2025年03月11日

20年が経ちました

こんばんは。

本日で、初めて歩き遍路を決行してから、ちょうど20年となりました59

20年が経ちました2005年3月10日に車で金沢を出発。
明石海峡大橋からの夜景に感動しながら、初めて四国へと上陸しましたicon17

ポカリスエットの大きな看板に迎えられて鳴門に到着。本屋さんに入って四国遍路に関する本を購入しました。それがこちらです。

左の冊子の方は、宿の宿泊料が全部載っていて、随分と参考になりました。

翌日、3月11日は(1)霊山寺に移動。
遍路用品を購入しなければならないのですが、何が必要なのかチンプンカンプンでした。

20年が経ちました歩き始めてすぐ、(2)極楽寺でベテラン風のお遍路、兵庫県尼崎のWさんに声を掛けられました。

何度か通し打ちをされたそうで、今日の宿は?と聞かれ、何も考えていなかったことに気が付きました8

一見、流浪人のような風貌の方でしたが、話を聞いてみると、大手企業に勤めていたそうで、英語ペラペラ、という事でした11

(6)安楽寺の宿坊がお薦め、との事で電話をしてみると、無事に予約が取れました。

当時の定年は60才でしたから、60代前半くらいの方だったでしょうか。

今はもう、ヨボヨボなおじいちゃんになってしまっているのでしょうか(笑)

(3)金泉寺まで一緒に歩いたのですが、遍路シールが電柱などに貼ってあることなど、教えてもらいました。
今では当たり前の事も、当時は本当に、何にも知りませんでした。

その後も、この方の後を追っかけて、ひざを痛めながらも歩き続けました。


20年が経ちました(12)焼山寺の後、「植村旅館」で一緒になった、福岡のご夫婦も元気にしているかなあ。

60才という事でしたが若々しく、お子さんは確か自分と同じくらいの年だったかと。
自分も、その60に近付きつつありますicon108


とにかく、遍路衣装で街中を歩いていても、誰も何も思わない文化がまだ日本にあったのか、と驚いたものです11

地元で同じ格好で歩いていたら、おかしい人と思われてしまいます(笑)

何もかもが新鮮で驚くことばかり、この原体験が未だに歩き続けている理由でしょう。


タグ :歩き遍路

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