2021年11月19日

【3巡目-690】 71番弥谷寺へ [2020年7月23日]〈その4〉

道は次第に上りとなってくる。
いくつか車道を横断しながら、狭い道を進む。小さな分岐があったりして、ちょっと分かりにくかったが間違えずに進めたようだ。

ふれあいパークみのへと続く広い車道を少し歩いてから、再び脇道へと入る。

覚えのある「八丁目大師堂」があった。ここには、お遍路さん用に足湯が設置されているのだが、もう長いこと使われていない様子である。

車の通らない、林の中の上りの道となる。やぶ蚊に刺され、痒くて仕方がない。
これまでの人生で、虫よけのスプレーなど使ったことがないのだが、夏の遍路では用意した方がよさそうである。

坂を上り、円形のトイレが見えてくると、再び車道に合流し、道の駅「ふれあいパークみの」に到着となった。
連休初日で、家族連れで賑わっている。

今日は徹夜で歩いているから、ここで横になって仮眠を考えていた。
近くに適当な場所は無く、すり鉢状の野球場のような敷地が広がっており、高い場所を一周するように、子供用の電車が走っていた。
そこの人のいない一角で横になることにした。ちょっと距離はあるし階段もあるが仕方がない。

近くに人がいない草の上で横になる。が、またも夏の虫に絡まれて、痒くて落ち着かなかった。
とりあえず、数分でも身体を寝かせると、眠気が飛んでいくので、少し元気が出て来る。  


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2021年11月16日

【3巡目-689】 高瀬、71番弥谷寺へ [2020年7月23日]〈その3〉

高瀬の町内を抜け、国道に出て来た。

すぐに遍路道は再び裏通りの川べりへと進むのだが、国道をそのまま直進すれば、お接待をしているヘンロ小屋がある、と看板が出ていた。

どちらから行っても、(71)弥谷寺への距離はさほど変わらないから立ち寄っても良かったのだが、今回は遍路道を忠実に辿ることにし、川に沿って進み、県道221号を歩いた。

道幅はあまり広くないが車も少ない道がしばらく続く。
へんろ地図には書かれてない二股になっている分岐があり、さてどっちだったか、と思ったら、しっかりと遍路石が並んでいた。左方向へと進む。

途中に、見覚えのない、古民家風の渋い宿泊施設が出来ていた。
ゲストハウスの「七宝屋」となっており、最近よく見られる新しい遍路石が設置されており、土地提供者となっていた。きっとお遍路さんも歓迎なのだろう。

第12版のへんろ地図を確認してみると、新たに掲載されていた。
宿の方なのかお客さんなのか分からないが、まだ若そうな夫婦と小さな子供たちが賑やかに遊んでいる様子があった。

この辺り、古い遍路石も多く残っており、遍路シールと合わせて指示に従って進む。

以前立ち寄ったうどん屋「喝屋」さんが見えてきた。
今日はお休みのようだった。ここで昼食を考えていたのだが、先程、腹ごしらえをしておいて助かった。  


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2021年11月13日

【3巡目-688】 高瀬、71番弥谷寺へ [2020年7月23日]〈その2〉

裏道を通って高瀬の町内へと入ってくる。

国道沿いにあるうどん屋さん(こがね製麵所)の看板が見えてきた。
平日はタイムサービスで170円となっている。今日は祝日ではあるが、看板を見ただけで急にお腹が空いてきてしまった。
徹夜して歩いているが、これだけ元気なら大丈夫そうである。

昼食は、以前に利用した(71)弥谷寺麓のうどん屋さんか、営業していなければ、少し上がった道の駅で、と考えていたのだが、寄ってみることにした。

国道へと出て店の前まで来ると、営業時間は午前6時から午後3時まで、という、随分と変わった営業の仕方であった。

店内に入ると、午前10時過ぎという中途半端な時間にも関わらず、数組のお客さんが食べに来ていた。

かけうどん(小)230円の他、おむすびやレンコン天ぷら、コロッケなども付けて、腹ごしらえをする。580円でした。

旧道の方へと戻る。
レンガに埋め込まれた、遍路道の案内板があり、札所までの距離が表示してあった。

普通の民家と思われる壁の所にあり、何人かの有志によって設置されたようである。こういったものは珍しいのではないだろうか。  


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2021年11月10日

【3巡目-687】 本山駅から、71番弥谷寺、75番善通寺まで [2020年7月23日]〈その1〉

多度津駅の広い駐車場に車を止め、新しく出来た跨線橋を渡って、駅本屋に移動する。
一時的に、強い日差しが照り付けて暑くなり、さすがの夏遍路である。

JRの普通列車で前回区切った本山駅へと向かい、駅の待合室で遍路装束を身に着けた。

このコロナのご時世、歩き遍路をしていては、地元の方から白い目で見られないか、と不安である。そのため、ポリウレタンマスクを着用して歩き始めた。

駅からは、(70)本山寺へは戻らず、直接、(71)弥谷寺へと向かった。

遍路道とはなっていない、普通の県道を進み、遍路道への合流を目指す。所々に集落のある、のどかな田園地帯の道を40分程歩くと、遍路道となっている国道11号線に到達した。

ここから少しだけ国道を歩くが、旧高瀬町に入るとすぐに裏道へと入る。

ため池に沿って歩くような感じである。
カメが多く見られるが、以前だったら自然豊かな、などと思っていたのだが、テレビ番組によると、外来種が多く、よろしくないようである。耳の辺りが赤いのは、ミシシッピアカミミガメ、というやつだろうか。

農作業をして一休みしている方と挨拶を交わす。今回初めてになるだろうか。暑くて、人の姿はあまり見掛けなかった。  


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2021年11月07日

【3巡目-686】 第32回 区切り打ち 出発[2020年7月23日]

←今回の出発は、313204kmでした。

1年振りの歩き遍路となります。ついに32回目の区切り打ちとなりました。
昨年夏の遍路旅の話となります。

今回は車での四国入りです。
深夜0時過ぎに金沢を出発し、すぐに高速道路に乗ります。

途中、眠くなったら少し横になることにして、元気だったら徹夜して歩くつもりで出発しました。

眠気に襲われることなく順調に車を走らせ、早朝、淡路島のSAで朝食としました。

4連休初日で結構人出があったのですが、マスクをしていない人が多くて驚きました。
車内ではマスクはしていないことが多いでしょうから、その流れでし忘れた、という事かも知れません。

次に立ち寄った四国内のPAではもっと凄く、何と半分くらいの人たちがマスクをしていませんでした。
新型コロナに感染してしまわないか、と不安になってしまいます。

善通寺インターで下車し、多度津駅のパークアンドライド駐車場に車を止めました。1日200円です。

以前は無かった遮断機のバーが設置されていました。これで、安心して車を止めて置くことが出来ます。
支払いも、前払いではなく、後払いに変更していました。
また、今年の9月から、70台分位、駐車スペースが減る旨の看板がありました。これだけ広い駐車場だから、止められないという事は無いと思いますが、大型連休などはどんな状況になるのでしょうか。


本日のコースタイム
金沢0:07→icon17→金沢東IC→icon17→5:27淡路SA→icon17→7:46善通寺IC→icon17→7:58多度津駅8:31→19→8:59本山駅  


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2021年11月04日

金沢マラソン 2021 [2021年10月31日]

衆議院選挙のあった、10月31日(日)に行われた、
「金沢マラソン2021」に参加してきました。


全国的にみても、コロナ禍後、初の大規模都市型マラソン、ということになったようです。


金沢マラソンなので、ポスターは頭文字をとって「KM2021」と、他のマラソン大会では見られない斬新さです。






まずは前日に、ランナー受付のために金沢駅へ。

ボランティアの方が改札口ですでにボードを持って案内をしてくれていて、かなりおもてなしにあふれた大会となっています。




金沢市長が、金沢でマラソン大会を、という公約を掲げて当選した、という事もあるのでしょうか、他のマラソンが中止になっていくなかでも、何としても開催しよう、という意気込みが感じられました。






今回の目標は、42.195kmを歩かずに走り続けること。そして、タイムは4時間30分前後を目指しました。

結果は、25kmまでは何とか走り続けたのですが、やはり苦しくなって、そこからはたまに走ってほぼ歩き状態になってしまいました。


これまでと違ったのが、久しぶりのマラソンのためか、脚が攣ったのでしょうか、道端に寝転んだり座り込んでいる人が多くいて、何か緊急事態でもあったのか、と最初は驚きました。


タイムの方ですが、「5時間14分38秒」と、今一つの結果となってしまいました。


エイドの食べ物は少ないし、「完走証」は紙ではなくweb完走証になってしまうし、楽しみにしていた、走った後の飲食ブースも一切無し、と味気ないものになってしまいましたが、マラソンを開催してくれただけでも感謝しないといけないです。


金沢市には、ワクチン接種の予約がなかなか取れなくて怒っていた時期もありましたが、こうやって「金沢マラソン」をやってくれたので、怒りも治まりました(笑)



面白かったのが、走っている時に、「石原良純」さんを発見したことです8

何でも、個人的に参加していたようです。

その後偶然、金沢駅でも再びお見掛けしたことから、思い切って「握手してもらえますか」とお願いしてみました。
このご時世なので、という事で、肘タッチをしてくれました。

「明日、モーニングショー(朝のワイドショー)に出るんですか?」と聞くと、「出るよ~」との事でしたface03

翌日、ちゃんとテレビに出てましたが、お兄さんは選挙で負けてしまいましたねicon106  


Posted by こいったん at 01:11Comments(0)フルマラソン

2021年10月31日

廃業した遍路宿(香川編)

【これまで泊まって廃業した宿(香川編)】

・門先屋旅館(2012年6月宿泊)

ここも、まだまだ若い女将さんだったのですが。

建物内が、団体客で賑わっていた頃の昭和を思い出させるものがいっぱいで、写真を撮りまくってしまいました。






・岡田屋旅館(2009年8月宿泊)

ご主人が、随分と親切だった印象が残っています。









・奥の湯温泉(2014年2月宿泊)

あ~、懐かしの奥の湯温泉です(笑)

翌日は、雪中行脚で大滝寺を目指しました。

この宿に泊まったお遍路さんの旅日記を読んだことがないのですが、泊まったことがある方はいらっしゃいますかね?




・ビジネスホテルオーシャン引田(2014年2月宿泊)

ラブホテルそのまんまで、面白かったです。
奥さんに、ウェルカムドリンクを頂きました。
この辺りに宿が無くなると、ちょっと困りますね。









廃業と同じくらい悲しいのが、「二食付きの宿」が減ってしまったことですicon11

以前は、へんろ地図に掲載されている宿は食事が付いていて当たり前、という感覚でした。

それが最近では、予約の電話をすると、食事の提供をしていない、と言われてしまうことが何度かありました。
最近増えているゲストハウスは多分、素泊まり中心でしょうし・・・
事前にネットで調べてから予約しないといけなくなりました。

凝った料理じゃなくても、普段家庭で食べているものを出してもらえれば、十分嬉しいのですが・・・そんな訳にもいかないのでしょうね。

年を取るごとに、食い意地が張ってきていますicon106  


Posted by こいったん at 02:22Comments(0)歩き遍路 トピックス

2021年10月28日

廃業した遍路宿(愛媛編)

【これまで泊まって廃業した宿(愛媛編)】


・旭屋(2008年9月宿泊)

まだ若そうな女将さんで、建物も古くは無く、何で廃業?と驚きました。








・笑福旅館(2012年4月宿泊)

朝の出発時、缶コーヒーをお接待してくれたことをよく覚えています。

宿は年季はいってました。






・栄家旅館(2012年4月宿泊)

立地条件の良い場所かと思うのですが、やはり経営は大変なのでしょうか。








・ビジネス旅館ろんどん荘(2012年4月宿泊)

なぜ「ろんどん」なのか不思議です(笑)

向かいのコンビニの、暗そうな店員のお兄さんが声を掛けてくれたのが印象的でした。

大雨の中、三角寺、そして別格の仙龍寺を目指しました。


香川編へと続きます。  


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2021年10月25日

廃業した遍路宿(高知編)

【これまで泊まって廃業した宿(高知編)】


・民宿千松(2005年5月宿泊) 部屋で一息ついていると、浦戸湾を走る船の、ポポポポという音が。のどかさナンバーワンでした。


・国民宿舎土佐(2005年5月・2012年4月・2017年4月宿泊)

初めて泊まった国民宿舎です。まさか営業を止めてしまうとは思ってもみませんでした。







・民宿坂上(2008年5月宿泊) 

GWで宿はどこも満室。ようやく泊めてもらえる宿が見つかりました。








・民宿叶崎(2012年4月宿泊)

月山神社ルートには欠かせない場所の宿。









・岡本旅館(2008年7月宿泊)

宿毛市内の宿。

予約の時に、苦手な食べ物はないか聞いてくれました。
建物の造りが一昔前風でした。




愛媛編へと続きます。  


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2021年10月22日

廃業した遍路宿(徳島編)

先日、「民宿おおひら」さんが廃業した記事を書いていて、ふと、これまで泊まった遍路宿で廃業した宿はどれくらいあるかなあ、と思いまして、書き出してみた所、結構な数がありました。

歩き遍路を始めたのが16年前の2005年で、その頃から宿主の高齢化が進んで、と言われていましたが、現実に廃業する宿が出てくる時代になってしまいました。

年齢だけでなく、建物の老朽化や、お客さんが少なくて経営的に難しいこともあるのでしょうか。


【これまで泊まって廃業した宿(徳島編)】

・龍山荘(2005年3月宿泊)  歩き遍路で大繁盛していた印象、相部屋でした。宿主さんは元気そうで、廃業は意外でした。

・薬王寺宿坊(2005年3月宿泊) 他のお遍路さんと楽しく過ごせました。営業・廃業を繰り返している印象で、今はどうなっているのか、調べてもよく分かりません。 


・みなみ旅館(2011年8月宿泊)

細長い建築の旅館、翌日のおむすびをお接待してくれました。









・大安食堂(2005年3月宿泊)

かなり強烈な宿でした(笑)







高知編へと続きます。  


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2021年10月19日

【3巡目-685】 第31回 区切り打ち 帰宅[2019年8月6・7日]

本山駅から、早々にやって来た汽車に乗り込み高松駅へ。高松築港駅に移動し、ことでんで太田駅へ。

ここから歩いて、へんろ地図に掲載されている、国道沿いのぽかぽか温泉に立ち寄り湯をしてから、夜行バスの出る高松中央バスターミナルへと向かう予定だった。
バスターミナルは、駅の近くではなく、郊外の高松中央インター近くにあります。

悲しいことに雨が降り出してきて、身体を濡らしながら惨めな気持ちで必死に歩き続けるが、なかなか温泉に辿り着けない。思った以上に距離があったようだ。

結局、バスに乗り遅れては、と温泉は諦めて、直接バスターミナルへと向かった。地図では近い印象があったのだが、1時間近くも歩く羽目となってしまった。

誰もいないバスターミナルで着替えとクールダウンをする。少し気持ちも落ち着いてきた。

やって来た北陸行きの夜行バスに乗り込む。
ちなみに、料金は開業記念割で2940円でした。

翌朝、金沢へと帰り着きました。


コースタイム
本山駅18:25→19→19:35高松駅→高松築港駅19:45→19→19:59ことでん太田駅→20:51高松中央バスターミナル21:50→icon18→7日6:35松任海浜公園→icon17→7:45金沢

[第31回区切り打ち 完]

  


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2021年10月16日

【3巡目-684】 70番本山寺、本山駅へ [2019年8月6日]〈その14〉

(70)本山寺から遍路道を少し戻って、王将へと向かった。
大通りに出ると、「餃子の王将」ではなく、「大阪王将」があった。まあ、似たようなものなのでどっちでも良い。敷地内には、カレー店などもあった。

時刻は午後5時過ぎ、ようやく遅い昼食である。

4人掛けテーブルを占領し、ゆっくりと休みながら食事とした。

ラーメン・炒飯・餃子の王将セットに、レバニラ炒め・生ビール、と我慢していた分、豪勢になってしまった。

のんびり過ごさせてもらっていると、次々とお客さんがやって来て、気が付けば全てのテーブルが埋まってしまっていた。
平日の17時台というのに。人気店なのだろう、慌てて店を出る。

再び本山寺へと戻って、本山駅へと向かう。

道を間違えてしまい、列車の時刻も迫り少々焦ったが、地元の方に確認して、無事に駅へ到着した。



本日のコースタイム
民宿青空屋6:31→7:25雲辺寺ロープウェイ駅7:42→8:26[16]萩原寺8:37→10:12(67)大興寺10:42→12:54(68)神恵院・(69)観音寺13:40→13:50琴弾八幡宮→14:19有明浜15:00→16:17(70)本山寺16:51→16:58大阪王将17:45→18:17本山駅


歩行距離:32.9km
 歩数  :59146歩
最高気温:30.0℃
最低気温:26.0℃[多度津町]  


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2021年10月13日

【3巡目-683】 70番本山寺 [2019年8月6日]〈その13〉

河川敷の道から上がって、再び人里に出ると、二本の橋を渡って対岸へと渡る。
車はよく通るが、幅員が狭いので注意が必要、欄干も低めである。

橋を渡って、(70)本山寺に到着した。
駐車場に大型バスが止まっており、賑わっている印象である。

駐車場側の山門から境内に入るが、別方向にも門がある。こちらの方が本来のものだろうか。

寺内には、団体さんをはじめ、参拝客の姿が見られたのは、少しうれしかった。
お参りをして納経所へ向かう。

女性の納経書きの方たちが楽しそうに会話をしている。あまり納経所で何か尋ねることはないのだが、お腹が空いていることから、この辺りに食事処があるか聞いてみた。

今来た道を少し戻って大通りに出ると餃子の王将などいくつか店が、もう一つは進行方向にゆめタウンという大きなスーパーがあり、そこでも食事が出来る、との事だった。

ラーメンを食べたかったので、王将へ向かうことにした。

また、これからどこへ、と聞かれ、本山駅に向かって帰宅することを伝えると、列車の本数が少ないから、と紙に時刻を書いて渡してくれた。とても親切な納経所でした。  


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2021年10月10日

【3巡目-682】 琴弾公園、70番本山寺へ [2019年8月6日]〈その12〉

「琴弾八幡宮」の駐車場の一角で、一休みさせてもらう。靴下を脱ぐと、足の小指が光り輝いていた。

チクチクして、歩けないこともないのだが、かなり辛い状態である。休憩した後などは、よけいに辛くなる。
五本指のソックスを履くようになってから、肉刺の心配をすることは無かったのだが。
サンダル履きで、足指が固定されずに擦れたのが原因だろうか。

お腹も空き、足もチクチク状態で歩き始める。

財田川に沿って、両岸に遍路道があるが、今回は右側(左岸?)の方を歩くことにする。一巡目にはこちらを歩いている。

来る時に渡った橋を再び戻って、対岸の道を進む。

しばらくは歴史がありそうな民家が続き、へんろ地図にも掲載されている「生徳旅館」があった。

小雨の中を腹を空かせながらトボトボ歩く。
ほとんど車は通らないのだが、歩道が設定されている。

郊外の方まで来ると、人の気配が無くなり、車道からサイクリングロードのようになった。

はるか遠くには(70)本山寺の五重塔が見えており、徐々にお寺に近付いてきていることが分かる。  


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2021年10月07日

【3巡目-681】 琴弾公園 [2019年8月6日]〈その11〉

その先、道の駅「琴弾公園」があり、手前に目的の食堂があった。
中にお客さんの姿はあったが、準備中の札が掛けられていた。
午後2時がオーダーストップとなっており、タッチの差で間に合わなかったようでガッカリする。

お隣の道の駅にも寄ってみる。
駐車場は別にあるのかも知れないが、車数台しか止められないような小さな駅である。
食事処はあったが、ここも営業していなかった。

諦めて、さらに奥へ、有明浜という、海水浴が出来るという海岸へと向かった。
途中の林を通ると、先程、山の上から眺めていた「銭形砂絵」の現場へと出ることが出来た。ちょっと感動する。

海岸に出て来ると、普段は海水浴場として営業している様子はあったが、今日は小雨が降ったり止んだり、と天候が今一つということもあり、ほとんど貸切状態だった。

早速、遍路衣装を解いて、海に飛び込んだ。
これまでの遍路中での海水浴は天気が良くて最高だったのだが、今回は少々残念である。

少し遊んで、遍路道へと戻る。
先程の琴弾八幡宮の麓辺りに、広い駐車場と鳥居がいくつかある。メインの本社は、御朱印をもらった、山の上で良かったのだろうか。  


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2021年10月04日

【3巡目-680】 琴弾八幡宮 [2019年8月6日]〈その10〉

「銭形砂絵」を観て金運向上を願い、車道を少し下ると、昔の68番札所、「琴弾八幡宮」の入口があった。神社の裏側から入る形である。

それ程広さのある境内では無いが、小さな社務所があり、まだ若そうな禰宜の方の姿もあった。御朱印を頂けますか、と尋ねてみると、納経帳に書いてくれた。
小高い場所にあるから、麓の眺めが良い。

石段を下ると麓に降りられるのだろうが、海岸に出るには車道を歩いた方が近いようなので、裏口へと戻って、道路を下る。

今になって、東海図版の「四国遍路地図」をよく見てみると、琴弾八幡宮、銭形砂絵の展望台、と今歩いて来た道を逆に歩いて、観音寺へと向かうのが本来の遍路道らしく、通常の遍路道は、「近道」となっていた。
そうだったのか。わざわざ高い所まで上ってまた下るお遍路さんなど、現代にはいないだろう。

グネグネの車道を下り、海岸方面へと向かった。もうお腹はペコペコである。

麓には公園があり、屋根付きのコンクリート製の舞台がある。ここで野宿するお遍路さんの動画を見たことがあったなあ。  


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2021年10月01日

【3巡目-679】 68番神恵院・69番観音寺 [2019年8月6日]〈その9〉

境内には、珍しく団体さんが参拝していた。みなさん、信仰熱心である。

息を整えてから、こちらも参拝をさせてもらう。どこがどちらのお寺の本堂で大師堂なのか分からないので、境内の案内図に従って順番通りにお参りする。

(68)神恵院の本堂だけは、コンクリート造りなので覚えていた。

納経所に行くと、食事処を案内する貼り紙があった。もうお腹はペコペコである。
お寺にはお洒落な茶店があるのだが、軽食だけのようである。

これから、昔は第68番札所だったという、「琴弾八幡宮」にも立ち寄って、その後は海岸に出て海水浴を、と考えていた。

貼り紙には、神社から麓に降りた所に、食堂があるとの事である。
現在の時刻は、午後1時半。営業時間は分からなかったが、やっていることを期待して、寄ってみることにした。

まずは、「寛永通宝」の砂絵展望台へと向かう。境内右側の方の丘を上がると車道に出る。ここを上って行くと、展望台となっている。平日にも関わらず、観光の人たちが結構集まっていた。  


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2021年09月28日

【3巡目-678】 68番神恵院・69番観音寺へ [2019年8月6日]〈その8〉

立派な「晩翠旅館」を過ぎ、観音寺市内をトボトボ歩いていると、期せずして前方に合羽を着た女性のお遍路さん二人組の姿があった。

大きめのリュックを担いではいるが、これまで見掛けていなかったから、鉄道などを利用しながら周っているのだろう。

程なくして追い付くと、片方の方は先達さん風で、解説をしながら歩いているような雰囲気だった。今回の遍路旅で唯一見掛けた、歩いているお遍路さんである。

財田川の橋を渡ると、鳥居などがある一角がある。さて、(69)観音寺はどうやって行くんだったかなあ、と思案する。

三回目というのに、はっきり覚えていない。遍路札なども、ほとんど消えてしまっている。

確かここを通るんだったなあ、と大通から離れ、林の際の小道を進む。

白い塀に沿って進むと、電柱に遍路シールがたくさん貼ってある。指示通りに左折すると、(68・69)観音寺・神恵院の共同仁王門があり、到着となった。

参拝の前に一休みする。足の小指の肉刺が酷くなってきている。ここ最近、肉刺が出来るようなことは無かったのだが、どうしたのだろう。サンダルが原因だろうか。  


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2021年09月25日

【3巡目-677】 68番神恵院・69番観音寺へ [2019年8月6日]〈その7〉

観音寺市内に向かって遍路道を進んでいると、もう消えかかった看板があり、「旧へんろ道 植田天満宮道」という遍路道があることが分かった。

探索してみても良かったのだが、お腹が空いていたこともあったのかちょっと面倒になり、そのまま通過してしまった。

次の大きな道路、県道237号線に差し掛かった。
両方向眺めてみるが、残念ながら、食事が出来そうな場所は見当たらなかった。
こんな時、スマホがあれば検索が出来て便利なのだが、この時はまだ持っていなかった。
諦めて、観音寺市内へ突入する。

三巡目というのに、JRの踏切を渡った辺りから、どちらに進めば良いのか、遍路道が分からなくなってしまった。道は一直線ではない。遍路シールなどの案内も減ってしまったように思う。

線路を通って橋を渡って左方向へ、確かこっちだったかなあ、と少々迷いながら進む。

一巡目の2009年に歩いた時に立ち寄った、覚えのあるコーヒー屋さんがあった。コーヒー豆を売る傍ら、小さな喫茶コーナーがあるお店だったろうか。

道沿いには、へんろ地図にも掲載されている、「晩翠旅館」があった。
料亭も併設しているのだろうか、思ったよりも立派な宿だった。お遍路さんは歓迎します、との真新しい看板が置いてあり、二食付きで6100円との事だった。  


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2021年09月22日

【3巡目-676】 68番神恵院・69番観音寺へ [2019年8月6日]〈その6〉

三差路になっている分岐があり、例の「遍路小屋銭形」は右、の看板が出ている。
道路向かいの壁には、左方向への矢印が、これでもか、という位に貼ってあった。

二巡目の時はそのまま直進して狭い道へと入った覚えがある。5分程で通常の遍路道に合流することになるが、恐らく、こちらが昔からの道だろう。

今回は、へんろ地図通りに左の方へ行ってみることにした。

100m程だけだが、歩道も無く、路肩もほとんど無い道で交通量もあり、短い距離ではあったがちょっと怖かった。

少し進むと、「大喜多」といううどん屋さんがあり、先程のおっちゃんが言っていた通り、臨時休業の貼り紙がしてあった。

食事は自分にとっては重大事項で、どこで何を食べようか、常に気にしながら歩いている。年は取っても、今だ食欲旺盛である。

観音寺市街で大きな道路を二本跨ぐようなので、その辺りでどこか見付からないかなあ、と考えていた。

高速道路の下をくぐり、大きなスーパーのマルヨシがある国道11号線に差し掛かった。
国道沿いにどこか食事場所は無いか、と両方向眺めてみるが、それらしき店は見当たらなかった。
あきらめて、国道を横断し、遍路道を進む。  
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