2021年10月31日

廃業した遍路宿(香川編)

【これまで泊まって廃業した宿(香川編)】

・門先屋旅館(2012年6月宿泊)

ここも、まだまだ若い女将さんだったのですが。

建物内が、団体客で賑わっていた頃の昭和を思い出させるものがいっぱいで、写真を撮りまくってしまいました。






・岡田屋旅館(2009年8月宿泊)

ご主人が、随分と親切だった印象が残っています。









・奥の湯温泉(2014年2月宿泊)

あ~、懐かしの奥の湯温泉です(笑)

翌日は、雪中行脚で大滝寺を目指しました。

この宿に泊まったお遍路さんの旅日記を読んだことがないのですが、泊まったことがある方はいらっしゃいますかね?




・ビジネスホテルオーシャン引田(2014年2月宿泊)

ラブホテルそのまんまで、面白かったです。
奥さんに、ウェルカムドリンクを頂きました。
この辺りに宿が無くなると、ちょっと困りますね。









廃業と同じくらい悲しいのが、「二食付きの宿」が減ってしまったことですicon11

以前は、へんろ地図に掲載されている宿は食事が付いていて当たり前、という感覚でした。

それが最近では、予約の電話をすると、食事の提供をしていない、と言われてしまうことが何度かありました。
最近増えているゲストハウスは多分、素泊まり中心でしょうし・・・
事前にネットで調べてから予約しないといけなくなりました。

凝った料理じゃなくても、普段家庭で食べているものを出してもらえれば、十分嬉しいのですが・・・そんな訳にもいかないのでしょうね。

年を取るごとに、食い意地が張ってきていますicon106  


Posted by こいったん at 02:22Comments(0)歩き遍路 トピックス

2021年10月28日

廃業した遍路宿(愛媛編)

【これまで泊まって廃業した宿(愛媛編)】


・旭屋(2008年9月宿泊)

まだ若そうな女将さんで、建物も古くは無く、何で廃業?と驚きました。








・笑福旅館(2012年4月宿泊)

朝の出発時、缶コーヒーをお接待してくれたことをよく覚えています。

宿は年季はいってました。






・栄家旅館(2012年4月宿泊)

立地条件の良い場所かと思うのですが、やはり経営は大変なのでしょうか。








・ビジネス旅館ろんどん荘(2012年4月宿泊)

なぜ「ろんどん」なのか不思議です(笑)

向かいのコンビニの、暗そうな店員のお兄さんが声を掛けてくれたのが印象的でした。

大雨の中、三角寺、そして別格の仙龍寺を目指しました。


香川編へと続きます。  


Posted by こいったん at 02:22Comments(0)歩き遍路 トピックス

2021年10月25日

廃業した遍路宿(高知編)

【これまで泊まって廃業した宿(高知編)】


・民宿千松(2005年5月宿泊) 部屋で一息ついていると、浦戸湾を走る船の、ポポポポという音が。のどかさナンバーワンでした。


・国民宿舎土佐(2005年5月・2012年4月・2017年4月宿泊)

初めて泊まった国民宿舎です。まさか営業を止めてしまうとは思ってもみませんでした。







・民宿坂上(2008年5月宿泊) 

GWで宿はどこも満室。ようやく泊めてもらえる宿が見つかりました。








・民宿叶崎(2012年4月宿泊)

月山神社ルートには欠かせない場所の宿。









・岡本旅館(2008年7月宿泊)

宿毛市内の宿。

予約の時に、苦手な食べ物はないか聞いてくれました。
建物の造りが一昔前風でした。




愛媛編へと続きます。  


Posted by こいったん at 02:22Comments(0)歩き遍路 トピックス

2021年10月22日

廃業した遍路宿(徳島編)

先日、「民宿おおひら」さんが廃業した記事を書いていて、ふと、これまで泊まった遍路宿で廃業した宿はどれくらいあるかなあ、と思いまして、書き出してみた所、結構な数がありました。

歩き遍路を始めたのが16年前の2005年で、その頃から宿主の高齢化が進んで、と言われていましたが、現実に廃業する宿が出てくる時代になってしまいました。

年齢だけでなく、建物の老朽化や、お客さんが少なくて経営的に難しいこともあるのでしょうか。


【これまで泊まって廃業した宿(徳島編)】

・龍山荘(2005年3月宿泊)  歩き遍路で大繁盛していた印象、相部屋でした。宿主さんは元気そうで、廃業は意外でした。

・薬王寺宿坊(2005年3月宿泊) 他のお遍路さんと楽しく過ごせました。営業・廃業を繰り返している印象で、今はどうなっているのか、調べてもよく分かりません。 


・みなみ旅館(2011年8月宿泊)

細長い建築の旅館、翌日のおむすびをお接待してくれました。









・大安食堂(2005年3月宿泊)

かなり強烈な宿でした(笑)







高知編へと続きます。  


Posted by こいったん at 02:22Comments(0)歩き遍路 トピックス

2021年10月19日

【3巡目-685】 第31回 区切り打ち 帰宅[2019年8月6・7日]

本山駅から、早々にやって来た汽車に乗り込み高松駅へ。高松築港駅に移動し、ことでんで太田駅へ。

ここから歩いて、へんろ地図に掲載されている、国道沿いのぽかぽか温泉に立ち寄り湯をしてから、夜行バスの出る高松中央バスターミナルへと向かう予定だった。
バスターミナルは、駅の近くではなく、郊外の高松中央インター近くにあります。

悲しいことに雨が降り出してきて、身体を濡らしながら惨めな気持ちで必死に歩き続けるが、なかなか温泉に辿り着けない。思った以上に距離があったようだ。

結局、バスに乗り遅れては、と温泉は諦めて、直接バスターミナルへと向かった。地図では近い印象があったのだが、1時間近くも歩く羽目となってしまった。

誰もいないバスターミナルで着替えとクールダウンをする。少し気持ちも落ち着いてきた。

やって来た北陸行きの夜行バスに乗り込む。
ちなみに、料金は開業記念割で2940円でした。

翌朝、金沢へと帰り着きました。


コースタイム
本山駅18:25→19→19:35高松駅→高松築港駅19:45→19→19:59ことでん太田駅→20:51高松中央バスターミナル21:50→icon18→7日6:35松任海浜公園→icon17→7:45金沢

[第31回区切り打ち 完]

  


Posted by こいったん at 00:07Comments(0)お遍路 第三拝(香川)

2021年10月16日

【3巡目-684】 70番本山寺、本山駅へ [2019年8月6日]〈その14〉

(70)本山寺から遍路道を少し戻って、王将へと向かった。
大通りに出ると、「餃子の王将」ではなく、「大阪王将」があった。まあ、似たようなものなのでどっちでも良い。敷地内には、カレー店などもあった。

時刻は午後5時過ぎ、ようやく遅い昼食である。

4人掛けテーブルを占領し、ゆっくりと休みながら食事とした。

ラーメン・炒飯・餃子の王将セットに、レバニラ炒め・生ビール、と我慢していた分、豪勢になってしまった。

のんびり過ごさせてもらっていると、次々とお客さんがやって来て、気が付けば全てのテーブルが埋まってしまっていた。
平日の17時台というのに。人気店なのだろう、慌てて店を出る。

再び本山寺へと戻って、本山駅へと向かう。

道を間違えてしまい、列車の時刻も迫り少々焦ったが、地元の方に確認して、無事に駅へ到着した。



本日のコースタイム
民宿青空屋6:31→7:25雲辺寺ロープウェイ駅7:42→8:26[16]萩原寺8:37→10:12(67)大興寺10:42→12:54(68)神恵院・(69)観音寺13:40→13:50琴弾八幡宮→14:19有明浜15:00→16:17(70)本山寺16:51→16:58大阪王将17:45→18:17本山駅


歩行距離:32.9km
 歩数  :59146歩
最高気温:30.0℃
最低気温:26.0℃[多度津町]  


Posted by こいったん at 00:08Comments(0)お遍路 第三拝(香川)

2021年10月13日

【3巡目-683】 70番本山寺 [2019年8月6日]〈その13〉

河川敷の道から上がって、再び人里に出ると、二本の橋を渡って対岸へと渡る。
車はよく通るが、幅員が狭いので注意が必要、欄干も低めである。

橋を渡って、(70)本山寺に到着した。
駐車場に大型バスが止まっており、賑わっている印象である。

駐車場側の山門から境内に入るが、別方向にも門がある。こちらの方が本来のものだろうか。

寺内には、団体さんをはじめ、参拝客の姿が見られたのは、少しうれしかった。
お参りをして納経所へ向かう。

女性の納経書きの方たちが楽しそうに会話をしている。あまり納経所で何か尋ねることはないのだが、お腹が空いていることから、この辺りに食事処があるか聞いてみた。

今来た道を少し戻って大通りに出ると餃子の王将などいくつか店が、もう一つは進行方向にゆめタウンという大きなスーパーがあり、そこでも食事が出来る、との事だった。

ラーメンを食べたかったので、王将へ向かうことにした。

また、これからどこへ、と聞かれ、本山駅に向かって帰宅することを伝えると、列車の本数が少ないから、と紙に時刻を書いて渡してくれた。とても親切な納経所でした。  


Posted by こいったん at 00:09Comments(0)お遍路 第三拝(香川)

2021年10月10日

【3巡目-682】 琴弾公園、70番本山寺へ [2019年8月6日]〈その12〉

「琴弾八幡宮」の駐車場の一角で、一休みさせてもらう。靴下を脱ぐと、足の小指が光り輝いていた。

チクチクして、歩けないこともないのだが、かなり辛い状態である。休憩した後などは、よけいに辛くなる。
五本指のソックスを履くようになってから、肉刺の心配をすることは無かったのだが。
サンダル履きで、足指が固定されずに擦れたのが原因だろうか。

お腹も空き、足もチクチク状態で歩き始める。

財田川に沿って、両岸に遍路道があるが、今回は右側(左岸?)の方を歩くことにする。一巡目にはこちらを歩いている。

来る時に渡った橋を再び戻って、対岸の道を進む。

しばらくは歴史がありそうな民家が続き、へんろ地図にも掲載されている「生徳旅館」があった。

小雨の中を腹を空かせながらトボトボ歩く。
ほとんど車は通らないのだが、歩道が設定されている。

郊外の方まで来ると、人の気配が無くなり、車道からサイクリングロードのようになった。

はるか遠くには(70)本山寺の五重塔が見えており、徐々にお寺に近付いてきていることが分かる。  


Posted by こいったん at 00:08Comments(0)お遍路 第三拝(香川)

2021年10月07日

【3巡目-681】 琴弾公園 [2019年8月6日]〈その11〉

その先、道の駅「琴弾公園」があり、手前に目的の食堂があった。
中にお客さんの姿はあったが、準備中の札が掛けられていた。
午後2時がオーダーストップとなっており、タッチの差で間に合わなかったようでガッカリする。

お隣の道の駅にも寄ってみる。
駐車場は別にあるのかも知れないが、車数台しか止められないような小さな駅である。
食事処はあったが、ここも営業していなかった。

諦めて、さらに奥へ、有明浜という、海水浴が出来るという海岸へと向かった。
途中の林を通ると、先程、山の上から眺めていた「銭形砂絵」の現場へと出ることが出来た。ちょっと感動する。

海岸に出て来ると、普段は海水浴場として営業している様子はあったが、今日は小雨が降ったり止んだり、と天候が今一つということもあり、ほとんど貸切状態だった。

早速、遍路衣装を解いて、海に飛び込んだ。
これまでの遍路中での海水浴は天気が良くて最高だったのだが、今回は少々残念である。

少し遊んで、遍路道へと戻る。
先程の琴弾八幡宮の麓辺りに、広い駐車場と鳥居がいくつかある。メインの本社は、御朱印をもらった、山の上で良かったのだろうか。  


Posted by こいったん at 00:07Comments(0)お遍路 第三拝(香川)

2021年10月04日

【3巡目-680】 琴弾八幡宮 [2019年8月6日]〈その10〉

「銭形砂絵」を観て金運向上を願い、車道を少し下ると、昔の68番札所、「琴弾八幡宮」の入口があった。神社の裏側から入る形である。

それ程広さのある境内では無いが、小さな社務所があり、まだ若そうな禰宜の方の姿もあった。御朱印を頂けますか、と尋ねてみると、納経帳に書いてくれた。
小高い場所にあるから、麓の眺めが良い。

石段を下ると麓に降りられるのだろうが、海岸に出るには車道を歩いた方が近いようなので、裏口へと戻って、道路を下る。

今になって、東海図版の「四国遍路地図」をよく見てみると、琴弾八幡宮、銭形砂絵の展望台、と今歩いて来た道を逆に歩いて、観音寺へと向かうのが本来の遍路道らしく、通常の遍路道は、「近道」となっていた。
そうだったのか。わざわざ高い所まで上ってまた下るお遍路さんなど、現代にはいないだろう。

グネグネの車道を下り、海岸方面へと向かった。もうお腹はペコペコである。

麓には公園があり、屋根付きのコンクリート製の舞台がある。ここで野宿するお遍路さんの動画を見たことがあったなあ。  


Posted by こいったん at 00:06Comments(2)お遍路 第三拝(香川)

2021年10月01日

【3巡目-679】 68番神恵院・69番観音寺 [2019年8月6日]〈その9〉

境内には、珍しく団体さんが参拝していた。みなさん、信仰熱心である。

息を整えてから、こちらも参拝をさせてもらう。どこがどちらのお寺の本堂で大師堂なのか分からないので、境内の案内図に従って順番通りにお参りする。

(68)神恵院の本堂だけは、コンクリート造りなので覚えていた。

納経所に行くと、食事処を案内する貼り紙があった。もうお腹はペコペコである。
お寺にはお洒落な茶店があるのだが、軽食だけのようである。

これから、昔は第68番札所だったという、「琴弾八幡宮」にも立ち寄って、その後は海岸に出て海水浴を、と考えていた。

貼り紙には、神社から麓に降りた所に、食堂があるとの事である。
現在の時刻は、午後1時半。営業時間は分からなかったが、やっていることを期待して、寄ってみることにした。

まずは、「寛永通宝」の砂絵展望台へと向かう。境内右側の方の丘を上がると車道に出る。ここを上って行くと、展望台となっている。平日にも関わらず、観光の人たちが結構集まっていた。  


Posted by こいったん at 00:05Comments(0)お遍路 第三拝(香川)