2013年03月07日

【216】歩き遍路26日目〈その7〉[2012年4月15日]

サンクスを出て、津島大橋の手前を右折して、旧津島町岩松地区へと入る。
狭い通りに商店が並んでいる。予約が取れなかった三好旅館もある。「てんやわんや」の文字が書かれた看板をよく見かける。この辺りの住民グループのようで、遍路道の整備にも取り組んでくれているようだ。

町内のトイレがある休憩所で一休みする。今日は、朝食の時以来、愛媛のSさんに会っていない。休憩しながら、Sさんが来ないかなーと待っていたのだが、姿は見えなかった。最後のお別れの挨拶をしたかったのだが、仕方ない。

ここを出てからは、一人旅となった。宇和島まで行く人は、もっと早くに通り過ぎているだろう。時間は2時半過ぎ、あと15㎞くらいある。

到着は夜7時過ぎになりそうである。今日はホテル泊まりなので時間は気にしなくてもいいが、あまり遅すぎるのも何なので、適当な所でバスに乗ることも考えている。
この辺りは結構バスの本数が多い。翌日、その場所まで戻って歩くのもいいだろう。

町外れに、野井坂(へんろ道)↗岩松の町並み↘という真新しい看板があった。野井坂のへんろ道といえば、復元に向けて整備している話は聞いていたが、通れるようになったのだろうか。
その看板が、手作りのものではなく、市や県が作ったような看板だったのは、自治体も遍路道の復元に積極的に関わってくれているからに違いない。  


Posted by こいったん at 20:15Comments(2)お遍路 第二拝(愛媛)