2017年01月27日
【3巡目-136】 別格3番慈眼寺、20番鶴林寺、かも道、21番太龍寺麓まで 〈その13〉[2016年5月8日]
あとはゆっくりと参拝し、麓の阿瀬比からバスに乗って徳島市内へと戻る予定である。
本堂を参拝し、大師堂の前に来た瞬間、頭陀袋のひもがブチッと切れて、驚いてしまった。
11年間使っていたものだから、もう色は煤けて古くなっていたが、汗をかいてひもが濡れて弱くなってしまっていたのだろう。
よりによって、弘法大師と縁の深い太龍寺の、それも大師堂でひもが切れてしまい、何か悪いことが起こる予兆かとも思ったが、逆に良いことがあるのかも知れないし、逆にここで切れてしまったことも、お大師様とのご縁が出来たような気もした。
陽気な方で、ロープウェイは使わずに少し下の駐車場から来たが、その道のりがきつかったことを語っていた。51才、との事である。少し癒された。
夕方の5時を過ぎてから(21)太龍寺を出発した。
太龍寺からは、最近復元された、「いわや道」や「平等寺道」があり、そちらを歩いてもよかったのだが、11年前に歩いた、懐かしい車道を進む。
急な下り道が続く。ここを上ってくるとは、先ほどの方はさぞつらかったことだろう。
駐車場にはエンジンが掛かった車が止まっていたので、お連れさんかも知れない。
Posted by こいったん at 22:36│Comments(0)
│お遍路 第三拝(徳島)