2014年07月25日
【399】歩き遍路44日目〈その6〉[2012年6月25日]
(82)根香寺を出発、[19]香西寺に向けて、森の中の山道をジグザグと下っていく。思ったよりも荒れておらず歩きやすい。
時折、道しるべもあったので安心する。初めて歩くルートなので、いつものこだわりで、へんろ地図の赤い線の通りに進むべく、遍路シールや地図を慎重に確認しながら歩いていく。
森の中を抜けると、明るい日差しが当たる場所へ。山の中腹の果樹園のようだった。瀬戸内海がきれいに見える。
果樹園の中を下っていくと、ため池や一般の住宅が見られる、里の道になってきた。
古い遍路石も見られたことから、昔から歩かれていた道ということが分かる。
道しるべを確認しながら山を下ってきたのだが、いつの間にか道が分からなくなってしまった。
麓の主要道に下りてきたが、へんろ地図の赤い線から外れて、地図に掲載されていない場所にいるようである。進んでいる方向も正解なのか不安になってきた。
その時、通り掛かりの住宅に人の姿があったので、そのおじさんに[19]香西寺への道を聞いてみた。真っ直ぐ進んで〇〇を曲がって‥‥と、とても詳しく分かりやすく教えてくれた。
しばらく道なりに進み、言われたとおりに道を曲がる。この道で合っているとは思えないなあ、案内の看板も無いし、と思いつつも進んでいくと、おっ、いきなり[19]香西寺の前に到着だった。
先程のおじさんの道案内は、いとも正確だった。少し疑ってしまってすいませんでした。
時折、道しるべもあったので安心する。初めて歩くルートなので、いつものこだわりで、へんろ地図の赤い線の通りに進むべく、遍路シールや地図を慎重に確認しながら歩いていく。
森の中を抜けると、明るい日差しが当たる場所へ。山の中腹の果樹園のようだった。瀬戸内海がきれいに見える。
果樹園の中を下っていくと、ため池や一般の住宅が見られる、里の道になってきた。
古い遍路石も見られたことから、昔から歩かれていた道ということが分かる。
道しるべを確認しながら山を下ってきたのだが、いつの間にか道が分からなくなってしまった。
麓の主要道に下りてきたが、へんろ地図の赤い線から外れて、地図に掲載されていない場所にいるようである。進んでいる方向も正解なのか不安になってきた。
その時、通り掛かりの住宅に人の姿があったので、そのおじさんに[19]香西寺への道を聞いてみた。真っ直ぐ進んで〇〇を曲がって‥‥と、とても詳しく分かりやすく教えてくれた。
しばらく道なりに進み、言われたとおりに道を曲がる。この道で合っているとは思えないなあ、案内の看板も無いし、と思いつつも進んでいくと、おっ、いきなり[19]香西寺の前に到着だった。
先程のおじさんの道案内は、いとも正確だった。少し疑ってしまってすいませんでした。
下のバナーをクリックして頂けるとうれしいです。
Posted by こいったん at 19:35│Comments(2)
│お遍路 第二拝(香川)
この記事へのコメント
こんにちは
とぼとぼとみかん畑の道を下って行くと目の前に広がってくる瀬戸の穏やかな海。まるで唱歌の一節のようなノスタルジックな光景ですよね、香西寺への山道は。私も道に迷いましたが、しばらくは懐かしい歌を口ずさみながら、楽しくさまよっていました。
眼前に横たわる島は「女木島」。鬼が島との別名もあり、まさにここは鬼退治伝説の地。根香寺にもおりましたね、人気の(?)「牛鬼」像が。岡山とここ鬼無が双方「桃太郎伝説」のルーツを競っているとか、途中道案内のじいさまが語ってくれます。袖触れ合うのも何かの縁、ここ鬼無に軍配を上げました。じいさまのにこやかな満足顔が思い出されます。元郵便局員とかで写真を頼むと、律儀に帽子を取ってのポーズ。
ささやかな一期一会でした。
とぼとぼとみかん畑の道を下って行くと目の前に広がってくる瀬戸の穏やかな海。まるで唱歌の一節のようなノスタルジックな光景ですよね、香西寺への山道は。私も道に迷いましたが、しばらくは懐かしい歌を口ずさみながら、楽しくさまよっていました。
眼前に横たわる島は「女木島」。鬼が島との別名もあり、まさにここは鬼退治伝説の地。根香寺にもおりましたね、人気の(?)「牛鬼」像が。岡山とここ鬼無が双方「桃太郎伝説」のルーツを競っているとか、途中道案内のじいさまが語ってくれます。袖触れ合うのも何かの縁、ここ鬼無に軍配を上げました。じいさまのにこやかな満足顔が思い出されます。元郵便局員とかで写真を頼むと、律儀に帽子を取ってのポーズ。
ささやかな一期一会でした。
Posted by 越前おろしそば at 2014年07月26日 16:34
こんばんは。今日は暑かったですね。
香西寺への遍路道は、途中から山の中腹の、のどかな道でした。果樹園も北陸にはあまり無いので、少々新鮮です。
眼前に鬼が島が見えていたとは知りませんでした。桃太郎さんに岡山説と高松説があることも。
地元の方に道案内して頂いたのですね。こういった出会いは思い出に残るので、大切にしたいものです。ジロリ、と熱い視線を送ってくる方は、大体親切な気がしています。
香西寺への遍路道は、途中から山の中腹の、のどかな道でした。果樹園も北陸にはあまり無いので、少々新鮮です。
眼前に鬼が島が見えていたとは知りませんでした。桃太郎さんに岡山説と高松説があることも。
地元の方に道案内して頂いたのですね。こういった出会いは思い出に残るので、大切にしたいものです。ジロリ、と熱い視線を送ってくる方は、大体親切な気がしています。
Posted by こいったん at 2014年07月26日 22:36