2015年02月13日

【454】歩き遍路49日目〈その9〉[2014年2月9日]

【454】歩き遍路49日目〈その9〉[2014年2月9日]ジグザグと森の中を下り、夏子ダムへと向かって行く。時折、作業小屋だろうか、ぽつぽつと点在している。
写真の黄色い遍路木札が多くあった。

峠から約1時間20分で、フラットな林道に出てきた。
どちらに進めば良いのだろうか。ちなみに反対から来た場合には、この場所から登って行くことになるが、遍路札は気を付けていないと見落としそうである。

集落も見えているので、どちらでも行けそうだ。足跡が一人分、右の方に向かっている。左に進んでみるが違う感じがし、引き返して右の方へ行ってみた。足跡から離れ、下の方に続く道を下りて行くと、先の足跡が上の方へと向かっていた。
たぶんこの辺りは、どこを通っても行き着けるのだろう。

【454】歩き遍路49日目〈その9〉[2014年2月9日]何軒かの家があり、突然のお遍路さんの登場に、犬が吠えている。

道路に埋まっている、変なカーブミラーが見えてきた。向かいの木には、たくさんの遍路札がぶら下がっている。雪の無い、普通の車道と合流した。
道に埋もれたカーブミラーで記念撮影をした。

静かな車道を下って行く。前方の谷向かいに何かの工場らしき建物が見える場所で、一台の車が通り過ぎていったと思ったら停車した。
60前位の男性で、車に乗らないか、と声を掛けてくれた。歩いて行きますので、と丁重にお断りしたのだが、せめて国道まで、と熱心に誘ってくれた。せっかく声を掛けてくれたのに、申し訳無い。

少し進み、左上に上がっていく道がある。道しるべは見当たらないが、この道がへんろ地図のH450からH270へのショートカットだろうか。他に左方向に進む道は無さそうだったので上ってしばらく進むと、遍路札を発見した。

この時点では正解と思っていたのだが、結局は車道に逆戻りしてしまい、却って遠回りすることになってしまった。



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この記事へのコメント
こんにちは
私が同じ林道を歩いたのは、こいったんさんの前年の6月でした。九十九折れの辺りから、沢向かいの「多和砕石」の山岩を砕くペッカー(重機)の騒音。県道にでればダンプの往来と、とても遍路を楽しめる環境ではありませんでした。積雪時はこれらの障害が無く、静か(過ぎる)な歩きを楽しめたことでしょう。
文面にもありましたが、「高床式」の作業小屋、やっと疑問が解消できました。この辺りは、山間積雪地帯だったんですね。
広棚地区の目印の「槙の木」には変わらず多数の遍路札があるんですね。迷わず大瀧寺への登り道を辿れますね。
細野地区のショートカットコース(H450~H270)は無事に歩けたとしても、県道迂回と同じ所要時間。迷わず県道を歩きました。マニアックな歩き、どうも主義に反するもので・・・。
Posted by 越前おろしそば at 2015年02月14日 11:33
こんばんは。普段は騒音とダンプの道になるとは、思いもよりませんでした。日曜日だったこともあるのでしょうか、とても静かでした。

広棚地区の木は、まるでクリスマスツリーの飾りのように、遍路札が掛かっていましたよ。何でこんなにあるのかと、不思議でした。

へんろ地図の赤い点線は、一度はどうしても歩いてみたいので、細野地区のショートカットに突入しましたが、単に集落を迂回しただけで終わってしまいました。
Posted by こいったんこいったん at 2015年02月14日 18:48
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