2011年12月21日
【92】歩き遍路 13日目〈その3〉[2011年8月15日]
かれこれ1時間が経とうとしていた時、「ミニ遍路駅 奈半利」という場所があった。もう何も考えず、吸い込まれるように入ろうとしていた。
入口に女性が立っている。この方が運営されているようで、今日は定休日と言われるが、中の建物に入れてくれた。女性は氷の入ったお茶を用意して出してくれると、ご主人らしき方と、どこかへ出掛けて行った。
中は少々雑然としていたが、食事のメニューがおいてある。軽食を提供しているようだ。たくさんの納札も残されている。
宿帳のように、利用した人たちが住所と名前を残していく帳面があった。自分も記入する。こういうものがあると、過去に知り合った人の名前がないか、探してしまう。
すると、今年の冬の遍路で出会い、「旅館吉野」や「植村旅館」で同宿した、茨城のOさん・滋賀のTさん・三重のRさんの名前が並んでいるのを発見した。今、ようやく半年遅れて、自分もこの場所にたどり着いたことになる。
「高札場」という場所があり、ここから東洋町野根に向けて「野根山街道」という道があった(今もある?)という看板が立っていた。
すぐに国道に合流したが、こちらの道の方が遍路道という感じがした。
Posted by こいったん at 22:44│Comments(0)
│お遍路 第二拝(高知)
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