2019年08月14日

【3巡目-414】 宿毛駅から、海岸廻り、40番観自在寺まで [2017年8月26日]〈その5〉

県境付近に水産会社がある。その後は全く人の気配が無い道と想像していたが、民家が1~2軒、忘れた頃に現れる道となる。

道幅は思ったより広く、1.5車線程はあった。少しずつではあるが、拡幅工事もしているようである。ほとんど車は通らないので、海を眺めながら安心して歩く事が出来る。

寂しい道をテクテク歩いていると、犬の散歩をしていた地元の方と出会った。
この道を歩いているお遍路さんは珍しいと言う。
珍しい、という事は、少なからずいるのだろうか。実際にこの道を歩く人を見たことがあるのか、聞いてみればよかった。

工事で片側交互通行区間があり、警備の方に、近くに自販機はないか、尋ねてみる。

たまたま話を聞いていた作業員の方が、車で20分程行ったらあるかなあ、との事だった。歩いたら2~3時間だろうか。
実際に、この場所から3時間弱後だった。

対岸の大月方面になるのだろう、遠くの山には、風力発電の風車が並んでいる。海では何かを養殖しているのか、ブイが浮いていた。

1時間以上歩き続けて、道が広くなっている場所に荷物を広げて休憩した。10分程休んだが、車は一台も通らなかった。  


Posted by こいったん at 00:05Comments(0)お遍路 第三拝(愛媛)