2016年06月20日
【3巡目-86】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その5〉[2015年8月17日]
(15) 国分寺を出ると、前回発見した、お寺の西側を通るルートを歩く。
民家の隙間を抜けるように進むと、だだっ広い道路に出た。
中央部には高架の道が出来るのだろうが、10年前と変わらず、変化が見られない。
反対側へと渡り、少し広い道の歩道を進んでから、狭い道へと入った。へんろ地図では、赤い点線の方の道である。
細い路地の角に、古い遍路石がある。こちらが昔からの道だろうか。
右に曲がると、(16)観音寺に到着。集落内にひょっこりあるようなお寺である。
(16)観音寺で、ようやく複数の参拝客が集まっていた。平日にも関わらず、若いカップルが二組、お参りしている。
自分が一番年寄りだったかも知れず、参拝客の平均年齢が随分と低かった。
こうして信仰は、次の世代へと受け継がれていくのだろうか。
休憩用のベンチは置かれていたのだが、納経所の真ん前ということもあり休みづらく、早々に出立した。
すぐに、遍路宿と呼んでいいのだろうか、「鱗楼」があった。天気が回復してきて日差しがあるためか、布団をずらりと干していた。寝具を清潔にしてくれているのはうれしい。
Posted by こいったん at 17:43│Comments(0)
│お遍路 第三拝(徳島)