2018年05月23日

【3巡目-268】 土佐市高岡町から、35番清滝寺、36番青龍寺まで 〈その3〉[2017年4月30日]


抹茶を頂いてから、納経所へと向かう。
ここからの眺めは、いつものことながら素晴らしい。一番、眺めの良い札所かも知れない。

納経所には、藤の花がちょうど満開で、溢れ出しそうなくらいに咲き誇っていた。こんな凄いのは見たことがない、と他の参拝客が話していた。

側のベンチで一休みし、眼下の眺めを楽しんだりした。向かいには、少し年上で怖そうなお父さんがタバコを吸っている。

境内の方に戻る。お寺の中心辺りに立っている、大きな薬師如来立像に先程、家族連れが出入りしている姿を見掛けていたので、何かあるのか、と中に入ってみることにした。

善通寺でも体験した戒壇巡りとなっており、中は本当に真っ暗で何も見えないので、手探りで少しずつ進む。
結構な距離を歩いた気がするが、気が付くと、元の入口にちゃんと戻ってきていた。

(35)清滝寺にも、こうした戒壇巡りがあるとは知らなかった。それも、一番目立つ場所にあったとは。

清滝寺を後にする。
いつの間にか、警備員の方がおられて、きちんと挨拶をしてくれる。車の整理のためのようで、運転手にこの先の道に気を付けるように声を掛けていた。GWの車対策だろうか。

先程の怖そうなお父さんも出立していったが、車に貼られたステッカーを見ると、見掛けによらず、熱心にお寺を周って参拝しているようだった。  


Posted by こいったん at 23:53Comments(0)お遍路 第三拝(高知)