2024年04月07日
【篠山道-49】 満願寺から、野井坂へ③ [2022年2月28日‐その10]

「道中で亡くなった遍路は、そこの村が葬る慣習。
通行手形には、国許へ連絡に及ばずと書かれ、杖が卒塔婆代わり。
墓石があるのは路銀が残っていた場合。」
と、遍路墓に関して、分かりやすく解説してくれていた。
そうだったのか、と勉強になったのだが、ちょっと切なくなってきた。
ちょっと行ってみることにした。
小道が続いていたのだが、途中から道が分からなくなって藪漕ぎみたいになって、しまいには民家の庭先を通るような形で、何とか車道へと合流出来た。
空き家ではなく車が止まっていたから、すいません、といった感じで、そそくさと通り抜ける。入り込まない方が良かったか。