2016年06月07日

【3巡目-83】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その2〉[2015年8月17日]


(13)大日寺に参拝する。
何人かの僧侶が、お寺の人にあいさつしながら、社務所へと入って行く。何か行事があるのだろう。
それ以外に人の姿は無く、貸切の境内であった。

休憩せず、すぐに出発する。
再び宿の前を通過すると、のどかな遍路道となった。
どんよりとした空模様で、今日もあまり暑くない。
この夏は、前半は猛暑だったが、お盆辺りから一気に涼しくなり、メリハリのある夏だった。

遍路シールに従ってジグザグと進み、一の宮橋の袂に到着した。橋は高い位置に架かっているが、まるで、お遍路さんのためのようにスロープが伸びている。

朝のラッシュに差し掛かり、橋の上には、多くの車が行き交っていた。

この、一の宮橋を渡り終えた場所にある公衆電話は、10年前の一巡目の時、歩き遍路にすっかりハマってしまい、ここから電話して、休暇の延期を恐る恐るお願いした、懐かしい公衆電話である。

当時はまだ、携帯電話を持っていなかった。
減りつつある電話ボックスだが、今だ生き残っていた。

また、4年前の二巡目の時に、道中知り合ったお遍路さんとお別れした、懐かしい場所でもある。
http://masaushi3975.kitemi.net/e52161.html今も元気に過ごしていらっしゃるだろうか。  


Posted by こいったん at 20:04Comments(0)お遍路 第三拝(徳島)