2019年05月31日

【3巡目-382】 足摺岬から(西岸経由)、中浜、土佐清水へ② 〈その9〉[2017年7月16日]

真新しいコンクリートの坂道を進む。お墓などもあるので、地元の方のために道を補修しているのだろう。

ちょっとした坂道に息が続かなくなり、途中で腰を下ろす。
三日目にして、熱中症がやって来たようである。
真夏の上り道はやはり厳しい。風も吹かないので、汗が噴き出してくる。

前方から地元の方が歩いて下りて来た。峠の方が涼しいだろう、との事。もう少しで頂上なのだろうか。一気に上がる元気が無い。
そう言えばこの辺りに、へんろ道保存協力会の立札があり、分岐があったはずだが無くなっていた。

頂上の車道まで上がって来る。

遍路道は、車道を少し足摺岬方面へと戻ってから、森の中へと入る。その分岐には遍路シールが何枚か貼ってあるが、方向がバラバラで、矢印の部分だけ剥がして、岬方面に向けてあったりしている。

順打ちだったら、ここで左へと入らなければならないのだが、なぜ真っ直ぐになっているのか、誰かがいたずらしたのか、それとも他に理由があるのか、と随分と悩んでしまった。

勝手に直していいものか、と散々迷った挙句、とりあえず、剥がされたものだけ元の方向に戻しておいた。  


Posted by こいったん at 00:06Comments(0)お遍路 第三拝(高知)