2012年05月09日

【119】歩き遍路16日目〈その3〉[2011年9月11日]

昨日の午後、NHKの番組で「様変わりするお遍路さんの宿」という特集がありました。10分弱でしたが、(46)浄瑠璃寺門前の「長珍屋」さん(泊まったことはありませんが)を舞台に、相部屋から個室へというニーズに応え、借金をして新館を建てた、という内容でした。30年前の宿の様子も流されいました。
一昔前の遍路の様子など、なかなか見る機会はありませんので、興味を持って観ておりました。

また、四国の話題コーナー?で、美波町の海辺にある、以前は老人ホームだった場所にIT企業を誘致した、というニュースもやっていました。確か、由岐経由で(23)薬王寺に向かう遍路道沿いに、空き家になったような老人ホームがあったのですが、そこの事でしょうか。 


しばらく間隔が開きましたが、昨年9月に歩いた、(28)大日寺から(35)清滝寺までの話に戻りたいと思います。種崎のフェリーに乗る所からとなります。


 
【119】歩き遍路16日目〈その3〉[2011年9月11日]写真を撮ってすぐに船に乗り込む。
数人の自転車を引いた地元の方に交じって、一人の年季の入ったお遍路さんが乗っていた。今回初めて見かける歩き遍路さんだ。大きなリュックで、リュックカバーには何か仏教用語が書かれている。また、キャスターで荷物を引っ張っている。何となく声を掛けづらくて、会釈だけをした。

わずか数分の船の旅だが、ホッと一息つける瞬間だった。

(33)雪蹊寺に向けて歩く。
前方には、フェリーで一緒だったお遍路さんが歩いている。道沿いに商店が並び始め、一軒のスーパーに、そのお遍路さんが場所を知っていたかのようにスーッと入って行った。四国を何周かしている方のような気がした。

【119】歩き遍路16日目〈その3〉[2011年9月11日](33)雪蹊寺に到着すると、周囲の様子が随分と変わっていることに驚いた。狭く交通量の多い道沿いにあったはずだったが、寺前の道はすっかり広くなっていた。以前は、街中のお寺という感じだったのだが、少々味気ない印象だ。

6年前は、新築したばかりのようで真新しい木材が目立った本堂からは、その後の時間の経過が窺えた。
寺の境内には、高知の特産品を売る店が出ており、何となくほのぼのとした感じがした。

ここで今日の宿の予約をした。よく話に聞く喜久屋旅館に素泊まり覚悟で連絡したが、休業中との事。もう一軒の白石屋旅館にも連絡したが素泊まりのみ、との事で、同じ素泊まりならとビジネスイン土佐の方に連絡すると、全館禁煙との事。どうしようか迷ったが、この辺りにはこの三軒しか宿が無く、もう電話するのも面倒なので、ビジネスイン土佐で泊まることにした。



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