2018年12月30日
【3巡目-332】 土佐佐賀、大方、土佐入野駅まで 〈その10〉[2017年5月3日]
国道に出て少し進むと、ご愁傷様と言おうか、一台の車が白バイに捕まっていた。コッソリと写真を撮る。
白バイとかパトカーを見ると格好良くて写真に収めたいのだが、叱られそうなので控えるようにしている。
インターネットで調べてみると、時と人によっては一緒に写真を撮らせてくれる場合もあるようで、今度ダメ元でお願いしてみようか。
白バイとお遍路さんの構図で、一生の思い出になりそうである。
海岸に沿った道となり、はるか遠く先まで眺められる箇所もあり、気持ちの良い道となる。
佐賀公園駅の辺りは丘を利用した大きな公園となっている。芝生が広がっており、寝っ転がって一休み出来そうである。
白浜では、旧道があったので、そちらの方を歩く。一時、車の騒音から逃れられる。
薄曇りの天候が続いていたのだが、雨が降り出してきた。ただのにわか雨だろう、と考えていたのだが、次第に雨脚が強くなり、本降りとなってしまった。晴れ予報が続いていたので、天気の事は気にせず、油断していた。
最近、最終日が雨になる遍路旅が続いているような気がする。
本年の記事更新は、これが最後となります。
良いお年をお迎えくださいますことをお祈り申し上げます。
白バイとかパトカーを見ると格好良くて写真に収めたいのだが、叱られそうなので控えるようにしている。
インターネットで調べてみると、時と人によっては一緒に写真を撮らせてくれる場合もあるようで、今度ダメ元でお願いしてみようか。
白バイとお遍路さんの構図で、一生の思い出になりそうである。
海岸に沿った道となり、はるか遠く先まで眺められる箇所もあり、気持ちの良い道となる。
佐賀公園駅の辺りは丘を利用した大きな公園となっている。芝生が広がっており、寝っ転がって一休み出来そうである。
白浜では、旧道があったので、そちらの方を歩く。一時、車の騒音から逃れられる。
薄曇りの天候が続いていたのだが、雨が降り出してきた。ただのにわか雨だろう、と考えていたのだが、次第に雨脚が強くなり、本降りとなってしまった。晴れ予報が続いていたので、天気の事は気にせず、油断していた。
最近、最終日が雨になる遍路旅が続いているような気がする。
本年の記事更新は、これが最後となります。
良いお年をお迎えくださいますことをお祈り申し上げます。
2018年12月27日
【3巡目-331】 土佐佐賀、大方、土佐入野駅まで 〈その9〉[2017年5月3日]
国道を少し進むと以前は無かった、「道の駅なぶら土佐佐賀」が出来ており、たくさんの車で賑わっていた。
その向かいに、「ウマ子の車」があった。
二巡目の時に立ち寄り、腹ごしらえをしたお店だったのだが、今はもう営業していなさそうな雰囲気だった。親切な感じだったので、よく覚えている。
先程、コンビニでゆっくりと休んだので、ここは通過、ペースを上げ、先へと急ぐ。
遠くの川沿いには、鯉のぼりがずらりとぶら下がっていた。
佐賀町内を通過する国道バイパスから離れ、市街の方へと向かう旧国道へと入る。車が少なくなり、やっと静かになった。
土佐佐賀駅の横を通り、道しるべに従って右手に入る。地元の人しか通らないような道となり、川沿いの道に出る。少し進むと、再び旧国道となった。
市街地の外れまで来ると、一巡目の時に泊まった、「民宿坂上」がある。
その隣にあった「内田屋」は、評判が良さそうだったが、廃業された様子。建物はまだ古くないのだが、誰も住んでいない雰囲気となってしまっていた。
坂道を上り、再び国道に合流する。相変わらず車は多いが、歩道が広めなこともあり、佐賀温泉から先の区間に比べてまだましであった。
その向かいに、「ウマ子の車」があった。
二巡目の時に立ち寄り、腹ごしらえをしたお店だったのだが、今はもう営業していなさそうな雰囲気だった。親切な感じだったので、よく覚えている。
先程、コンビニでゆっくりと休んだので、ここは通過、ペースを上げ、先へと急ぐ。
遠くの川沿いには、鯉のぼりがずらりとぶら下がっていた。
佐賀町内を通過する国道バイパスから離れ、市街の方へと向かう旧国道へと入る。車が少なくなり、やっと静かになった。
土佐佐賀駅の横を通り、道しるべに従って右手に入る。地元の人しか通らないような道となり、川沿いの道に出る。少し進むと、再び旧国道となった。
市街地の外れまで来ると、一巡目の時に泊まった、「民宿坂上」がある。
その隣にあった「内田屋」は、評判が良さそうだったが、廃業された様子。建物はまだ古くないのだが、誰も住んでいない雰囲気となってしまっていた。
坂道を上り、再び国道に合流する。相変わらず車は多いが、歩道が広めなこともあり、佐賀温泉から先の区間に比べてまだましであった。
2018年12月24日
【3巡目-330】 37番岩本寺から、佐賀、大方、土佐入野駅まで 〈その8〉[2017年5月3日]
伊与喜駅からの遍路道は、国道を離れ、熊井隧道方面へと向かう。
いくつか分かりにくい分岐があるが、地元の遍路看板に従って進んで行く。
最後の住宅を過ぎ、このまま細い車道を道なりに進むはずだったが、新しい遍路立札が山の方へと誘導している。
このような道は無かったはずだが、と指示に従って歩きの道へと入ってみる。すぐに車道に合流し、熊井隧道の入口がもう見えていた。車道をショートカットする道だったようである。
真っ暗で狭い熊井隧道であるが、車が通ることはほとんど無いだろうから、怖い思いもせず、普通に歩いて通過する。
麓の方へと下り、土佐くろしお鉄道の線路沿いへと出て、小さな踏切を渡る。ここは個人的に、遍路道の中でもお気に入りの場所の一つである。
国道の旧道らしき道へと出て来る。逆打ちのお遍路さんが、熊井隧道の方へと入らずにそのまま国道を進んで行った。逆に歩くと分からないのだろうか。
コンビニに寄りたかったので、国道へと出ることにした。遠くに、新しく出来た道の駅や、川に沿って鯉のぼりがズラリと並んで泳いでいた。
いくつか分かりにくい分岐があるが、地元の遍路看板に従って進んで行く。
最後の住宅を過ぎ、このまま細い車道を道なりに進むはずだったが、新しい遍路立札が山の方へと誘導している。
このような道は無かったはずだが、と指示に従って歩きの道へと入ってみる。すぐに車道に合流し、熊井隧道の入口がもう見えていた。車道をショートカットする道だったようである。
真っ暗で狭い熊井隧道であるが、車が通ることはほとんど無いだろうから、怖い思いもせず、普通に歩いて通過する。
麓の方へと下り、土佐くろしお鉄道の線路沿いへと出て、小さな踏切を渡る。ここは個人的に、遍路道の中でもお気に入りの場所の一つである。
国道の旧道らしき道へと出て来る。逆打ちのお遍路さんが、熊井隧道の方へと入らずにそのまま国道を進んで行った。逆に歩くと分からないのだろうか。
コンビニに寄りたかったので、国道へと出ることにした。遠くに、新しく出来た道の駅や、川に沿って鯉のぼりがズラリと並んで泳いでいた。
2018年12月21日
【3巡目-329】 37番岩本寺から、佐賀、大方、土佐入野駅まで 〈その7〉[2017年5月3日]
GWの後半の初日ということもあり、もしかしたら一年で一番交通量の多い日になるのだろうか。
休みなく、後方から車がやって来る。
退屈なので、車の中の人の観察をしたい所だが、運転手と目が合うと変な人と思われてしまうので、車のナンバープレートを眺めることにした。
高知ナンバーがやはり一番多く、次に多いのは大阪だった。
意外と多かったのが、倉敷や奈良ナンバー、結構走ってそうな神戸や京都ナンバーは少なかった。一番北は、会津だったろうか。
お隣の、富山や福井ナンバーは見掛けたのだが、残念ながら、石川や金沢ナンバーの車を発見することは出来なかった。
国道は平坦かと思ったが、緩やかにアップダウンがあり、汗がにじみ出ることもある。頑張って歩いていたつもりだが、時速3.5kmペースくらいだった。
単調な道のりで、対岸の道を歩いた方が、ずっと気持ち良く歩けるだろう。
何日か前の天気予報では雨マークは無かったので全く心配していなかったのだが、パラパラと降ってくる場面があった。どうせ降らないだろうと考えていたのだが、これから本降りとなっていく。
伊与喜駅で休憩しようと思い、駅には自販機が無いはずなので、少し手前の自販機で缶コーヒーを買う。
駅のすぐ側まで来た所、ここ数日無事だったサンダルが、またも剥がれてしまった。脚を引きずって駅前の小さな広場へ向かい、持っていたボンドで慌てて補修をする。
休みなく、後方から車がやって来る。
退屈なので、車の中の人の観察をしたい所だが、運転手と目が合うと変な人と思われてしまうので、車のナンバープレートを眺めることにした。
高知ナンバーがやはり一番多く、次に多いのは大阪だった。
意外と多かったのが、倉敷や奈良ナンバー、結構走ってそうな神戸や京都ナンバーは少なかった。一番北は、会津だったろうか。
お隣の、富山や福井ナンバーは見掛けたのだが、残念ながら、石川や金沢ナンバーの車を発見することは出来なかった。
国道は平坦かと思ったが、緩やかにアップダウンがあり、汗がにじみ出ることもある。頑張って歩いていたつもりだが、時速3.5kmペースくらいだった。
単調な道のりで、対岸の道を歩いた方が、ずっと気持ち良く歩けるだろう。
何日か前の天気予報では雨マークは無かったので全く心配していなかったのだが、パラパラと降ってくる場面があった。どうせ降らないだろうと考えていたのだが、これから本降りとなっていく。
伊与喜駅で休憩しようと思い、駅には自販機が無いはずなので、少し手前の自販機で缶コーヒーを買う。
駅のすぐ側まで来た所、ここ数日無事だったサンダルが、またも剥がれてしまった。脚を引きずって駅前の小さな広場へ向かい、持っていたボンドで慌てて補修をする。
2018年12月18日
【3巡目-328】 37番岩本寺から、佐賀、大方、土佐入野駅まで 〈その6〉[2017年5月3日]
遍路道には指定されていないルートだが、分岐地点に真新しい看板があり、「2010年四国遍路みちぞい物語」と銘打って、周辺の地図と史跡の案内文があった。
へんろ地図には載っていない道を少し進むと、拳ノ川の集落となる。谷間に民家が点在し、のどかな光景である。
自販機が一台だけあったので、買いはしなかったが軽く一休みする。田舎道で、GWで帰省してきたのだろうか、ちょうど子供を連れた夫婦とすれ違い、挨拶を交わす。
小学校があり、少し様子を見てみると、まだ現役のようであった。統廃合が進んでいる中、よく生き残っているなあ、と感心する。
佐賀温泉の後ろ姿が対岸から見えるようになる。この先は前回歩いているので、橋を渡り国道へと戻ることにした。
後で分かったのだが、温泉には気軽に入れそうなレストランも営業していたようである。昼食に立ち寄ればよかったか。
国道56号線に出ると、先程までのんびりと歩いていたのが嘘のように、車がひっきりなしに行き交うようになった。時折走り去る、ダンプによる風圧も凄かった。
へんろ地図には載っていない道を少し進むと、拳ノ川の集落となる。谷間に民家が点在し、のどかな光景である。
自販機が一台だけあったので、買いはしなかったが軽く一休みする。田舎道で、GWで帰省してきたのだろうか、ちょうど子供を連れた夫婦とすれ違い、挨拶を交わす。
小学校があり、少し様子を見てみると、まだ現役のようであった。統廃合が進んでいる中、よく生き残っているなあ、と感心する。
佐賀温泉の後ろ姿が対岸から見えるようになる。この先は前回歩いているので、橋を渡り国道へと戻ることにした。
後で分かったのだが、温泉には気軽に入れそうなレストランも営業していたようである。昼食に立ち寄ればよかったか。
国道56号線に出ると、先程までのんびりと歩いていたのが嘘のように、車がひっきりなしに行き交うようになった。時折走り去る、ダンプによる風圧も凄かった。
2018年12月15日
【3巡目-327】 37番岩本寺から、佐賀、大方、土佐入野駅まで 〈その5〉[2017年5月3日]
西尾自動車のお墓の所で一休みする。
朝方よりさらに交通量が増えている。少し高い場所から見下ろすことになるので、なかなか眺めが良い。
イケメンの外人さんが休憩を終えたようで、国道を歩いて行き、姿が見えなくなった。これでもう、会うことは無いだろう。
ゆっくりと休憩をし、こちらも出発する。
二巡目の時にはここから、国道を離れ対岸の方の道を進んだので、今回は素直に国道を歩く。
橘川の集落から佐賀温泉までは、逆に前回は国道を歩いたので、今回は対岸の道を進むことにした。へんろ地図に、赤い線は入っていない。
へんろ地図に掲載されるようになった、「民宿弘田」の前を通るのかな、と思ったが、一本山手の道沿いにあるようで、ルート上には無かった。
二食付6500円より、となっており、気導術施術あり、と書かれていた。
こちらの裏道は、賑やかだった国道と比べ天と地ほどの差がある、静かな時間となった。通り過ぎる車も無く、時折、民家があったり、農作業の方を見掛ける程度である。
朝方よりさらに交通量が増えている。少し高い場所から見下ろすことになるので、なかなか眺めが良い。
イケメンの外人さんが休憩を終えたようで、国道を歩いて行き、姿が見えなくなった。これでもう、会うことは無いだろう。
ゆっくりと休憩をし、こちらも出発する。
二巡目の時にはここから、国道を離れ対岸の方の道を進んだので、今回は素直に国道を歩く。
橘川の集落から佐賀温泉までは、逆に前回は国道を歩いたので、今回は対岸の道を進むことにした。へんろ地図に、赤い線は入っていない。
へんろ地図に掲載されるようになった、「民宿弘田」の前を通るのかな、と思ったが、一本山手の道沿いにあるようで、ルート上には無かった。
二食付6500円より、となっており、気導術施術あり、と書かれていた。
こちらの裏道は、賑やかだった国道と比べ天と地ほどの差がある、静かな時間となった。通り過ぎる車も無く、時折、民家があったり、農作業の方を見掛ける程度である。
2018年12月12日
第4回 さいたま国際マラソン [2018年12月09日]
12月9日(日)に、埼玉県で行われた、
「第4回 さいたま国際マラソン」
に参加してきました
「国際」と名が付くマラソンに出てみたいと思い、酔った勢いでついつい申し込んでしまいました。
マラソンのエントリーは、インターネットで簡単に出来てしまいます。
この大会、女子にとっては東京オリンピックの選考にも関わるようでテレビ中継もあったのですが、一般のランナーにはあまり人気が無いようで、抽選ではなく先着順で出場することが出来ました。
前日に高速バスで東京(池袋)へ。
都会の人込みに「おのぼりさん」状態
知らないお姉さんに乗るべき電車(赤羽で乗り換えて京浜東北線)を教えてもらい、無事、蕨市内のホテルに到着しました
翌朝、珍しく朝から空腹感が 調子が良いのでしょうか。
今回で5回目のフルマラソンとなります
これまでのタイムは、6時間57分→6時間26分→
5時間25分→5時間37分ときています。
5時間台前半か、あわよくば4時間台、を目指していました。
会場は、さいたまスーパーアリーナ。
今回も最後尾から出発するつもりなので、時間まで上の階の客席でのんびりしてました。写真の通り、なかなか壮観な眺めでした
結果は、スタートからなんと36㎞程も走り続け、4時間58分9秒と言う素晴らしいタイムでした
ついに4時間台に突入、「サブ5」です。
まさか、36kmも続けて走れるとは思いませんでした。
スタートラインを通過するまでに23分も掛かっていますので、ネットタイム(実際に走った時間)は4時間35分でした。
終了後、会場にはあの「川内優輝」選手と写真を撮ろうコーナーがあり、せっかく金沢から参加したからには、と順番を待ちました。
図々しくも、肩を組んで撮ってもらって良いですか、と尋ねると、快く応じてくれました。
良い思い出となりました。ありがとうございます
ビールを飲んで一人で乾杯、初めての北陸新幹線に乗り、帰宅しました。
「第4回 さいたま国際マラソン」
に参加してきました
「国際」と名が付くマラソンに出てみたいと思い、酔った勢いでついつい申し込んでしまいました。
マラソンのエントリーは、インターネットで簡単に出来てしまいます。
この大会、女子にとっては東京オリンピックの選考にも関わるようでテレビ中継もあったのですが、一般のランナーにはあまり人気が無いようで、抽選ではなく先着順で出場することが出来ました。
前日に高速バスで東京(池袋)へ。
都会の人込みに「おのぼりさん」状態
知らないお姉さんに乗るべき電車(赤羽で乗り換えて京浜東北線)を教えてもらい、無事、蕨市内のホテルに到着しました
翌朝、珍しく朝から空腹感が 調子が良いのでしょうか。
今回で5回目のフルマラソンとなります
これまでのタイムは、6時間57分→6時間26分→
5時間25分→5時間37分ときています。
5時間台前半か、あわよくば4時間台、を目指していました。
会場は、さいたまスーパーアリーナ。
今回も最後尾から出発するつもりなので、時間まで上の階の客席でのんびりしてました。写真の通り、なかなか壮観な眺めでした
結果は、スタートからなんと36㎞程も走り続け、4時間58分9秒と言う素晴らしいタイムでした
ついに4時間台に突入、「サブ5」です。
まさか、36kmも続けて走れるとは思いませんでした。
スタートラインを通過するまでに23分も掛かっていますので、ネットタイム(実際に走った時間)は4時間35分でした。
終了後、会場にはあの「川内優輝」選手と写真を撮ろうコーナーがあり、せっかく金沢から参加したからには、と順番を待ちました。
図々しくも、肩を組んで撮ってもらって良いですか、と尋ねると、快く応じてくれました。
良い思い出となりました。ありがとうございます
ビールを飲んで一人で乾杯、初めての北陸新幹線に乗り、帰宅しました。
2018年12月10日
【3巡目-326】 37番岩本寺から、佐賀、大方、土佐入野駅まで 〈その4〉[2017年5月3日]
歩きの道を下ると、国道トンネルの出口の真上を横断する。
トンネルから出て来る車を真上から見下ろす形となり、大変面白い。
そのトンネル脇に降りるが、すぐにまた歩きの道となる。
写真の市野瀬遍路橋を渡る。お遍路さんの有志がお金を出し合って作られた橋、ということになるのだろうか。
歩きの道が続くが、道幅のある場所もあり、国道の旧道だった道を利用した区間があるのかも知れない。
森の中を歩いて、西尾自動車の所へと降りて来た。
新しい遍路小屋が出来ていると聞いていたが、見当たらない。簡易トイレだけが、ポツンとあった。
前回も腰を下ろさせてもらった、お墓の縁で休ませてもらい、腹ごしらえをする。ここは眺めもいいし、気持ちが良い。
イケメンの外人さんもやって来て、挨拶をすると、ハ~イと言って通過していった。
鉄骨の階段を下りて行くが、その後姿が見えなくなった。おかしいなあ、と思っていたら、何か建物の屋根が見えている。
よく見てみると、新しい休憩所が死角となっている場所に出来ていた。
トンネルから出て来る車を真上から見下ろす形となり、大変面白い。
そのトンネル脇に降りるが、すぐにまた歩きの道となる。
写真の市野瀬遍路橋を渡る。お遍路さんの有志がお金を出し合って作られた橋、ということになるのだろうか。
歩きの道が続くが、道幅のある場所もあり、国道の旧道だった道を利用した区間があるのかも知れない。
森の中を歩いて、西尾自動車の所へと降りて来た。
新しい遍路小屋が出来ていると聞いていたが、見当たらない。簡易トイレだけが、ポツンとあった。
前回も腰を下ろさせてもらった、お墓の縁で休ませてもらい、腹ごしらえをする。ここは眺めもいいし、気持ちが良い。
イケメンの外人さんもやって来て、挨拶をすると、ハ~イと言って通過していった。
鉄骨の階段を下りて行くが、その後姿が見えなくなった。おかしいなあ、と思っていたら、何か建物の屋根が見えている。
よく見てみると、新しい休憩所が死角となっている場所に出来ていた。
2018年12月07日
【3巡目-325】 37番岩本寺から、佐賀、大方、土佐入野駅まで 〈その3〉[2017年5月3日]
ローソンを出発する。先程のトイレの中学生が、こちらをしっかり見て挨拶をし、自転車を走らせていった。なかなか礼儀正しい、良い子だった。
いずれは甲子園に出てくれないかなあ、と思ったりもする。
郊外の方まで来ると、高台に窪川運動場というのが見えてきた。ここで練習試合でもあるのだろう。
国道には、朝早くからたくさんの車が走っている。
今日は、GW後半の初日である。これから、ますます車は増えていくことだろう。
左手にお大師さんの像や遍路札が見えてくると、一旦国道から離れ、細い道の方へと入る。その先、ゴミ処理場となり、お遍路さんに限って敷地内を入って通過出来る事になっている。「お偏路さん」、となっている看板の字の間違いが気になってしまう。
5年前に通った時とは様相が変わっており、その頃には既に廃工場のようになっていて、室内を窺ったりしていたのだが、きれいに更地となってしまっていた。
ここからは歩きの道となり、標高を下げていくことになる。佐賀温泉辺りに泊まったのだろうか、早速逆打ちの方とすれ違う。
もう少し進むと、お遍路さんが何か作業をしている様子。歩きながら、遍路道にある木の枝などを取り除いてくれているようだった。
感謝の言葉を伝えなければならなかったのだが、何してるんですか、と変な聞き方をしてしまった。もう少し状況を把握してから声を掛けなければならなかった、と反省している。
いずれは甲子園に出てくれないかなあ、と思ったりもする。
郊外の方まで来ると、高台に窪川運動場というのが見えてきた。ここで練習試合でもあるのだろう。
国道には、朝早くからたくさんの車が走っている。
今日は、GW後半の初日である。これから、ますます車は増えていくことだろう。
左手にお大師さんの像や遍路札が見えてくると、一旦国道から離れ、細い道の方へと入る。その先、ゴミ処理場となり、お遍路さんに限って敷地内を入って通過出来る事になっている。「お偏路さん」、となっている看板の字の間違いが気になってしまう。
5年前に通った時とは様相が変わっており、その頃には既に廃工場のようになっていて、室内を窺ったりしていたのだが、きれいに更地となってしまっていた。
ここからは歩きの道となり、標高を下げていくことになる。佐賀温泉辺りに泊まったのだろうか、早速逆打ちの方とすれ違う。
もう少し進むと、お遍路さんが何か作業をしている様子。歩きながら、遍路道にある木の枝などを取り除いてくれているようだった。
感謝の言葉を伝えなければならなかったのだが、何してるんですか、と変な聞き方をしてしまった。もう少し状況を把握してから声を掛けなければならなかった、と反省している。
2018年12月04日
【3巡目-324】 37番岩本寺から、佐賀、大方、土佐入野駅まで 〈その2〉[2017年5月3日]
午前6時過ぎで、窪川の街はまだ静かである。
大きな水車と、明治時代の道しるべがある場所までやって来ると、国道56号線と合流する。
すぐに、「西の家」という、へんろ地図には掲載されていない宿があった。歩き遍路が泊まっても大丈夫なのだろうか。
喫茶が併設しており、自家製野菜、などの文字もあり、なかなか良さげである。
程なくしてローソンがあったので、ここで今日の朝食などを仕入れることにする。
これまでは必ず朝食を摂ってから歩いていたのだが、朝食抜きで歩き始めたらどうなるかを実験中である。
朝6時過ぎにも関わらず、中学生と親だろうか、次々とお客さんがやって来ていて、大賑わいである。
昨日、(37)岩本寺で見掛けた、イケメンの外人さんもいたので挨拶をする。片言の返事が返ってきた。
おにぎりやサンドイッチ、ゆで卵にお菓子などを買い込む。
やはりと言おうか、お腹の調子が今一つなので、念のためにトイレもお借りする。
トイレから出ると、野球部の少年がドア前で待ち構えていた。ゴメンゴメンと謝る。すぐにでもトイレに入りたかっただろうに、おじさんのせいで待たされて、際どい所だったのだろう。
店を出ると、イケメンの外人さんが、入口横でスパゲッティを食べていた。なかなか大胆である。
大きな水車と、明治時代の道しるべがある場所までやって来ると、国道56号線と合流する。
すぐに、「西の家」という、へんろ地図には掲載されていない宿があった。歩き遍路が泊まっても大丈夫なのだろうか。
喫茶が併設しており、自家製野菜、などの文字もあり、なかなか良さげである。
程なくしてローソンがあったので、ここで今日の朝食などを仕入れることにする。
これまでは必ず朝食を摂ってから歩いていたのだが、朝食抜きで歩き始めたらどうなるかを実験中である。
朝6時過ぎにも関わらず、中学生と親だろうか、次々とお客さんがやって来ていて、大賑わいである。
昨日、(37)岩本寺で見掛けた、イケメンの外人さんもいたので挨拶をする。片言の返事が返ってきた。
おにぎりやサンドイッチ、ゆで卵にお菓子などを買い込む。
やはりと言おうか、お腹の調子が今一つなので、念のためにトイレもお借りする。
トイレから出ると、野球部の少年がドア前で待ち構えていた。ゴメンゴメンと謝る。すぐにでもトイレに入りたかっただろうに、おじさんのせいで待たされて、際どい所だったのだろう。
店を出ると、イケメンの外人さんが、入口横でスパゲッティを食べていた。なかなか大胆である。
2018年12月01日
【3巡目-323】 37番岩本寺から、佐賀、大方、土佐入野駅まで 〈その1〉[2017年5月3日]
道の駅「あぐり窪川」で車中泊をし、早くに目が覚めたので、早々に出発する。
(37)岩本寺近辺の駐車場として、地元の方から昨日、近くの廃業したスーパーなら一日くらい車を止めても大丈夫、との情報を得ていたので、そこに駐車させてもらった。
6分歩いて、(37)岩本寺に到着した。まだ午前6時前である。
門前で、昨日の韓国の方に出会った。昨夜は、岩本寺の通夜堂に泊まった、との事だった。歩きが速そうなので、今日はもう会うことは無いだろう。内に闘志を秘めている、といった感じで、印象に残る方だった。
その後、別の方のブログの動画の中に登場されているのを発見、無事に(88)大窪寺まで歩き、結願されたようである。
昨日、岩本寺での納経は終えているので、手だけでも合わせていこうかと境内に入ると、見覚えのあるお顔が。
昨年のGWに、「ふれあいの里さかもと」で同泊した方だった。
色々あった(怒られた)のでこちらははっきりと記憶していたが、向こうは覚えていなかった。宿で起こった出来事をお話すると、理解されたようだった。
歩き遍路さんではあるが公共交通機関も使うようで、これから土佐くろしお鉄道に乗り、(38)金剛福寺を目指すそうで、昨日まで、石川県からのお遍路さんと歩いていた、との事だった。未だに、同郷のお遍路さんとの出会いは無い。握手をしてお別れする。
今回の遍路旅、最終日の歩きを始める。
(37)岩本寺近辺の駐車場として、地元の方から昨日、近くの廃業したスーパーなら一日くらい車を止めても大丈夫、との情報を得ていたので、そこに駐車させてもらった。
6分歩いて、(37)岩本寺に到着した。まだ午前6時前である。
門前で、昨日の韓国の方に出会った。昨夜は、岩本寺の通夜堂に泊まった、との事だった。歩きが速そうなので、今日はもう会うことは無いだろう。内に闘志を秘めている、といった感じで、印象に残る方だった。
その後、別の方のブログの動画の中に登場されているのを発見、無事に(88)大窪寺まで歩き、結願されたようである。
昨日、岩本寺での納経は終えているので、手だけでも合わせていこうかと境内に入ると、見覚えのあるお顔が。
昨年のGWに、「ふれあいの里さかもと」で同泊した方だった。
色々あった(怒られた)のでこちらははっきりと記憶していたが、向こうは覚えていなかった。宿で起こった出来事をお話すると、理解されたようだった。
歩き遍路さんではあるが公共交通機関も使うようで、これから土佐くろしお鉄道に乗り、(38)金剛福寺を目指すそうで、昨日まで、石川県からのお遍路さんと歩いていた、との事だった。未だに、同郷のお遍路さんとの出会いは無い。握手をしてお別れする。
今回の遍路旅、最終日の歩きを始める。