2019年02月16日

【3巡目-347】 新伊豆田トンネル、真念庵、下ノ加江まで 〈その7〉[2017年7月14日]

今日は三連休前の平日であり、車がブンブンやって来る、という事も無く、黙々と歩き続ける。

壁面にトンネル入口までの避難距離が掲示されているので、トンネルのどの辺を歩いているのか分かる。
真ん中が、810mだった。全長1620mという事になる。

丁度、足摺岬行きのバスが通り抜けて行った。
9年前に足摺岬で区切った時の帰り道で、バスの車中からこのトンネルを歩いているお遍路さんを見掛け、切ない気持ちになった事を思い出す。
今は、あと三日も歩ける立場であることがうれしい。

新伊豆田トンネルを抜ける。1994年の完成、ということである。

道は下りとなり、水車のある休憩所が見えてきた。
まだ時刻は昼の0時20分である。このままでは、午後2時過ぎには宿に着いてしまいそうなペース。

「安宿」さんなら早く着いても宿に入れてくれそうな気はするが、あまりに早過ぎるのも、である。

時間があるから、と言ったら真念さんに怒られそうだが、真念庵へ立ち寄ることにした。
水車手前の分岐を右に入る。民家が見られるようになり、どこかで山の方へと入るんだったなあ、と入口を探しながら進む。  


Posted by こいったん at 00:06Comments(0)お遍路 第三拝(高知)