2015年06月30日
【3巡目-1】第19回 区切り打ち 出発[2015年1月9・10日]
四国歩き遍路、三巡目の開始です。
仕事を終え、一旦自宅に帰宅、荷物を積み込み、午後8時過ぎにいざ出発です。
近くのスタンドで給油し、金沢西ICから高速道路に乗り、深夜1時台まで頑張って車を走らせ、淡路島のPAで、車中泊。
翌朝はなかなか起きれず、7時過ぎにようやく出発、鳴門ICで高速を降り、鳴門西PAの高速バス駐車場に車を止めさせてもらいました。後日、バスでここまで戻ってくる予定です。
車のメーターは、四国へ向かっている途中で、230,000kmを超えていました。金沢のGSからの距離は、ちょうど430kmでした。
左下のお地蔵さんは、お接待で頂いたお地蔵さんで、アロンアルファで固定してあり、運転中はいつでも見守ってくれています。
今回は、急に三連休の休みが取れることになり、遍路に行こうかどうか、直前まで迷いました。行ける時に行っておこうと思ったことや、久しぶりに高速道路の長距離ドライブを楽しみたいという思いもあり、たった二日間の歩きとなりますが、出立することにしました。
仕事を終え、一旦自宅に帰宅、荷物を積み込み、午後8時過ぎにいざ出発です。
近くのスタンドで給油し、金沢西ICから高速道路に乗り、深夜1時台まで頑張って車を走らせ、淡路島のPAで、車中泊。
翌朝はなかなか起きれず、7時過ぎにようやく出発、鳴門ICで高速を降り、鳴門西PAの高速バス駐車場に車を止めさせてもらいました。後日、バスでここまで戻ってくる予定です。
車のメーターは、四国へ向かっている途中で、230,000kmを超えていました。金沢のGSからの距離は、ちょうど430kmでした。
左下のお地蔵さんは、お接待で頂いたお地蔵さんで、アロンアルファで固定してあり、運転中はいつでも見守ってくれています。
今回は、急に三連休の休みが取れることになり、遍路に行こうかどうか、直前まで迷いました。行ける時に行っておこうと思ったことや、久しぶりに高速道路の長距離ドライブを楽しみたいという思いもあり、たった二日間の歩きとなりますが、出立することにしました。
タグ :歩き遍路
2015年06月19日
【484】第18回 区切り打ち 帰宅[2014年2月11日]
(3)金泉寺を出発する。あぜ道の遍路道をコロコロと進んで行こうと思ったが、やはり山門をくぐって戻ろうか、とちょっとしたことを迷ってウロウロしてしまった。結局は山門の方を選んだ。
高速鳴門西バス停を目指す。
(2)極楽寺でトイレを借りて再出発、道路を歩いていると、夫婦のお遍路さんがやって来る。あいさつを交わしてすれ違う。二人連れのおばあさんも歩いてくる。軽装だったので、部分的に歩いているのだろう。
こちらに向かって手を合わせてくれた。遍路を続けていると、信仰心篤き方に時折出会う。なぜだかホッとする。
山手の方に入って行き、鳴門西PAにあるバス停に到着した。少し遅れてやって来た高松行きの高速バスに乗り込む。
何度か利用したこのバス、次の停留所を示すポロロロ~ンの音色が懐かしい。
県境のトンネルを抜けると、右手に引田付近の街並みと海がきれいに見えた。この景色に憧れて、今回この遍路旅に出てこの辺りを歩きたい、と思ったのもある。
志度バスストップで下車し、車を受け取る。そのまま帰るのも何なので、今回歩いた道を車で辿ってみた。
真っ暗闇の中歩いた、白鳥温泉への道。こんな場所を闇の中歩いていたのかと驚く。(88)大窪寺への道は改良がさらに進んでいた。
国道11号線に出て徳島方面へ。今朝出発した、オーシャン引田の前を通り、鳴門ICから高速に乗り、金沢へと向かった。
今回の歩き遍路は、これまでの遍路旅の中でも特に印象深く、中身の濃い4日間となった。
本日のコースタイム
ビジネスホテルオーシャン引田6:58→8:31大坂峠展望台8:39→9:34大坂口番所跡→11:06(3)金泉寺11:56→13:06高速鳴門西バスストップ→→13:53高速志度→→鳴門IC15:45→→金沢東IC→→22:31自宅
歩行距離:10.2km(金泉寺まで)+α
歩数 :25742歩
最高気温:5.3℃
最低気温:1.4℃[旧引田町]
高速鳴門西バス停を目指す。
(2)極楽寺でトイレを借りて再出発、道路を歩いていると、夫婦のお遍路さんがやって来る。あいさつを交わしてすれ違う。二人連れのおばあさんも歩いてくる。軽装だったので、部分的に歩いているのだろう。
こちらに向かって手を合わせてくれた。遍路を続けていると、信仰心篤き方に時折出会う。なぜだかホッとする。
山手の方に入って行き、鳴門西PAにあるバス停に到着した。少し遅れてやって来た高松行きの高速バスに乗り込む。
何度か利用したこのバス、次の停留所を示すポロロロ~ンの音色が懐かしい。
県境のトンネルを抜けると、右手に引田付近の街並みと海がきれいに見えた。この景色に憧れて、今回この遍路旅に出てこの辺りを歩きたい、と思ったのもある。
志度バスストップで下車し、車を受け取る。そのまま帰るのも何なので、今回歩いた道を車で辿ってみた。
真っ暗闇の中歩いた、白鳥温泉への道。こんな場所を闇の中歩いていたのかと驚く。(88)大窪寺への道は改良がさらに進んでいた。
国道11号線に出て徳島方面へ。今朝出発した、オーシャン引田の前を通り、鳴門ICから高速に乗り、金沢へと向かった。
今回の歩き遍路は、これまでの遍路旅の中でも特に印象深く、中身の濃い4日間となった。
[完]
本日のコースタイム
ビジネスホテルオーシャン引田6:58→8:31大坂峠展望台8:39→9:34大坂口番所跡→11:06(3)金泉寺11:56→13:06高速鳴門西バスストップ→→13:53高速志度→→鳴門IC15:45→→金沢東IC→→22:31自宅
歩行距離:10.2km(金泉寺まで)+α
歩数 :25742歩
最高気温:5.3℃
最低気温:1.4℃[旧引田町]
歩き遍路第二拝 第8回区切り打ち 終了
2015年06月14日
【483】歩き遍路51日目〈その7〉[2014年2月11日]
山門で一礼し、(3)金泉寺の境内へ。
簡易テントの休憩所は今だ健在で懐かしい。二巡目を始めた時に、福山のAさんと出会ったのがここだった。
紅い梅の花が早くも咲いているのが印象的だった。
本堂・大師堂で般若心経を唱え、今回の遍路旅はここ(3)金泉寺にて打ち止めとした。
納経書きの方は、至って丁寧だった。
本年は四国霊場開創1200年ということで、紫色の記念スタンプが押され、通常の御影とは別に、赤い記念御影も頂いた。今年5月まで、この特別対応が続いていたようである。ぜひ、これらを頂きに遍路に出たいと思わせるものだった。
テントの下でゆっくり休憩する。境内にはもう一人、歩き遍路さんがいらっしゃる。こちらの方は、金剛杖は持っているが、白衣や菅笠は無しである。先程門前ですれ違った方と同様に、完璧お遍路さんスタイルではない。
参拝など、まだ慣れていない様子が窺え、微笑ましい。一度山門を出て、再び戻って来ていた。おそらく、あのあぜ道の遍路道から直接境内に入ったからだろう。
ゆっくりと休憩し、満願となった(3)金泉寺を後にした。
簡易テントの休憩所は今だ健在で懐かしい。二巡目を始めた時に、福山のAさんと出会ったのがここだった。
紅い梅の花が早くも咲いているのが印象的だった。
本堂・大師堂で般若心経を唱え、今回の遍路旅はここ(3)金泉寺にて打ち止めとした。
納経書きの方は、至って丁寧だった。
本年は四国霊場開創1200年ということで、紫色の記念スタンプが押され、通常の御影とは別に、赤い記念御影も頂いた。今年5月まで、この特別対応が続いていたようである。ぜひ、これらを頂きに遍路に出たいと思わせるものだった。
テントの下でゆっくり休憩する。境内にはもう一人、歩き遍路さんがいらっしゃる。こちらの方は、金剛杖は持っているが、白衣や菅笠は無しである。先程門前ですれ違った方と同様に、完璧お遍路さんスタイルではない。
参拝など、まだ慣れていない様子が窺え、微笑ましい。一度山門を出て、再び戻って来ていた。おそらく、あのあぜ道の遍路道から直接境内に入ったからだろう。
ゆっくりと休憩し、満願となった(3)金泉寺を後にした。
2015年06月09日
【482】歩き遍路51日目〈その6〉[2014年2月11日]
(3)金泉寺への分岐の看板を無視して少し進むと、案の定、古い標石があった。
右がとくしま、左がさぬき、と書かれていた。あわ、でない所に違和感があるが、現代の言葉では、右が徳島市、左が香川県ということになるのだろう。
その少し先に、通常の(4)大日寺へと続く遍路道が見えている。これでようやく輪が繋がったということになる。
(3)金泉寺に向かって逆打ちする形で歩いて行く。
遍路石があったので、観察したり写真を撮ったりしていると、左手の先に見覚えのある赤い鳥居があった。いつの間にか、金泉寺の門前に到達していた。
二巡目を歩き始めて、前回、この(3)金泉寺に参拝したのが、偶然にもちょうど3年前、2011年の2月11日だった。3年でここまで戻って来たことになる。
雪がちらつく寒い日だった。
今日も、雪こそ降っていないが同じように冷え込んでいる。一年で一番寒い時期ということだろう。
金泉寺の山門に向かって歩いて行くと、門から出てくるお遍路さんを発見した。今回の遍路旅4日目にして、ようやく歩き遍路さんを見掛けた。
菅笠や金剛杖は持っていないが、白衣は着用している。リュックと手提げを手に持って歩いている。すれ違いざまに挨拶してみると、元気良く返答があった。まだまだ歩いてゆけるだろう。
右がとくしま、左がさぬき、と書かれていた。あわ、でない所に違和感があるが、現代の言葉では、右が徳島市、左が香川県ということになるのだろう。
その少し先に、通常の(4)大日寺へと続く遍路道が見えている。これでようやく輪が繋がったということになる。
(3)金泉寺に向かって逆打ちする形で歩いて行く。
遍路石があったので、観察したり写真を撮ったりしていると、左手の先に見覚えのある赤い鳥居があった。いつの間にか、金泉寺の門前に到達していた。
二巡目を歩き始めて、前回、この(3)金泉寺に参拝したのが、偶然にもちょうど3年前、2011年の2月11日だった。3年でここまで戻って来たことになる。
雪がちらつく寒い日だった。
今日も、雪こそ降っていないが同じように冷え込んでいる。一年で一番寒い時期ということだろう。
金泉寺の山門に向かって歩いて行くと、門から出てくるお遍路さんを発見した。今回の遍路旅4日目にして、ようやく歩き遍路さんを見掛けた。
菅笠や金剛杖は持っていないが、白衣は着用している。リュックと手提げを手に持って歩いている。すれ違いざまに挨拶してみると、元気良く返答があった。まだまだ歩いてゆけるだろう。
2015年06月04日
【481】歩き遍路51日目〈その5〉[2014年2月11日]
阿波大宮駅を出発、しばらくで県道1号線に合流した。
この1号線、大坂峠に向かう登り口では狭い道路だったが、ここでは片側一車線の立派な道路となっている。
意外と車が通り過ぎていくのだが、それにしても、乗用車よりダンプの方が多い。この先に採石場でもあるのだろうか。
無味乾燥な道をトボトボと歩いていると、前方から自転車に乗った地元のおっちゃんが坂道を一生懸命上って来る。「もう終わりか~」と声を掛けてくれた。
こんなおっちゃん、数十年前には結構いたような気がするが、だんだん旅に出ても知らない人に声を掛けてくれる方は減ってきている気がする。
確かにもう終わりに近付いているのだが、今回は歩き始めたのが「道の駅ながお」からで、少々変わった遍路行となっているため、あまり実感が湧かない。一応、2年前に與田寺で満願している。
あせび温泉を過ぎ、左手の静かな道へと入る。ようやくダンプ軍団とはお別れである。
工場の横を通り、小さな踏切を渡る。そういえば、遍路道には小さな踏切が多い。
後で気が付いたのだが、東海図版の地図では、この道には入らずそのまま直進となっていた。
高速道路の大きな橋桁の下を過ぎると、住宅が続くようになった。(3)金泉寺の門前、板野の街である。
左へ誘導する看板が現れたが、遍路道ではないような気がしたので、もう少し道なりに進んでみることにした。
この1号線、大坂峠に向かう登り口では狭い道路だったが、ここでは片側一車線の立派な道路となっている。
意外と車が通り過ぎていくのだが、それにしても、乗用車よりダンプの方が多い。この先に採石場でもあるのだろうか。
無味乾燥な道をトボトボと歩いていると、前方から自転車に乗った地元のおっちゃんが坂道を一生懸命上って来る。「もう終わりか~」と声を掛けてくれた。
こんなおっちゃん、数十年前には結構いたような気がするが、だんだん旅に出ても知らない人に声を掛けてくれる方は減ってきている気がする。
確かにもう終わりに近付いているのだが、今回は歩き始めたのが「道の駅ながお」からで、少々変わった遍路行となっているため、あまり実感が湧かない。一応、2年前に與田寺で満願している。
あせび温泉を過ぎ、左手の静かな道へと入る。ようやくダンプ軍団とはお別れである。
工場の横を通り、小さな踏切を渡る。そういえば、遍路道には小さな踏切が多い。
後で気が付いたのだが、東海図版の地図では、この道には入らずそのまま直進となっていた。
高速道路の大きな橋桁の下を過ぎると、住宅が続くようになった。(3)金泉寺の門前、板野の街である。
左へ誘導する看板が現れたが、遍路道ではないような気がしたので、もう少し道なりに進んでみることにした。