2014年09月12日
【416】歩き遍路46日目〈その3〉[2012年6月27日]
通し打ちではないので、特別な感慨というのは感じられず、いつも通りに歩いていく。
感動の涙を流してみたいのだが、感受性がにぶい自分には無理であろう。これで遍路は終わりではなく、三巡目、四巡目と続いていくはずである。
ここからのルートは、一巡目と同じく、女体山を通る道を歩くことにしている。
本来の遍路道は、「おへんろ交流サロン」の手前から山の方に入って行く、遍路地図では大回りに見える方の道で、こちらの方が勾配も少なく歩きやすいようである。
ちなみに真夏の遍路は、暑くても外に出るようにして、暑さ慣れしておかなければならないと思う。
しばらくは車通りは少ないが、路肩、歩道が無い県道を歩くが、県道から離れ、細い道となる。所々にある史跡にはこまめに説明書きがされているので、サッと読みつつ進んで行く。
次第に山が迫ってくると、前山ダムが目の前に見えてきた。ここまで来ると、楽しみにしている「前山おへんろ交流サロン」はもうすぐである。