2018年04月18日
【3巡目-259】 禅師峰寺麓から、33番雪蹊寺、34番種間寺、土佐市高岡町まで 〈その10〉[2017年4月29日]
新川川にぶつかり、川沿いの道を進み、写真の場所となる橋の袂で通常の遍路道と合流した。
用水に沿った道となる。サンダルの靴底が剝がれてから、何かヒモが落ちてないかと、道端を探しながら歩いていた。
ヒモなど、そこら辺に落ちていそうなものだが、いざ探してみると、なかなか見付からなかった。
そこにようやく、用水の底に麻の細い縄が沈んでいるのが見付かった。金剛杖で引き上げる。
ちょうど、お遍路さん休憩所があったので、そこでサンダルの補修をすることにした。
以前には無かった休憩所で、テーブルや椅子、地面のコンクリートなど、まだ新しさが残っていた。屋根も付いていたので、雨の日でも腰を下ろして休めそうである。
「ゆっくり春野の空を見上げてみて下さい。もしかしたら何かを見つけることができるかも知れません」とある。そう言われてみれば、歩いている最中に空を見上げることは、意外と少ない。
その少し先には、以前からある、藤棚の下の、自販機のあるベンチも健在だった。ちょうど、藤の花が見頃となっていた。
(33)雪蹊寺から(34)種間寺まで、一休み出来そうなのは、この二ヶ所だけだろうか。
Posted by こいったん at 23:55│Comments(0)
│お遍路 第三拝(高知)