2018年04月12日
【3巡目-257】 禅師峰寺麓から、33番雪蹊寺、34番種間寺、土佐市高岡町まで 〈その8〉[2017年4月29日]
新川に沿って進んで行くと、小山が見えてくる。
看板があり、長浜川の切り抜き、とある。野中兼三によって切り抜かれて川が作られたそうである。
よく分からなかったので帰宅してから調べてみると、この場所を切り抜いたことによって、これまで仁淀川流域の荷は太平洋を出て高知城下へ運ばれていたのだが、内陸の河川を通って運ぶことが出来るようになったそうである。
近道になったり大波の影響を受けなくなり、運びやすくなったのだろうか。
この部分だけ道幅が狭くなっていたが、道路の拡張が進んでいるようで、写真のような光景はもう見られなくなるかも知れない。トラクターで道幅いっぱいである。
県道を離れ、ビニールハウスの中を歩く。
先程追い抜いて行ったお遍路さんは、ずっと前を歩いていた。
突き当りのこども園前を左へ。山裾の両側に、自動車修理工場と販売店がポツンとある一角である。
その少し手前で事件は起こった。
履いていたサンダルの底が、突然ぱっくりめくれてしまった。
これでは歩くことが出来ない。何年も車に乗せっぱなしにしているので、暑さなどで剥がれてしまったのだろう。
道端の草原に入り、どうしようかと考える。
Posted by こいったん at 23:53│Comments(0)
│お遍路 第三拝(高知)