2013年11月03日
【307】歩き遍路35日目〈その8〉[2012年4月25日]
伊予小松駅を出て、(62)宝寿寺に到着した。
今回の20日間にも及ぶ、長い長い遍路旅での最終札所である。
入口には、遍路石がたくさん置かれている。道路工事などで撤去されたものが集められたのだろうか。お寺の名前よりも、一國一宮の石柱が目立っている。
このお寺は、四国八十八ヶ所の霊場の中でも、唯一かと思うが、納経時間が8時からと1時間遅く、昼に1時間の休憩がある、というお寺である。何か複雑な事情がありそうな札所だ。
団体さんと一緒になりながら参拝していると、岐阜のご夫婦がやって来た。時間があったので、(63)吉祥寺を参拝して来たそうである。奥さんが、今日の予定は決まった?と聞いてくる。昨晩の食事時に、「ビジネス旅館小松」に泊まるか、帰宅するかで迷っていることを話していたからである。
ご夫婦と別れ、国道沿いを歩き、食事が出来る場所を探した。もうお腹ペコペコであるが、なかなか見つからない。駐車場が広いローソンがあった。味気ないが、ここで腹ごしらえをすることにした。ナポリタンと缶コーヒーを買い、店の裏手に座り込んで食べることにした。
来た道を戻り、伊予小松駅に到着した。
この駅からは、(62)宝寿寺が見え、白衣を身に着けた参拝客の姿が見える。こちらは遍路衣装を解き、もうお遍路さんではない。まだお遍路さんでいられる人たちが羨ましくなる。
南の方角には、「ビジネス旅館小松」がある通りが伸びている。そこに、沖縄のOさんが歩いている後姿が、遠くに見えた。これから宿に入るのだろう。
Oさんとは、松山YHで同宿してからの長い付き合いとなった。明日、新居浜駅から帰ると聞いている。もちろん、こちらの姿に気付いていない。遠くから、お元気で、とこの先のご健闘を祈った。
今回の20日間にも及ぶ、長い長い遍路旅での最終札所である。
入口には、遍路石がたくさん置かれている。道路工事などで撤去されたものが集められたのだろうか。お寺の名前よりも、一國一宮の石柱が目立っている。
このお寺は、四国八十八ヶ所の霊場の中でも、唯一かと思うが、納経時間が8時からと1時間遅く、昼に1時間の休憩がある、というお寺である。何か複雑な事情がありそうな札所だ。
団体さんと一緒になりながら参拝していると、岐阜のご夫婦がやって来た。時間があったので、(63)吉祥寺を参拝して来たそうである。奥さんが、今日の予定は決まった?と聞いてくる。昨晩の食事時に、「ビジネス旅館小松」に泊まるか、帰宅するかで迷っていることを話していたからである。
ご夫婦と別れ、国道沿いを歩き、食事が出来る場所を探した。もうお腹ペコペコであるが、なかなか見つからない。駐車場が広いローソンがあった。味気ないが、ここで腹ごしらえをすることにした。ナポリタンと缶コーヒーを買い、店の裏手に座り込んで食べることにした。
来た道を戻り、伊予小松駅に到着した。
この駅からは、(62)宝寿寺が見え、白衣を身に着けた参拝客の姿が見える。こちらは遍路衣装を解き、もうお遍路さんではない。まだお遍路さんでいられる人たちが羨ましくなる。
南の方角には、「ビジネス旅館小松」がある通りが伸びている。そこに、沖縄のOさんが歩いている後姿が、遠くに見えた。これから宿に入るのだろう。
Oさんとは、松山YHで同宿してからの長い付き合いとなった。明日、新居浜駅から帰ると聞いている。もちろん、こちらの姿に気付いていない。遠くから、お元気で、とこの先のご健闘を祈った。
Posted by こいったん at 19:56│Comments(0)
│お遍路 第二拝(愛媛)