2015年01月24日
【449】歩き遍路49日目〈その4〉[2014年2月9日]
大屋敷の集落を通過し、[20]大滝寺に向けて、山道を上って行く。
この先にも、車道をショートカットする道があるようだが、これも発見出来なかった。見つけたとしても、この雪では入れなかっただろう。
車道の細い轍に沿って歩いていく。前方が急に明るくなって来た。ようやく峠に来たか、と期待する。
除雪された雪の塊のようなものが見えてきた。「さぬき温泉」からの道との合流地点だった。
広場のようになっており、雑に除雪してあった。麓の眺めも良く、ここで休憩することにした。下は雪なので、う〇こ座りである。
除雪がされているのはこの場所まで。大滝寺まであと少しなので、お寺まで雪を除けてくれてもよさそうなものだが、管理上の何かがあるのだろう。
奥の湯温泉で作ってもらったおにぎりを食べていると、ゴーと大きな音がする。車がやって来たのには驚いた。3時間ぶりの車である。
兄ちゃん二人が乗った、融雪剤か凍結防止剤を撒く車だった。
向こうもさぞ、変な場所で休憩しているお遍路さんに遭遇して、驚いた事だろう。
一人が降りてきて、小さな黒板と共に写真を撮っている。仕事をしました、という証明だろうか。
運転手さんが、塩出ますから、と親切に注意を促してくれ、来た道に融雪剤を撒きながら、下界へと下りて行った。
この先にも、車道をショートカットする道があるようだが、これも発見出来なかった。見つけたとしても、この雪では入れなかっただろう。
車道の細い轍に沿って歩いていく。前方が急に明るくなって来た。ようやく峠に来たか、と期待する。
除雪された雪の塊のようなものが見えてきた。「さぬき温泉」からの道との合流地点だった。
広場のようになっており、雑に除雪してあった。麓の眺めも良く、ここで休憩することにした。下は雪なので、う〇こ座りである。
除雪がされているのはこの場所まで。大滝寺まであと少しなので、お寺まで雪を除けてくれてもよさそうなものだが、管理上の何かがあるのだろう。
奥の湯温泉で作ってもらったおにぎりを食べていると、ゴーと大きな音がする。車がやって来たのには驚いた。3時間ぶりの車である。
兄ちゃん二人が乗った、融雪剤か凍結防止剤を撒く車だった。
向こうもさぞ、変な場所で休憩しているお遍路さんに遭遇して、驚いた事だろう。
一人が降りてきて、小さな黒板と共に写真を撮っている。仕事をしました、という証明だろうか。
運転手さんが、塩出ますから、と親切に注意を促してくれ、来た道に融雪剤を撒きながら、下界へと下りて行った。
Posted by こいったん at 22:16│Comments(2)
│お遍路 第二拝(香川)
この記事へのコメント
おはようございます
歩き遍路の、特に山上別格への楽しみの一つは、非文明との出会いです。3時間も白い世界の彷徨、いい経験をされましたね・・・。
それにしても雑な除雪ですな。この辺りの除雪は除雪剤散布が主流なんじゃないでしょうか。重機のオペレーターが「雪なれ」していない様が画像からも推測されます。
歩き遍路の、特に山上別格への楽しみの一つは、非文明との出会いです。3時間も白い世界の彷徨、いい経験をされましたね・・・。
それにしても雑な除雪ですな。この辺りの除雪は除雪剤散布が主流なんじゃないでしょうか。重機のオペレーターが「雪なれ」していない様が画像からも推測されます。
Posted by 越前おろしそば at 2015年01月26日 06:44
こんばんは。この日の、3時間に亘る孤独遍路は、大変印象深いものになりました。今でも忘れられません。
「非文明との出会い」とか「白い世界の彷徨」という表現は、思いつきませんでした。語彙があまり豊富ではないので、勉強になります。
除雪ですが、雪慣れしていないこと、そして運転手さんの性格によるものが大きいような気がしました。
「非文明との出会い」とか「白い世界の彷徨」という表現は、思いつきませんでした。語彙があまり豊富ではないので、勉強になります。
除雪ですが、雪慣れしていないこと、そして運転手さんの性格によるものが大きいような気がしました。
Posted by こいったん at 2015年01月26日 21:31