2019年03月09日

【3巡目-353】 遍路宿「安宿」③ 〈その13〉[2017年7月14日]

午後6時過ぎ、夕食のお呼びがかかる。食堂に向かうと、今夜の客は自分一人だけのようだった。

これまでに二回泊まっている宿で、結構なお客さんで賑わっていたものだが、灼熱のこの時期はこんなものなのだろう。

ご主人と、テレビを観て話をしながら食事を頂く。とても美味しかったです。

夜はクーラーを付けるより窓を開けておいた方が涼しいよ、と忠告を頂く。聞いていた通り、夜になると山から海に向かって風が吹くようで、部屋に風が通り抜け、寒いくらいだった。

宿代は、二食付きで6000円、ビール1本で600円、となかなかリーズナブルでした。最近では、宿代7000円以上で洗濯代なども含めると、結構な出費となる宿が多くなりました。

安宿:一泊二食 6000円 〈5畳〉
      ※洗濯機1台・おそらく無料、乾燥機1台・30分100円。コンビニすぐ側にあり。
        シーツ・浴衣・冷茶あり。朝食は6時から。
      宿泊客:歩き遍路1人。  


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2019年03月06日

【3巡目-352】 遍路宿「安宿」② 〈その12〉[2017年7月14日]

食堂に行くと、ご主人と、ちょうど、息子さんだろうか、仕事から帰ってきていたので少しお話する。
外での仕事をされているようで、お互いに暑い中、大変である。
お父さんと息子さんは似ているようで、我先にと話を繰り出し、面白かった。

へんろ地図の初版をお借りし、部屋でじっくりと眺める。

現在とは宿や店の数が全然違うことや、今とは違う道が遍路道として指定されていたりしている。

今日歩いた四万十大橋や新伊豆田トンネルは、まだ完成していなかった。

面白かったのが、足摺岬からの(39)延光寺への打戻りルートの紹介で、④番の、竜串から三原村をかすめて、小筑紫経由で延光寺、という、考えた事もないルートが候補に挙がっていたことである。

遍路シールの残骸?でも残っていないだろうか、と興味深い。

下ノ加江からのルートは、真念庵経由は考えられておらず、河内神社経由のようである。

③番の今の山ルートには、空と山と自分の孤高な空間である、と書かれていた。こういうのを見ると、歩きたくなってしまう。
四巡目にはどの道を歩こうか、またまた迷いそうである。  


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2019年03月03日

【3巡目-351】 遍路宿「安宿」① 〈その11〉[2017年7月14日]

休憩所で時間を潰すが、太陽の光が直撃して、とても暑い。
それでも宿に早く着き過ぎては、と思い結構粘ったのだが、もうそろそろ限界、と宿へと向かった。

コンビニ裏の、「安宿」に到着する。
ご主人が、宿の入口で座っており、声を掛けて入れてもらった。そろそろ来るかなあ、と思い、待っていてくれたそうである。

菅笠がボロボロになりかけているので、針金でこうやってこうして直したら良い・・・など、色々なアドバイスを頂く。早く部屋で腰を下ろしたかったのだが、なかなか話が終わらなかった。

部屋には、冷茶が用意してあった。とても助かる。
念のため、コンビニで冷凍茶を買っておいたのだが、これがあるのと無いのでは、夏遍路にとっては大きな問題である。

お風呂にはすぐに入れるようにしてくれていた。脱衣所に二層式の洗濯機があったので、入浴と洗濯を同時に済ませてしまう。

早過ぎる到着にも関わらず、嫌な顔もせず対応してくれた。

この宿には、へんろ地図の初版があったはずなので、食堂へと出向いた。


本日のコースタイム
自宅14:48→icon17→金沢東IC→icon17→20:51吉備SA21:20→icon17→(瀬戸大橋)→四万十町中央IC→icon17→14日1:10道の駅ビオス大方5:56→icon17→6:16中村駅6:57→19→7:07土佐入野駅

土佐入野駅7:10→8:23ジョイフル中村東店8:53→9:46四万十大橋ローソン9:54→10:40うどん屋田子作11:07→12:32真念庵12:37→12:48水車休憩所13:18→14:17下ノ加江ローソン→14:41安宿


歩行距離:27.5km
 歩数  :35775歩
最高気温:33.3℃
最低気温:23.0℃[四万十市中村]  


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2019年02月28日

【3巡目-350】 真念庵、下ノ加江まで 〈その10〉[2017年7月14日]

水車の休憩所を出発する。
分岐があり、そのまま真っ直ぐに進むか、左方向へ国道を道なりに行くか、である。
どちらも歩いた事があるので、今回は国道321号線を忠実に辿ることにした。

道路沿いの擁壁には、苔の壁を利用して、「ざまにゆっくり土佐清水」と方言で書かれていた。なかなか上手く出来ている。

いたずらで書かれたものではなく、行政によってなされたような印象である。
「ざまに」の意味を調べてみると、「とても」とか、「すごく」という意味のようである。

単調な道が続いていたが、少しずつ建物が見られるようになってくる。以前立ち寄ったことがあるたこ焼き屋さんは健在だった。

その先、「安宿」さんのある集落へと続く静かな旧道風の道への分岐があるが、そのまま国道を選ぶ。

ゆっくりと歩いていたのだが、まだ午後2時過ぎにも関わらず、見覚えのある、以前はスリーエフだったローソンが見えてきた。宿はすぐ裏手である。
ここのローソンにもお遍路さん休憩所があったので、利用させてもらう。

おそらく、こういった休憩所があるのは、元スリーエフでは無いだろうか。歩き遍路には親切で、以前はペットボトルのお茶をお接待してくれていたと思う。  


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2019年02月25日

【3巡目-349】 真念庵、下ノ加江まで 〈その9〉[2017年7月14日]

歩きの道から車道に降りてきた。
水車の休憩所はすぐそこにあった。

以前あった喫茶は営業してなさそうな雰囲気だったが、同じ敷地内に別のお洒落な店が出来ていた。今の汗だく状態では、とても入れそうにない。

早速、トイレを借りて、一安心する。ここのトイレは、入口に休憩所があり、野宿が出来そうな造りとなっている、変わったものである。
時間が有り余っているので、ゆっくりと休ませてもらう。

ここで、明日の宿の予約をする。通常のように30kmを少し超える距離の宿は、この時期歩き通せるか不安なので、少し手前の宿を考える。

最初、「民宿青岬」に電話するが、満室との事。
次に、「民宿夕日」に連絡してみるが、今はお休みしている、と連れない返事だった。

距離は短くなり過ぎるものの、足摺岬周辺の「民宿田村」にて、ようやく予約が取れ、一安心である。

明後日は三原村の宿を考えていたので、少し先の松尾や大浜まで歩いて、バスで戻って来ることも考えてみる。

時間を掛けてゆっくり休憩すべきだったのだが、体調不良時ならともかく、結構元気なので、あまりに休むのも退屈である。30分休んで出発した。  


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2019年02月22日

2019冬 歩き遍路 トピックス

2月16日から3日間、恒例?になりつつある、真冬の歩き遍路に行って来ましたicon16

心配していた積雪icon04は、暖冬のためか全く無く、歩きに支障はありませんでした。
歩き遍路さんは、逆打ちの方一人とすれ違っただけです。

自分にしては休憩もそこそこに頑張って歩いたのですが、やはり歩くスピードが遅いのかicon86 
、目的寺までは時間が掛かりましたが、なかなか充実した遍路行となりました。

では、今回の遍路旅を、簡単に紹介しますicon102

1日目[2月16日]は、夜行バスや新幹線などを乗り継ぎ、昼前に内子駅から歩き始めましたicon58

へんろ地図には掲載されていない、「水戸森峠」を越えてみることに5

実際に通り抜け可能なのか分からなかったのですが、無事に通過、通常の遍路道に合流します。

大瀬までは単調でちょっと退屈、突合からは旧小田町を通る道を選びました。

この日は、「山宿お食事処むらや」に泊まりました。


2日目[2月17日]は、畑峠・下坂場峠・鴇田峠・(44)大宝寺からの山道・八丁坂と、5つもの山越えがあり、歩行距離も約34kmと、ハードな一日でした50

「畑峠」は問題なく歩けましたが、遠回りにもなるし、歩くお遍路さんはいるのでしょうか?
何回も巡っているマニアックな方だけなような。

この日はオーバーワーク気味でしたが、歩き通せたのはうれしかったですicon104

本日の宿、「癒しの宿八丁坂」に到着したのは、午後6時を過ぎてしまいましたicon108


3日目[2月18日]は、まだ薄暗い内から、へんろ地図より抹消された「千本峠」を目指します。

確か、豪雨の影響で一時不通になっていたみたいですが、通り抜ける事が出来ましたicon22

三坂峠を下り、松山市内へとやって来ました。

(50)繁多寺へは、地面に書かれたかわいいお遍路さんの絵に案内されながら、小道を右へ左へ。
全く記憶に無かったのですが、以前からこんな道でしたっけ?

繁多寺には午後4時55分に到着、今回の納経はここまで。それでも歩き続けます96

真っ暗な(51)石手寺から道後温泉へ。話の種に、「道後温泉本館」に入ってきました。思ったより小さいのには驚きましたが、空いていたのでのんびり出来ました。
さらに松山市駅まで歩き、夜行バスに乗り、大阪経由で金沢へと帰って来ましたicon102

  
タグ :歩き遍路


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2019年02月19日

【3巡目-348】 真念庵 〈その8〉[2017年7月14日]

コンクリートの壁面に、真念庵への誘導板があった。ぼんやりとしていたら、見過ごしてしまいそうである。

民家や畑の間を抜けると、真念庵の解説版があった。1680年代に建てられ、(38)金剛福寺への打ち戻りへの宿や荷物置場として利用されたそうである。

ここから石段を上がると、鬱蒼とした林の中に真念庵があった。苔の緑が美しい。
小さなお堂で、敷地は竹林に囲まれてあまり広そうではなく、ここに大勢が泊まったりは難しそうであるが、かつては大きな建物があったのだろうか。

ここでゆっくりお参りをして過ごそうか、と思っていたのだが、急にお腹の調子が悪くなってきた。

トイレは無く、まさかそこら辺で、という訳にもいかず、早口で般若心経を唱えて、すぐに出立し、水車の休憩所を目指す。

ここからは、あしずり遍路道となっている、歩きの土道を進む。

標石がたくさん残っており、何が書いてあるのかも整備をしてくれている方によって記されている。
この先、金剛福寺までいくつもの標石が残っていた。  


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2019年02月16日

【3巡目-347】 新伊豆田トンネル、真念庵、下ノ加江まで 〈その7〉[2017年7月14日]

今日は三連休前の平日であり、車がブンブンやって来る、という事も無く、黙々と歩き続ける。

壁面にトンネル入口までの避難距離が掲示されているので、トンネルのどの辺を歩いているのか分かる。
真ん中が、810mだった。全長1620mという事になる。

丁度、足摺岬行きのバスが通り抜けて行った。
9年前に足摺岬で区切った時の帰り道で、バスの車中からこのトンネルを歩いているお遍路さんを見掛け、切ない気持ちになった事を思い出す。
今は、あと三日も歩ける立場であることがうれしい。

新伊豆田トンネルを抜ける。1994年の完成、ということである。

道は下りとなり、水車のある休憩所が見えてきた。
まだ時刻は昼の0時20分である。このままでは、午後2時過ぎには宿に着いてしまいそうなペース。

「安宿」さんなら早く着いても宿に入れてくれそうな気はするが、あまりに早過ぎるのも、である。

時間があるから、と言ったら真念さんに怒られそうだが、真念庵へ立ち寄ることにした。
水車手前の分岐を右に入る。民家が見られるようになり、どこかで山の方へと入るんだったなあ、と入口を探しながら進む。  


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2019年02月13日

歩き遍路 2019年2月

今週末、土・日・月の3日間、歩き遍路に行ってきますicon22

今回は珍しく、マイカーではなく公共交通機関を使って移動、行き帰りの夜行バスは予約済みですicon18

実は、歩き遍路への情熱がかなり冷めてきている今日この頃7

毎度、一生懸命にお願い事をしているのですが、逆に激的に悪化、神も仏も無いのか、と考えてしまいます。
遍路に出られて、元気に歩けるだけ幸せじゃないか、と言われてしまえばそれまでですが。。。86

と、こんな感じだったのですが、2月が近付いてくると、急にソワソワしてきました。
やはり自分にとっては、梅や蝋梅の花が咲きだす、2月が遍路シーズンのようですicon102


34 雪の大滝寺icon04

ただ、今回のルートは、内子町がスタート。
小田から畑峠、鵯田峠、(45)岩屋寺と計画中。スキー場まであるエリアなので、普通に歩けるのかどうなのか。

この辺りを、脚まで雪に埋まりながら歩いた、と出会ったお遍路さんから聞いたこともありますicon04

出来れば、槙の谷や千本峠なども考えているのですが、どうなることやらicon87
当日の状況をみて、ルートを考えます。

普通の時期なら、(49)浄土寺のある久米まで行けるのですが、今回は(46)浄瑠璃寺まででしょうか。

何にしても、楽しみにしていますicon58  
タグ :歩き遍路


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2019年02月10日

【3巡目-346】 「うどん屋田子作」、真念庵、下ノ加江まで 〈その6〉[2017年7月14日]

「うどん屋田子作」に立ち寄るのは、5年前の二巡目の時以来である。

店に入ると、以前と変わらず、愛想の良い、まだ若そうなご主人が迎えてくれる。
あおさうどん(750円)を注文する。替え玉も始めた、とメニューに書いてあったので、お腹がすいた時には助かるだろう。

お遍路さんの状況を聞いてみると、6月までは結構多かったが、今は端境期なので少ない、夏休みになれば学生も増えるだろう、今年はお遍路さんが少ないのでは、との話だった。

「うどん屋田子作」を後にする。すぐに、新しいヘンロ小屋、「第54号四万十」が完成していた。トイレの案内もある。

右手の山の頂付近に、大の字が見えている。案内板によると、大文字山の送り火と言い、旧盆の十六日に行われているそうで、京都とのつながりにちなんだものだそうである。

津蔵渕の集落では、一旦国道から離れ、川沿いの集落内の道へと入る。

再び国道へと戻る。民家も無くなり、少しずつ標高を上げていく。広い歩道が続いているので歩きやすい。

伊豆田道への分岐となる。本当は山越えの遍路道を歩いた方が良いのだが、前回歩いていることから、今回はトンネルを選択する。
長大トンネルをひたすら歩いてくぐるというロマン?も捨て難い。
トンネル入口で、用意したマスクを着用して、中へと突入する。  


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2019年02月07日

【3巡目-345】 四万十大橋、真念庵、下ノ加江まで 〈その5〉[2017年7月14日]

土手の国道を下りて、実崎の集落の入口へとやって来る。

集落内へと入って行く道と土手に沿った細い道があり、国道から離れるのも心配なので、細い道の方を進んでみた。結局は合流することになったので、どちらでも良かったようである。

地元の方と目が合ったので挨拶すると、「暑いね~、頑張って」と声を掛けてもらった。この先、同じような言葉を何人もの方から掛けてもらった。

再び国道へと戻る。足摺岬へのバスがやって来た。車内を見てみると、姿は分からなかったが菅笠が見えた。歩き遍路さんが乗っていたのだろう。
あまり出会わないが、歩いたりバスを使ったり併用する方も結構いるのだろうか。

しばらく国道を進むと、「うどん屋田子作」が見えてきた。

ここで昼食を考えていたのだが、まだ午前10時半である。
少し地図の距離が違うような気がする。国道経由でもそんなに遠回りにはならないのかも。

先程、「ジョイフル」でモーニングを食べたばかりである。せめて飲料だけでも買おう、と店前の自販機でポカリを買って飲む。

店には幟が立っており、もう営業している様子。せっかく来たのだから寄ってみよう、うどんなら腹に入るだろう、と気が変わり、立ち寄ることにした。  


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2019年02月04日

【3巡目-344】 四万十大橋、真念庵、下ノ加江まで 〈その4〉[2017年7月14日]

堤防下の歩きの道を数百メートル進んで県道に出ると、歩道が復活しており助かった。
どうやらこの区間は、歩道の無い場所には側道があるようになっている仕組みみたいである。

竹島の町に入ると住宅が並ぶようになり、歩道が狭く歩きにくい。結構車が行き交っているので、のんびりとは歩けないが、早々にコンビニが見えてきた。

四万十大橋の袂に到着であるローソンにはお遍路さん休憩所があり、ベンチが用意されていた。ここで一休みさせてもらう。
次から次へと、広い駐車場に車がやって来る、人気のコンビニのようであった。

土手の段を上り、四万十川の堤防に出る。風が吹いて暑さを和らげてくれる。

四万十大橋をのんびりと歩く。橋の途中にはベンチが置いてあるので、ここに座ってゆっくりするのも良さそうである。

橋が終わると車は大きくUターンして対岸の道に出るが、歩きの場合は、石段を下りて、すぐに国道へと入る。
国道をそのまま歩いてもいいのだが、実崎の集落内に入って行く道があったので、そちらの方へと進む。  


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2019年02月01日

【3巡目-343】 土佐入野駅から、四万十大橋、真念庵、下ノ加江まで 〈その3〉[2017年7月14日]


離合注意の道を突き当りまで来ると、少し高い堤防上を走っている県道に入らなければならない。右に少し戻って県道に入るのか、左に行けば合流出来るのか迷う。

へんろ地図を確認していれば左と分かるのだが、間違えて右へと進んだ。県道に入ると、歩道も路肩も無い道で、恐ろしい道だった。
しばらくで歩道が現れて一安心であるが、先程の突き当りを左に進んでいれば、怖い思いもせず県道に合流出来るようだった。

右手には、雄大な四万十川の流れがある。川面に、山や空がそのまんま、線対称のように映っていた。

程なくして、「民宿月白」の案内板があった。県道から少し入った場所にあるようである。

またも、歩道も路肩も無い区間が現れた。意外と車や大型車が多いので、車道は歩きたくない。

左の方に入って行く道がある。こっちの方は行けないかなあ、と入ってみることにした。

車道はすぐに終わっているが、人間が歩けそうなだけの道が堤防道路の下に沿って続いている。
たまたま民家で洗濯物を干していたおばさんがいたので尋ねてみると、そのまま進めば県道に合流出来る、との事だった。  


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2019年01月29日

【3巡目-342】 土佐入野駅から、四万十大橋、真念庵、下ノ加江まで 〈その2〉[2017年7月14日]


1時間10分歩き続けて、ジョイフルに到着した。中に入ると、結構お客さんが多く、賑わっていた。洋食のモーニングを頼み、30分程過ごした。

国道を進み、古津賀駅が近付いてくると、道路は片側二車線となり、急に都会になってきた。

道端にポツンと遍路石が立っており、かなり目立っていた。
読める範囲では、明治29年の物で、三十八番足摺山の文字が見られる。
明治時代には、こちらの道も遍路道になっていたようである。この場所で左折する。
すぐに右折するはずで、どこかな、と思ったら、素朴な木で出来た立札にへんろ道と書いてあった。

へんろ地図では、「一車線のみ(離合注意)」となっているから、どんな道なのだろうか、とずっと気になっていた。
足摺岬方面への抜け道になっていて、頻繁に車がやって来るに違いない、などと思っていたら、写真の通り、ただの農道。軽トラが一台、通り過ぎただけだった。

周囲が静かになった所で、今日の宿の手配をする。
「安宿」に連絡し、無事に予約が取れた。これで三度目の宿泊となる。

古津賀にいることを伝えると、へんろ地図では17kmくらいだが、22kmはあるだろう、と話す。ご主人は遍路靴や距離に関して、かなりの拘りがある。相変わらずだなあ、と可笑しかった。  


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2019年01月26日

【3巡目-341】 土佐入野駅から、四万十大橋、真念庵、下ノ加江まで 〈その1〉[2017年7月14日]


土佐入野駅を午前7時10分に出発、駅前の道路を真っ直ぐ進み、国道へ。
今回は、距離は長くなるものの、これまで歩いていない国道経由を選ぶことにした。

数軒の小さな喫茶店があったが、車がたくさん止まっており、中に人影が見られた。
このような小さな喫茶店が、高知県ではまだたくさん残っている。モーニングが盛んな地域なのだろう。
石川県には、ほとんど残っていないと思う。

歩道の無い、狭い道を進む。平日の朝で、交通量が多い。郊外の方に出るとようやく、歩道が付くようになった。前や道路向かいには小学生が歩いており、田の口小学校へと入って行った。
驚いたことに、スクーターに乗った高校生が何人も走り去っていく。今だにバイク通学がOKなのだろうか。

自転車の学生風の子たちともすれ違うが、この辺りの学生さんは挨拶してくれることはなかった。

一般の歩き遍路は海側の人気の無い所を歩いているから、それ程お遍路さんと出会うこともないので、お遍路さんには挨拶をしましょう、みたいなのも無いのだろう。

お遍路さん休憩所の看板があり、木のベンチがあったが、かなり朽ちてしまっていた。

逢坂トンネルを通り抜け、休憩もせず歩き続け、ようやく目標にしていた、ファミリーレストランのジョイフルが見えてきた。
へんろ地図には掲載されていないが、今朝、中村駅へと向かう時にこの国道を車で走っており、ジョイフルを発見していたのである。サークルKの隣である。  


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2019年01月23日

【3巡目-340】 第26回 区切り打ち 出発[2017年7月13・14日]

今回で、26回目の区切り打ちとなりました。
暑さに耐えて歩けるのか、自分への挑戦です。

これまでの夏遍路での反省を踏まえ、衣類を変更。シャツや半ズボン、下着は速乾性の物を着用、頭にはタオルを巻いて、流れ落ちる汗を出来るだけ抑えるようにした。

頭へのタオルは特に効果的で、噴き出す汗をかなり抑えてくれました。また、速乾性の半ズボンのおかげで、途中、海水浴を楽しむことが出来ました。

今回は、足摺岬方面への遍路です。
高知県の端っこまで車で行くのは初めてであり、楽しみです。

午後3時前に金沢を出発、大阪・岡山・瀬戸大橋を経由し、(37)岩本寺近くの四万十町中央ICで高速は終了。
夜中の国道を走り、深夜1時過ぎ、「道の駅ビオス大方」に到着、ここで車中泊しました。

この日はガラガラでしたが、明日からは連休のサーフィン客などで、一杯になることでしょう。

翌日は6時前に起床し、中村駅に移動、ここの駅裏にある、写真の駐車場に車を止めさせてもらいました。

土佐くろしお鉄道の午前7時の特急に乗り、一つ目の土佐入野駅で下車、今回はここから歩き始めます。
天気は晴れ、既に30度近くの気温でしょう。  


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2019年01月20日

【3巡目-339】 第25回 区切り打ち 帰宅[2017年5月3・4日]

靴底の剥がれたサンダルを履きながら歩き、(37)岩本寺に戻って来た。18時ちょっと前である。

仁王様やお大師様はライトアップされて、迫力があり怖かった。
17時を過ぎると入れないお寺もあるが、まだお参り出来るのでうれしい。大師堂で、最後のあいさつをする。

近くの廃業したスーパーdaysへと戻る。車は無事に止まっていた。

須崎市にある桑田山温泉で遍路旅の疲れを癒し、土佐ICから高速へ。途中の吉野川SAで夕食、淡路SAで二回目の夕食と車中泊をし、翌日昼過ぎ、金沢へと帰って来た。
[完]



本日のコースタイム
土佐入野駅16:53→19→17:34窪川駅→17:45(37)岩本寺17:49→窪川days18:05→icon17→19:07桑田山温泉19:52→icon17→土佐IC→吉野川SA22:10→icon17→4日0:09淡路SA6:39→icon17(舞若道)→金沢東IC→icon17→12:16自宅  


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2019年01月17日

【3巡目-338】 土佐入野駅、窪川へ 〈その16〉[2017年5月3日]

衣類が濡れているので、ホームの人の来なさそうなベンチで過ごすことにし、ポンチョなどを乾かす。

無人駅だが、駅舎内には、「やまもとぷりん」というスイーツ店がある。
プリン1日200個限定、とある。この場所でそんなに売れるのかな、と思ったが、車で買いに来ていたお客さんもいたので、有名店なのかも知れない。

一つ記念に食べてみることに(183円)。なかなか美味しかったです。


やって来た、「特急あしずり8号」に乗り込む。今度も列車はガラガラである。ゆっくりと座れるのはうれしいが、JR四国の経営は大丈夫なのだろうか。

窪川駅に到着し、列車から降りる時に、最後のアクシデントが。丁度降りるタイミングで、サンダルの靴底が剥がれてしまった。捲れた程度では無く、完全に剥がれてしまった。

ホームのベンチでまたも補修、しかし濡れてしまい全くくっつかない。ここはもう諦めて、剥がれたまま歩くことにした。草鞋より薄っぺらいだろう。
岩本寺近くの駐車場まで、これ以上壊れないように祈るのみである。右と左で高さが違い、歩きにくい。  


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2019年01月14日

【3巡目-337】 道の駅「ビオスおおがた」、土佐入野駅まで 〈その15〉[2017年5月3日]

道の駅では腰を下ろさず、ちょっと立ち寄っただけですぐに出発する。

通常の遍路道はここから入野松原へと向かうが、今回はもうちょっと先の土佐入野駅で区切るため、国道をそのまま進む。

歩いている内に、土砂降りとなってきた。全身びしょ濡れなのは勿論、半袖半ズボンなので、寒くなってきた。
駅に向かってひたすら歩くのみ、である。
以前はへんろ地図に掲載されていた、「入野西洋館」や「うすき旅館」の建物があるが、煤けつつあった。

入野市街は国道に歩道が無かったが、GWの渋滞で車の流れがゆっくりであり、あまり怖い思いをしなくて済んだ。
バイパスが工事中であった。

午後4時過ぎ、変わった建物の、土佐入野駅に到着した。
5日間の歩き遍路旅が、無事に終了した。

列車の時間までは1時間近くもあるので、駅構内でゆっくりと過ごす。
土佐入野駅は特急も止まる駅だが、無人駅。
駐車場は、10台くらい止めることが出来そうである。


本日のコースタイム
道の駅「あぐり窪川」→icon17→5:48窪川町駐車場

窪川町駐車場5:50→5:56(37)岩本寺6:01→7:47西尾自動車8:02→10:13伊与喜駅→15:25道の駅「ビオス大方」→16:05土佐入野駅


歩行距離:34.7km
 歩数  :56581歩
最高気温:21.6℃
最低気温:14.5℃[黒潮町佐賀]  


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2019年01月11日

【3巡目-336】 道の駅「ビオスおおがた」、土佐入野駅まで 〈その14〉[2017年5月3日]

コインランドリーを出発する。
「民宿日の出」や「ビッグマリーン」がある所で、裏の方に入る旧道っぽい道があったので、入ってみることにした。普通の住宅街があり、違和感があった。

眼下に海岸が見えるようになり、行楽の車が止まっている。県外ナンバーの車が通り過ぎて、入って行った。浮津海水浴場となっていた。

旧道はしばらく続き、民家が並んでいる。国道と合流する場所に、「ヘンロ小屋第22号大方」があった。せっかくなので、ほんのちょっとだけ腰を下ろしてからすぐに出発する。
入れ替わりに、神戸ナンバーの車が止まって、ヘンロ小屋へと上がって行き、屋根の辺りを引っ張っている。修繕業者といった風でも無いし、イタズラで壊すのだったら誰も見ていない時にするだろうし、あれは何だったのだろうか、と今でも不思議である。

雨の中を歩き、「道の駅ビオスおおがた」に到着した。
まだ休憩には早かったが、二巡目の時に、ここで野宿すると言っていた大阪からのお遍路さんと親しくなった場所であり、懐かしくて立ち寄ってみた。

連休初日ということもあり、大賑わいであった。休憩所には、先程の女性二人組が、一般の方たちとテーブルを囲んで談笑している姿が見えた。

この時の姿が、黛まどかさんのFacebookに掲載されていたので、彼女だったのでは?と確信が持てるようになったのである。

以前、こんな記事をアップしていますので、ご参考までに。
黛まどかの四国歩き遍路 同行二人
https://masaushi3975.kitemi.net/e99358.html
黛まどかの四国歩き遍路 同行二人・・・登場してませんでした。
https://masaushi3975.kitemi.net/e99783.html  


Posted by こいったん at 00:08Comments(0)お遍路 第三拝(高知)