2024年09月22日

【4巡目-116】 20番鶴林寺 [2023年2月20日-その4]

午前8時半過ぎ、(20)鶴林寺に到着した。

麓の「みかんの宿」を出てから、1時間数分だった。

鶴林寺の境内に到着すると、まるで(21)太龍寺のように整然としていた。こんなだったかなあ。

このお寺の印象と言えば、自販機が無いので、水分の補給に困る事だろうか。

昨晩泊まらせてもらった「みかんの宿」の女将さんが、ここで働いていた事があるそうだ。

自販機を設置しては、と進言したこともあったそうだが、今回も見当たらなかった。

特に暑い時期などは、歩き遍路にとっては大問題なので、事前の準備が必要だろう。

参拝を終え一休みしていると、もう一人、歩き遍路の方が到着し、ベンチでへばっていた。

後で分かったのだが、この方も、今晩「山茶花」で同宿される方の一人である。  


Posted by こいったん at 00:02Comments(0)お遍路 第四拝(徳島)

2024年09月17日

【4巡目-115】 20番鶴林寺へ② [2023年2月20日-その3]

水吞大師までやって来た。

先程、話に聞いていた元気な女性二人組だろうか、他に男性の方も共に一休みしていた。

こちらはまだ疲れも無く、挨拶だけして、そのまま通過した。


最近マスターした、心拍数を上げないように、わざとテンポをゆっくりとしながら、上り道を(20)鶴林寺へと向かう。

途中まで、先程の女性二人組の方のお一人の方が後ろを付いてきていた。

何で一人だけ、と思ったが、後で宿での食事の時に話を聞いた所、お二人は泊る宿は同じにしているが、歩く時はそれぞれのペースで歩いている、との事だった。

山道を進み、綺麗なトイレがある駐車場のようなスペースに到達した。

汗はたくさんかいたが、息が上がることも無く、ノンストップで歩けたのが嬉しい。
やはり、心拍数は大事なようである。

(20)鶴林寺は四回目なのだが、こんなシチュエーションだったかなあ、と全く記憶に無かった。  


Posted by こいったん at 00:03Comments(0)お遍路 第四拝(徳島)

2024年09月12日

【4巡目-114】 20番鶴林寺へ① [2023年2月20日-その2]

午前7時半ちょっと前に、「みかんの宿」を出発した。

(20)鶴林寺に向かって、前回は慈眼寺や「ふれあいの里さかもと」方面寄りの、「棚野」と言う集落からの道を上がっている。

こちらのスタンダードな遍路道は12年振り、という事になる。

集落を抜け、山道に差し掛かると、昨日見掛けた大きなリュックを背負ったお遍路さんが、かなりゆっくりペースで歩いていた。

昨晩はやはり、道の駅のヘンロ小屋で泊まっていたそうである。

二人組の元気な女性が抜かしていったよ、と話していた。この二人組が、「山茶花」で同泊することになる方々である。

立派な石垣の風情ある小道になると、今度は「みかんの宿」で一緒だった青年が、あっという間に追い越していった。

頭陀袋と手に荷物を持つ軽装ではあるが、坂道をまるで平坦路のように軽やかに上がって行った。

同じやせ型なのだが、こちらは一歩一歩ノシノシと進んでいると言うか、身体の重みが違っており、かなりショックだった。  


Posted by こいったん at 00:04Comments(0)お遍路 第四拝(徳島)

2024年09月07日

【4巡目-113】 みかんの宿④ [2023年2月20日-その1]

朝食は6時半でお願いした。

夕食で一緒だった神奈川の方は、ゆっくりするという事で、昨日遅れて到着し、顔を合わせていない方との朝食となった。

まだ25才の青年で、出身は広島県だが、仕事の関係で長尾寺のある長尾に住んでおり、公共交通機関を利用しながら周っており、今日歩いて帰る、との事だった。

この方から、(12)焼山寺へのバスが廃止になる、と教えてもらった。

本日の宿泊客は3名で、二人組のお遍路さんの予約があったが断った、と話していた。
このお二人とは、今日の宿「山茶花」で同泊することになる。

相部屋にはしなさそうだったから、宿の定員は三部屋分、と言う事になるのだろうか。

「みかんの宿」でも、徳島旅行割が使え、宿代が2割引き、2000円分のクーポンを発行してくれた。

今日の日程でクーポンが使える場所は、遍路道からちょっとだけ外れた、「道の駅わじき」のみである。

2000円、タダで使えるとなるなら、必ず立ち寄らなければ。  


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2024年09月02日

【4巡目-112】 みかんの宿③ [2023年2月19日-その21]

女将さんや娘さんの話を聞きながらの楽しい夕食となった。

色々なお客さんがいらっしゃるようで、満員です、と断ってもやって来る外国人お遍路さんもいるそう。我々には無い逞しさではある。

対応が大変そうであるが、それを楽しんでいる様子でした。

また、昨日泊ったお遍路さんは、この場所から二日は掛かる(23)薬王寺(大体40km)へと向かったそうで、無事に到着した、と連絡があった、など色々な話を聞かせてくれました。

女将さんは地元の方だそうだが、関西弁バリバリで、上沼恵美子に似ているなあ、という印象。

娘さんは逆に、穏やかにお話しされる方で、ロッジ尾崎のお姉さん風でした。

部屋にはお茶やコーヒーセット、茶菓があり、気遣いが素晴らしく、その上、洗濯もお接待でしてくれるなど、至れり尽くせりでした。


みかんの宿:一泊二食 7000円  〈1F 8畳〉
      ※洗濯・乾燥、お接待でして頂く。自販機なし。浴衣・コーヒーセットあり。缶ビール400円。
        朝食は希望する時間だったか?
        宿泊客:歩き遍路3人  


Posted by こいったん at 00:06Comments(0)お遍路 第四拝(徳島)