目-613】 61番香園寺 白滝奥之院 [2019年3月19日]〈その5〉

雨に濡れながら服を脱ぎ、滝行の準備をする。脱いだ服も雨ざらしである。
帰宅後に調べてみると、以前はここに更衣室があったようである。きっと災害で流されてしまったのだろう。

震えるような寒さなのだが、勇気を出して滝つぼに入ってみた。
想像以上の冷たさで、身体に滝の水があたると、息が出来ないくらいだった。

また、滝つぼは真っ平では無くボコボコなので、立つ位置もどこが良いのか戸惑う。

般若心経を唱えてみるが、息が続かなくて無理だった。
(61)香園寺の納経所で、般若心経を唱えるつもり、と話した所、般若心経は長過ぎるのでは、「南無大師遍照金剛」だけ、足を漬けるだけの方もいる、と言われたのだが、確かにその通りだった。

何とか、「南無大師遍照金剛」を唱え、般若心経は、滝の水の裏側に少し下がって唱えることにした。冷たい水飛沫を受けながらもやり終えることが出来た。

今にして思えば、今日は雨なので水量が多く危険では、と言われていたので、滝行には向かない日だったのだろう。
ちなみに、何かに取り憑かれたり、といった事は無く、一安心している。
平常時の滝行にも挑戦してみたいなあ、と思う今日この頃である。  


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2021年01月31日

【3巡目-612】 61番香園寺、白滝奥之院へ [2019年3月19日]〈その4〉

雨降りの中、(61)香園寺を出発し、白滝奥之院経由で、(60)横峰寺へと向かう。平日の寂しい朝である。一般人は仕事へ、こちらは札所、を目指す。

遍路用ではなく、一般の道しるべに沿って進んで行くが、今まで歩いたことがない道を歩いているようである。
後になって確認してみると、普通に順打ちしていれば、高鴨神社の境内を通っていたはずであった。

通常の遍路道に合流し、(61)香園寺の白滝奥之院を目指す。
雨が降り、通る車も人影も無い道を黙々と進み、写真の分岐を左に入って、30分程で到着した。

もちろん誰もいないので、一人静かにロウソクを灯し、線香点けるに火を点けて、手を合わせる。

納経所は9時から15時まで、との事であった。
失礼ながら、納経所が開設されていること自体に驚いてしまうのだが、ここに参拝しに来る人は多いのだろうか。

奥の方へと進み、赤い橋の先が通行止となっていた。ここからは自己責任の世界である。

道がえぐれていたりして歩きにくいが、行けないこともない。一般に開放するのは難しいのだろう。

滝の辺りまでやって来た。不動明王などの仏像が滝の周りにある。
着替えをする場所は無く、線香立てとなぜか温度計があった。8℃となっている。真冬に滝行することに比べれば、まだマシなのだろうか。  


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