2013年05月03日

【243】歩き遍路29日目〈その5〉[2012年4月19日]

いよいよGWとなりました。一番、歩き遍路が多い時期でしょうか。三巡目の歩きを開始することも考えたのですが、今回はお休みし、自宅で引きこもることにしました。元々、出不精なタイプなのです。もう少し暑くなったら、活動を開始したいと思います。


突合の集落に入ると、地元の車椅子の青年が話し掛けてきた。トンネルが出来たからこっちは遠回り、と教えてくれたのだが、昔からの道を歩きたいからこちらに来た、と説明する。

突き当りに、噂の「さかえや旅館」があった。女性の方の姿があったが、自分を見かけると急に中へと入って行った。何か渡されるのだろうか、なぜかあわてて先へと進んでしまった。ちょうど商店があり、道路から一段入った所に自販機があったので、そこに入った。

谷間の道を進むと、先程のトンネルからの立派な道と合流、そこに新しい「ヘンロ小屋第38号内子」が出来ていた。せっかくなので、ここで休んでいくことにした。

この頃から、ポツポツと雨が降ってきた。そう言えば、午後から天気が崩れる予報が出ていたはずだが、あまり気にしていなかった。
歩道付きの立派な道が続く。谷が狭くなり、両側の山が迫ってきている。

小雨の中歩き続け、ヘンロ小屋から50分ほどで、中田渡の集落辺りに到着。ここにある、薬師堂の下で雨宿りしながら休憩とした。

今日の宿は、砥部町(旧広田村)の「ゑびすや旅館」にお願いしてある。近くの「たちばな旅館」共々、以前はへんろ地図に掲載されていたのだが、なぜか削除されてしまっていた。
それが、今年3月に発行された新しいへんろ地図には、再掲載されていた。
大洲市から30㎞ちょっと、と良い立地条件、両方とも食事が豪華で親切に応対してくれる宿である。  


Posted by こいったん at 00:05Comments(0)お遍路 第二拝(愛媛)