2013年02月05日
【203】歩き遍路25日目〈その5〉[2012年4月14日]
山道は少々自信があるので、その内追いつくだろう。ここで衣服の調整を行う。汗かきなので、山道に差し掛かる時には、出来るだけ薄着になって登るようにしている。
この松尾峠を前回歩いたのは、2008年の9月である。気温は30℃以上あっただろう、なんときつい山道だ、と思ったものである。
しかし、今回は4月、外気温によってやはり全然違う。もちろんきつい山道なのだが、悲鳴をあげるほどではない。順調に上り続ける。
ここからは伊予の国、愛媛県となる。
ちなみに、宇和島市の手前にも同じく「松尾峠」があり、少々ややこしい。
まだ力が残っていたので、峠の解説版をサッと読んだり撮影してから、そのまま峠を下った。
松尾峠には、一日に200人の人たちが通り、茶屋が2軒あった時代が、約80年前まで続いていたそうである。
峠を下った先に、きれいなトイレがある休憩地点があるはずだから、そこを目標にして歩き続けた。