2022年12月22日
とびしまウルトラマラニック 2022 [2022年12月11日](後編)

御手洗(みたらい)という、街並み保存地区があり、ここは景観を楽しみながら歩いて下さい、との事でした。
小さな島でも、このような場所があるのですね。

ここでは、カキフライのパンが出ました。
この辺りから、下り坂では膝が痛くなりだしました。
いつもだったら、脚は動くが息が続かない状態ですが、今回はちょっと違います。

走っていると、陸地がいっぱい見えて、どれが島か本土か、全く分かりませんでした。
後で地図を見返してみると、遍路道沿いにある、今治の太陽石油のタンク類が見えていたかも知れません。

みかんがのっかっています。
エイドで10分以上は休憩していますので、制限時間がドンドン迫ってきます。

既に、辺りは真っ暗です。暗闇の中、一人黙々と走り続けます。
何と、95km地点まで、平坦路や下りは走り続けることが出来ました。
ほとんど早歩きのようなペースではありますが、大きな自信となりました。

係の方から、制限時間に間に合うかどうか、と言われ、猛ダッシュです。
不思議なことに、この時だけ、脚の痛みが全く消えました。アドレナリンとか出ているのでしょうか。

「15時間59分49秒」でゴールしました。
注目を浴びていた「一本歯下駄ランナー」さんをゴール手前で追い抜いて、ブービー賞です。
危うくリタイヤになってしまう所で、ヒヤヒヤでした。
完走率は81.4%、との事でした。
ちなみに、当日の歩数は、133896歩と凄い数字が出ました。
ゴール後の余韻をじっくりと楽しみたい所でしたが、時期は真冬。あまりの寒さに早々に車に戻って、暖房全開。
東広島のスーパー銭湯に立ち寄ってから、高速道路に乗り、この日も車中泊。
仮眠を繰り返しながら、金沢へと帰って来ました

良い思い出となる大会でした
