2024年11月20日

【4巡目-124】 舎心ヶ嶽② [2023年2月20日-その12]

舎心ヶ嶽からは、(21)太龍寺のロープウェイ駅は勿論、遠くに見えるのは徳島市街だろうか。

瀬戸内海になるのか太平洋になるのか、海まで見渡す事が出来た。

ただ、物凄い強風で、お大師さんの後ろまでは行けるのだが、高い所がちょっと怖いのもあって前側に回るのは勇気がいった。

銅像にしがみつきながら一周するのが精一杯である。

コンコンしてみると、銅像の中は空洞のようだった。

お大師さんの後ろ側には、人ひとり、ちょっと一休み出来そうなスペースがある。



ここで、「みかんの宿」で持たせてくれた、お接待の昼食を頂くことにした。

こんなに素晴らしい場所を独り占めし、おむすびをほおばるとは、何と贅沢な時間なのだろう、と感慨深かった。



  


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2024年11月17日

金沢マラソン 2024 [2024年10月27日]

少し時間が経ってしまいましたが、
10月27日(日)に行われた、
「金沢マラソン2024」に参加してきました。


あまり出場する気もなく、とりあえず申し込んだら、本年も見事当選icon22

10年目の記念大会でもあり、走らせてもらうことにしました。



金沢マラソンにはテーマソングなるものがあり、なかなか元気が出る曲です。何度も聞いて、気持ちを盛り上げていきましたicon113

コース紹介動画でずっと流れていますので、貼り付けておきます。

スタート会場には、金沢市出身の浜辺美波ちゃんがサプライズで登場icon06

紹介された時には、大盛り上がりでした。

スタート地点で手を振ってくれていたので、写真を撮るランナーで渋滞が発生してました8







で、肝心の結果ですが、昨年より約30分遅い、

「5時間47分51秒」となりました。

少々暑かったこともあるのですが、恐らく老化による体力の低下が原因と思われますicon103

このままでは不甲斐ないので、次に大会に出る時には、ランニングマシンで走ったり、ちょっと練習してみようか、と計画しています96
  


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2024年11月12日

【4巡目-123】 舎心ヶ嶽① [2023年2月20日-その11]

「舎心ヶ嶽」へと向かう。

「ここからはお大師様がお迎えにこられます 御宝号をお唱えしながら登りましょう」と、石碑がある。

神聖な場所に立ち入るようで、ちょっと緊張する。



10分程で「舎心ヶ嶽」に到着した。

御朱印を受ける方は納経所へ、と看板があった。
知っていたら書いてもらっていたのだが。

さて、ここからが本番である。
確かに、崖っぷちのお大師さんに向かって鎖が続いている。立入禁止ではないようだ。

岩をよじ登って、お大師さんの元へとたどり着くことが出来た。
ようやく念願達成である。

この日は好天だったこともあり、素晴らしい景色が広がっていた。


  


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2024年11月07日

【4巡目-122】 21番太龍寺から、「舎心ヶ嶽」へ [2023年2月20日-その10]

1時間程、(21)太龍寺にて時間を過ごす。

「舎心ヶ嶽」へと向かうので、ロープウェイ駅方面へと向かった。
すると、見覚えのある顔が。

「みかんの宿」で同泊した、公共交通機関を利用しながら区切りで回っている、広島県出身長尾在住の青年だ。

何でも、(20)鶴林寺を参拝した後、来た道を戻り、バスを乗り継いで、ロープウェイを利用し、太龍寺までやって来たそうである。

鶴林寺への山道で軽々と追い越していったから、あの脚力なら十分、太龍寺まで歩いて来れるはずなのだが。驚いてしまった。
公共交通機関を利用しながら周っているので、との事だった。

さて、ここからが本日のメインイベントである。

舎心ヶ嶽の崖っぷちにお大師さんの銅像がある。

勿論、存在は知っていたのだが、すぐ間近まで岩石を伝って行けるようで、その事は知らなかった。

ぜひとも行ってみよう、と思っている。

これが、実際にその時の写真である。  


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2024年11月02日

【4巡目-121】 21番太龍寺 [2023年2月20日-その9]

(21)太龍寺での参拝を終え、納経所へ向かう。

納経書きの方が、この時間にここにいるのは優秀、自信を持って、と言ってくれた。

早ければ良い訳では無いのだが、やはり褒められると嬉しいものである。

ベンチでゆっくり休んでいると、(20)鶴林寺でも一緒だった女性二人組が到着した。
自分が着いてから1時間近く後のことになるから、この時点ではやはり、早いペースだったのだろう。

ただ、この後ゆっくりし過ぎて、(22)平等寺の納経には間に合わないことになる。

お二人に今日の宿を聞くと、同じ「山茶花」だった。

天井の龍の絵はどこにある?、とか、ここに荷物置いておいても大丈夫かね、などと賑やかだった。

奈良県から来られたそうで、昨晩は「ふれあいの宿さかもと」、その前の日は、「みかんの宿」と同じ、生名地区にある「もみじの里」に泊まったそうである。  


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2024年10月28日

【4巡目-120】 20番鶴林寺から、21番太龍寺へ④ [2023年2月20日-その8]

(21)太龍寺に向かって、険しい山の遍路道を進む。

見たことが無い遍路札も掛けられていた。
「伍」とは何だろうか。

次第に、目がムズムズしてきて、くしゃみが出るようになった。
ついに、花粉症の症状が出始めたようである。昨年も歩き遍路中に同じようになったが、今年も、である。

心拍数を上げない歩きのお陰で、今回も一休みすることもなく、ノンストップで上りきることが出来た。

無事、「かも道」との合流点に到達である。





ここからが最後の厳しい上りの車道となるが、午前11時半を少し回った頃、(21)太龍寺に到着となった。





  


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2024年10月24日

第15回 えちご・くびき野100kmマラソン(50km) [2024年10月13日]

10月13日(日)に新潟県で行われた、

「えちご・くびき野100kmマラソン」の50km部門に
に参加してきました。

100kmは制限時間が14時間と、完走は無理なので、50kmにしました。

制限時間は7時間半となっており、普通に走れば大丈夫なのですが、当日の予想最高気温が25℃と、熱中症にならないか不安です。

結局、予想通りの展開となってしまいました7



午前8時半に、上越市名立区を出発すると、沿道の住人の皆さんが、ランナー全員の名前が書かれた旗を振って応援してくれていました。


自分の名前の旗を見付けた場合には、受け取れるシステムです。

こんな面白い大会があるとは。

自分の名前を探しながら走っていると、地元のおばあちゃんが旗を持っていました。お礼を言い、受け取りました。




直江津地区に入ると、地元のお祭りでしょうか、山車の横を走り抜けます。

盛大に応援してもらい、気恥ずかしかったです。

どこを走っても、地元の方の応援が盛大でした。町内会単位で、動員されているようでした。

高田地区では城跡内や、雁木通りを走ったり、観光も兼ねて走れ(歩け)ました11


暑い中でのマラソン、救急車も何台か出動していたようです。

こちらも、走るとふくらはぎがピキピキとなり、脚が攣ります。
熱中症の症状が出始めたようです。

仕方なくウォーキング大会となってしまい、41.2km地点の関門で時間制限に引っ掛かってしまい、リタイアとなってしまいました7

暑いとは言え、50kmも走れないとは、と大ショックですicon103

ゴール地点まで搬送されると、完走したランナーたちが大声援で迎えられていました。

豚汁やおかゆを頂きながら見守りますが、虚しくなりますね。

次回こそは完走を、と思ったら、何と2年に一回しか開催されない大会、という事です。


名立の湯「ゆらら」で疲れた身体と心を癒し、節約のため高速には乗らず、国道8号を延々と走り、金沢へと帰って来ました。  


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2024年10月16日

【4巡目-119】 20番鶴林寺から、21番太龍寺へ③ [2023年2月20日-その7]

(21)太龍寺に向かって、道幅の狭い、簡易舗装の道が続いている。

一巡目だったか二巡目だったか、ここに軽トラがやって来てすれ違ったのだが、落石なんかもあって、今はもう車が走ることは難しそうである。

この先に廃屋などあったかと思うが、通う方もいなくなったのだろう。

「若杉山辰砂採掘遺跡」なる弥生時代の遺跡を過ぎ、渓流に沿った狭い道を進むと、歩きの道の入口があった。

周囲には、何軒かの廃屋や田畑の跡が残されており、やはり人が通っている雰囲気は無くなっていた。

廃村だろう。

ここからがキツイ上りとなることから、心してかかる。

一歩一歩、心拍数が上がらないよう、わざとゆっくりペースで進んで行く。




  
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2024年10月09日

【4巡目-118】 20番鶴林寺から、21番太龍寺へ② [2023年2月20日-その6]

(20)鶴林寺から、下り続けて丁度1時間、麓の車道まで降りて来た。

屋根付きの休憩所がある。
15年近く前のGWになるだろうか、歩き遍路で大賑わいだった休み場所である。

この日は、当然と言おうか、人の姿は見られなかった。この日、前後を歩いていたのは、5人程だろう。

水井橋まで来ると、この辺り唯一の自販機があった。

前回は「かも道」を歩いているから、久々の水井橋である。

高さがかなりあり、橋幅は狭く、風も強かったことから、かなり怖かった。車が来なくて助かった。

橋を渡ってから左に右にと、全然記憶と道順が違っていた。

ここにも新しい説明板がいくつもあり、これらを読み進めながら進んだ。



  


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2024年10月01日

【4巡目-117】 20番鶴林寺から、21番太龍寺へ① [2023年2月20日-その5]

午前9時過ぎに、(20)鶴林寺を出立する。

山門まで戻るのではなく、お寺の境内中程から、下る歩きの道がある。

前回だったか、「かも道」は迷いやすいから行かないように、との看板が立てられていた。

せっかくの復元された遍路道なのに、そんなものを設置するとは、と残念に思っていた。

今回は撤去されており、逆に、遍路道マップ、という新しい看板があり、「かも道」も掲載されており、一安心した。

(20)鶴林寺から、(21)太龍寺に向かって、遍路道に入る。

一旦、麓に降りてから、再び上がる形となるが、この下りがなかなか厄介だった。

下りがキツイことは重々承知だったのだが、鶴林寺への上りよりも、厳しい道のりで、脚がガクガクした。下手をすると膝を痛めそうである。

逆打ちの方に励まされて下って行く。

この先の「いわや道」でもそうだったが、所々、遍路石の横に新しい看板が立てられており、どんな文字が刻まれているのか、解説してくれているのが嬉しかった。  
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2024年09月22日

【4巡目-116】 20番鶴林寺 [2023年2月20日-その4]

午前8時半過ぎ、(20)鶴林寺に到着した。

麓の「みかんの宿」を出てから、1時間数分だった。

鶴林寺の境内に到着すると、まるで(21)太龍寺のように整然としていた。こんなだったかなあ。

このお寺の印象と言えば、自販機が無いので、水分の補給に困る事だろうか。

昨晩泊まらせてもらった「みかんの宿」の女将さんが、ここで働いていた事があるそうだ。

自販機を設置しては、と進言したこともあったそうだが、今回も見当たらなかった。

特に暑い時期などは、歩き遍路にとっては大問題なので、事前の準備が必要だろう。

参拝を終え一休みしていると、もう一人、歩き遍路の方が到着し、ベンチでへばっていた。

後で分かったのだが、この方も、今晩「山茶花」で同宿される方の一人である。  


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2024年09月17日

【4巡目-115】 20番鶴林寺へ② [2023年2月20日-その3]

水吞大師までやって来た。

先程、話に聞いていた元気な女性二人組だろうか、他に男性の方も共に一休みしていた。

こちらはまだ疲れも無く、挨拶だけして、そのまま通過した。


最近マスターした、心拍数を上げないように、わざとテンポをゆっくりとしながら、上り道を(20)鶴林寺へと向かう。

途中まで、先程の女性二人組の方のお一人の方が後ろを付いてきていた。

何で一人だけ、と思ったが、後で宿での食事の時に話を聞いた所、お二人は泊る宿は同じにしているが、歩く時はそれぞれのペースで歩いている、との事だった。

山道を進み、綺麗なトイレがある駐車場のようなスペースに到達した。

汗はたくさんかいたが、息が上がることも無く、ノンストップで歩けたのが嬉しい。
やはり、心拍数は大事なようである。

(20)鶴林寺は四回目なのだが、こんなシチュエーションだったかなあ、と全く記憶に無かった。  


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2024年09月12日

【4巡目-114】 20番鶴林寺へ① [2023年2月20日-その2]

午前7時半ちょっと前に、「みかんの宿」を出発した。

(20)鶴林寺に向かって、前回は慈眼寺や「ふれあいの里さかもと」方面寄りの、「棚野」と言う集落からの道を上がっている。

こちらのスタンダードな遍路道は12年振り、という事になる。

集落を抜け、山道に差し掛かると、昨日見掛けた大きなリュックを背負ったお遍路さんが、かなりゆっくりペースで歩いていた。

昨晩はやはり、道の駅のヘンロ小屋で泊まっていたそうである。

二人組の元気な女性が抜かしていったよ、と話していた。この二人組が、「山茶花」で同泊することになる方々である。

立派な石垣の風情ある小道になると、今度は「みかんの宿」で一緒だった青年が、あっという間に追い越していった。

頭陀袋と手に荷物を持つ軽装ではあるが、坂道をまるで平坦路のように軽やかに上がって行った。

同じやせ型なのだが、こちらは一歩一歩ノシノシと進んでいると言うか、身体の重みが違っており、かなりショックだった。  


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2024年09月07日

【4巡目-113】 みかんの宿④ [2023年2月20日-その1]

朝食は6時半でお願いした。

夕食で一緒だった神奈川の方は、ゆっくりするという事で、昨日遅れて到着し、顔を合わせていない方との朝食となった。

まだ25才の青年で、出身は広島県だが、仕事の関係で長尾寺のある長尾に住んでおり、公共交通機関を利用しながら周っており、今日歩いて帰る、との事だった。

この方から、(12)焼山寺へのバスが廃止になる、と教えてもらった。

本日の宿泊客は3名で、二人組のお遍路さんの予約があったが断った、と話していた。
このお二人とは、今日の宿「山茶花」で同泊することになる。

相部屋にはしなさそうだったから、宿の定員は三部屋分、と言う事になるのだろうか。

「みかんの宿」でも、徳島旅行割が使え、宿代が2割引き、2000円分のクーポンを発行してくれた。

今日の日程でクーポンが使える場所は、遍路道からちょっとだけ外れた、「道の駅わじき」のみである。

2000円、タダで使えるとなるなら、必ず立ち寄らなければ。  


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2024年09月02日

【4巡目-112】 みかんの宿③ [2023年2月19日-その21]

女将さんや娘さんの話を聞きながらの楽しい夕食となった。

色々なお客さんがいらっしゃるようで、満員です、と断ってもやって来る外国人お遍路さんもいるそう。我々には無い逞しさではある。

対応が大変そうであるが、それを楽しんでいる様子でした。

また、昨日泊ったお遍路さんは、この場所から二日は掛かる(23)薬王寺(大体40km)へと向かったそうで、無事に到着した、と連絡があった、など色々な話を聞かせてくれました。

女将さんは地元の方だそうだが、関西弁バリバリで、上沼恵美子に似ているなあ、という印象。

娘さんは逆に、穏やかにお話しされる方で、ロッジ尾崎のお姉さん風でした。

部屋にはお茶やコーヒーセット、茶菓があり、気遣いが素晴らしく、その上、洗濯もお接待でしてくれるなど、至れり尽くせりでした。


みかんの宿:一泊二食 7000円  〈1F 8畳〉
      ※洗濯・乾燥、お接待でして頂く。自販機なし。浴衣・コーヒーセットあり。缶ビール400円。
        朝食は希望する時間だったか?
        宿泊客:歩き遍路3人  


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2024年08月28日

【4巡目-111】 みかんの宿② [2023年2月19日-その20]

お気遣いも素晴らしく、予約の電話をした時に、翌日にお接待のおむすびを用意します、と言ってくれたお陰で、食料調達の心配をしなくて済み、助かりました。

最初は、三巡目にお世話になった、大きなお風呂があって、従業員の方も親切な「ふれあいの里さかもと」さんに泊まろうと考えていました。
「みかんの宿」の存在は知らなくて、偶々グーグルマップでこの宿を発見。

夕食の写真を見て、ボリュームがあってとても美味しそう。
食事の誘惑に負けて、こちらにお世話になることに。

この日の宿泊客は3人、一人は連泊という事で、通常とは少し違うメニューだったそうですが、大満足の夕食でした。

もう一人はバス利用で到着が遅れているそうで、連泊の神奈川の方と、女将さんとその娘さんとの食事となった。

神奈川の方は、ここ最近、旅行支援の割引を使って毎月のように歩きに来ており、何でも、2万円ちょっとで飛行機往復と宿一泊付きだそうである。

都会の方は、こういったお得なプランがあって羨ましい。

この日は、連泊して別格の慈眼寺へ行って来た、明日は(20)鶴林寺へ往復してから帰宅する、との事だった。  


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2024年08月23日

【4巡目-110】 みかんの宿① [2023年2月19日-その19]

今回泊まらせてもらう「みかんの宿」の場所は、「金子や」のある集落内にあることは分かっていたが、正確な位置が不明だった。

ウロウロしていると、地元の建設業の方が、そこ入って曲がって、と詳しく指示してくれた。

かわいい看板もありその通り進むと、ちょっと分かりにくい場所に本日の宿、「みかんの宿」があった。
普通の民家を利用した宿である。

女将さんの娘さんだろうか、丁寧で腰の低いお姉さんが、部屋へと案内してくれる。

飲み物を持ってきてくれるそうで、熱いものと冷たいものとどちら、と聞いてくれる。両方、お願いしてしまった。

おもてなしが素晴らしかった。

本日のコースタイム
民宿ちば7:33→7:44(18)恩山寺8:00→9:04(19)井戸寺9:31→12:31道の駅ひなの里勝浦13:19→14:20星の岩屋14:33→14:56佛陀石15:05→17:09みかんの宿


歩行距離:21.2km
 歩数  :38788歩
最高気温:12.5℃
最低気温:4.6℃[徳島市]  


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2024年08月18日

【4巡目-109】 佛陀石から、「みかんの宿」へ [2023年2月19日-その18]

潜水橋を渡り、昼にも立ち寄った「道の駅ひなの里勝浦」と通り掛かる。

お昼に見掛けた、お遍路さんの大きな荷物が、そのままヘンロ小屋に置いてあった。
やはり、(20)鶴林寺に向かう力は無かったか。ここで野宿するのだろう。
道の駅の裏側辺りの小道を辿って、旧道へと入る。

遍路宿の「鶴風亭」があった。

(20)鶴林寺の麓の宿と言えば、「金子や」一択。
送迎してもらって「ふれあいの里さかもと」、と言うイメージだったが、この辺りは逆に遍路宿が増えている印象がある。

今回宿泊する「みかんの宿」も、まだ新しい宿である。

グーグルマップを眺めていると、新しい遍路宿などもタイムリーに掲載されており、ここで「みかんの宿」の存在を知った。

もう少し手前にも、「にしむら」とか、聞いたことが無い宿も出来ていて、最近の遍路宿事情の変化についていけなくなってしまっている。

平均年齢の高い、歩き遍路界の情報についていけなくなるとは。  


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2024年08月14日

【4巡目-108】 佛陀石 [2023年2月19日-その17]

佛陀石に到着する。

なぜこの場所にこの様な造形物が、といった印象である。

人の気配は無く、しばらく一休みさせてもらう。

周囲には小道が下方に続いており、まだどこかに行けそうな雰囲気だったが、どうだったのだろうか。

佛陀石からは、車道を通って麓へと下りられたのかも知れない。

ただ、道に迷っては困るので念のため、来た道を星の岩屋へと戻ることにした。

時間もあったことから、星の岩屋を下ってしばらくの分岐から、別格の慈眼寺方面へと向かう、赤い線の入っている道を歩いてみることにした。

この道は特に古くからの道を印すものは見当たらず、普通の道路だった。

土の児神社という場所があるのだろうか。

麓まで降りた所で左折して、来る時に通った潜水橋を目指す。
小雨となりだして少々焦るが、すぐに止んでくれて助かった。  


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2024年08月10日

【4巡目-107】 星の岩屋から、佛陀石へ [2023年2月19日-その16]

星の岩屋からは、「佛陀石」を目指す。
はっきりと目立つ案内は無かったと思うが、そのまま奥の方へと歩きの道が続いていた。

へんろ地図で見る限りはすぐお隣にある場所のイメージだったが、ひたすら上りの道となり参ってしまう。

行きは、かなり遠回りそうだが、車道を通った方が良かったのだろうか。

峠らしき場所までやって来ると、行こうと考えていた如意輪寺方面への四国のみちの立杭による分岐があった。

そして、何やらトンネルのようになっている不思議な建造物があった。

これは一体、何だろうか。解説板など無く、分からなかった。
トンネルにしては、小さ過ぎてくぐりにくい。

峠付近から、今度は下り一辺倒となり、早々に車道へと出てきた。

案内に従って下方に向かうと、佛陀石があった。

大きな石をイメージしていたが、かつてどこかの遍路記事で見たことがあるもので、これかこれか、といった感じだった。  


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