2014年07月01日
【391】歩き遍路43日目〈その11〉[2012年6月24日]
このお寺は少々変わった印象である。
先程、境内を歩いてきた隣接している白峰宮の方がかなり立派である。山門も見当たらない。白峰宮への参道の両側の狭いスペースが(79)高照院という感じがする。おそらく、神仏習合とか何か事情があるのだろう。
一巡目の時には、お寺はどこなのだろうか、と迷った覚えがある。
先に納経をしてもらったので、ゆっくりと参拝する。このお寺もベンチが見当たらなく、灯篭の下の狭いスペースに腰を掛けた。
山門ではなく鳥居をくぐると、遍路シールがたくさん貼ってあり、そのまま真っ直ぐに進むように指示が出ているが、(81)白峯寺へ左、との古い遍路石がある。
高照院からは、札所の番号通りに進む他に、(81)白峯寺・(82)根香寺・(80)国分寺と周って、(83)一宮寺に至る方法もある。そのルートへの遍路石だろうから、昔からこの方法が採用されていたという事だろう。
前回・今回と順番通りに進んでいくが、次の遍路では、先に(81)白峯寺を打つコースを歩いてみたい。