2013年02月14日
【206】歩き遍路25日目〈その8〉[2012年4月14日]
上大道の休憩所を出る。少し行くと、少々古くなった別の休憩所もあった。遍路に優しい土地柄なのだろう。
この辺りの道もへんろ地図とは少々違うような気がしたが、道しるべ通りに進んでいけば大丈夫だった。
平野部に降りてきて、豊田という集落に入った。歴史を感じさせる家並みが見られる。
この集落にある「岡本旅館」に宿泊の電話をしたのだが、満員との事で、今日は(40)観自在寺門前の山代屋旅館に宿を取った。
到着が遅れるかと思ったが、今のペースだと、(40)観自在寺の納経にも間に合いそうである。今朝、(39)延光寺への往復で頑張ったのが良かったのだろう。
僧都川沿いに、トイレと自販機があったので、側の倉庫の軒先に座って休憩をした。
休んでいると、地元の80才くらいのおじいさんが通りかかり、話し掛けてきた。
昔、大西洋へマグロ延縄漁に行っていたとの事。
その時に、海に転落して亡くなる人たちもいたようで、年を取る毎に、その人たちの供養をしたい気持ちが年々強くなっていく、ヒザが痛いので歩いては回れないが、車で四国八十八箇所を回ることを考えている、という話だった。
日本から遠く離れた大西洋の海で命を落とした人たちがいたことに、何とも言えない気持ちになった。
この辺りの道もへんろ地図とは少々違うような気がしたが、道しるべ通りに進んでいけば大丈夫だった。
平野部に降りてきて、豊田という集落に入った。歴史を感じさせる家並みが見られる。
この集落にある「岡本旅館」に宿泊の電話をしたのだが、満員との事で、今日は(40)観自在寺門前の山代屋旅館に宿を取った。
到着が遅れるかと思ったが、今のペースだと、(40)観自在寺の納経にも間に合いそうである。今朝、(39)延光寺への往復で頑張ったのが良かったのだろう。
僧都川沿いに、トイレと自販機があったので、側の倉庫の軒先に座って休憩をした。
休んでいると、地元の80才くらいのおじいさんが通りかかり、話し掛けてきた。
昔、大西洋へマグロ延縄漁に行っていたとの事。
その時に、海に転落して亡くなる人たちもいたようで、年を取る毎に、その人たちの供養をしたい気持ちが年々強くなっていく、ヒザが痛いので歩いては回れないが、車で四国八十八箇所を回ることを考えている、という話だった。
日本から遠く離れた大西洋の海で命を落とした人たちがいたことに、何とも言えない気持ちになった。
Posted by こいったん at 20:47│Comments(0)
│お遍路 第二拝(愛媛)