2018年12月18日

【3巡目-328】 37番岩本寺から、佐賀、大方、土佐入野駅まで 〈その6〉[2017年5月3日]

遍路道には指定されていないルートだが、分岐地点に真新しい看板があり、「2010年四国遍路みちぞい物語」と銘打って、周辺の地図と史跡の案内文があった。

へんろ地図には載っていない道を少し進むと、拳ノ川の集落となる。谷間に民家が点在し、のどかな光景である。

自販機が一台だけあったので、買いはしなかったが軽く一休みする。田舎道で、GWで帰省してきたのだろうか、ちょうど子供を連れた夫婦とすれ違い、挨拶を交わす。

小学校があり、少し様子を見てみると、まだ現役のようであった。統廃合が進んでいる中、よく生き残っているなあ、と感心する。

佐賀温泉の後ろ姿が対岸から見えるようになる。この先は前回歩いているので、橋を渡り国道へと戻ることにした。

後で分かったのだが、温泉には気軽に入れそうなレストランも営業していたようである。昼食に立ち寄ればよかったか。

国道56号線に出ると、先程までのんびりと歩いていたのが嘘のように、車がひっきりなしに行き交うようになった。時折走り去る、ダンプによる風圧も凄かった。  


Posted by こいったん at 00:06Comments(0)お遍路 第三拝(高知)