2018年01月16日
【3巡目-230】 夜須から、28番大日寺、30番善楽寺、高知市内まで 〈その6〉[2017年2月19日]
(28)大日寺を出発する。
石段を下り、平地部分に出て、新興住宅地から昔からの集落の狭い路地を抜ける。
手作りの遍路札がよく見られた。
住宅が途切れると、田園風景が広がるようになる。県道を進み、「超カーブ」を過ぎると、大河と呼んでもよい、物部川の長い橋を渡る。
橋を渡ると、農村地帯となり、ビニールハウスが多く見られる。お墓が多いが、名もなき遍路の墓も交じっているのだろう。この辺りは、農道が遍路道となっている。
大日寺から歩き続けて1時間程で、「松本大師堂」が見えてきた。
ちょうど良い場所にある、休憩スポットである。
大師堂に到着すると、先程、大日寺で見掛けた歩き遍路さんが休んでいた。
ここまで姿が見えなかったので、てっきり逆打ちだろうと思っていた。
長野県の松本から来られたそうである。
初めての遍路旅、1番霊山寺から友人と歩き始め、数日前にその方は帰宅し、予定を延長して一人で歩いている、との事で、明後日には終えるそうである。
一昨日は、(27)神峯寺麓の「浜吉屋」に泊まったらしく、へんろ地図に掲載されなくなっていたが、営業は続けているようである。
Posted by こいったん at 23:53│Comments(0)
│お遍路 第三拝(高知)