2015年03月18日
【463】歩き遍路49日目〈その18〉[2014年2月9日]
今回、遍路に来た理由の一つに、(88)大窪寺から白鳥温泉にかけて、たくさんの遍路石が残っていたので、これをもう一度見たいという事があった。
しっかりと残されていて安心する。
写真の分岐を右に進むのだが、前回は山越えの遍路道を歩いたので、今回はトンネルをくぐることにする。へんろ地図では「五明トンネル」となっているが、「五名トンネル」が正解だった。
交通量が少ないトンネルを抜けると、すっかり薄暗くなってしまった。
突き当たりに白鳥温泉の看板があり、「車は3km先右折 歩く人700m先左折」となっている。歩き遍路にも配慮した看板となっていた。ウケ狙いだろうか。
看板の指示通りに、700m先を左折する。夕方6時となり、急速に辺りは真っ暗になってきた。早足で先へと進む。ここからは山越えである。
住宅が途切れると、すでに真夜中のような雰囲気となってしまった。
そこに、一台の車が通りかかって停車した。どこまで行く?と聞かれ、白鳥温泉、と答える。ヨシッ、乗ってけ。今日4人目の車お接待であった。
こんな暗闇の寂しい場所を歩いていたら心配にもなるだろう。が、ここでも、もう少しなので頑張って歩いていきます、とお断りした。
きっと白鳥温泉に入りに行く所だったのだろう。この先の道のアドバイスを受け、走り去っていった。
今日一日で4人の方から、車に乗らないか、とお誘いを受けたにもかかわらず、すべてお断りした。これだけ続くと、さすがにこれでいいのかという気になる。
三巡目からは、車お接待も遍路旅の行程の一つと考え、素直に受けようと思っている。
しっかりと残されていて安心する。
写真の分岐を右に進むのだが、前回は山越えの遍路道を歩いたので、今回はトンネルをくぐることにする。へんろ地図では「五明トンネル」となっているが、「五名トンネル」が正解だった。
交通量が少ないトンネルを抜けると、すっかり薄暗くなってしまった。
突き当たりに白鳥温泉の看板があり、「車は3km先右折 歩く人700m先左折」となっている。歩き遍路にも配慮した看板となっていた。ウケ狙いだろうか。
看板の指示通りに、700m先を左折する。夕方6時となり、急速に辺りは真っ暗になってきた。早足で先へと進む。ここからは山越えである。
住宅が途切れると、すでに真夜中のような雰囲気となってしまった。
そこに、一台の車が通りかかって停車した。どこまで行く?と聞かれ、白鳥温泉、と答える。ヨシッ、乗ってけ。今日4人目の車お接待であった。
こんな暗闇の寂しい場所を歩いていたら心配にもなるだろう。が、ここでも、もう少しなので頑張って歩いていきます、とお断りした。
きっと白鳥温泉に入りに行く所だったのだろう。この先の道のアドバイスを受け、走り去っていった。
今日一日で4人の方から、車に乗らないか、とお誘いを受けたにもかかわらず、すべてお断りした。これだけ続くと、さすがにこれでいいのかという気になる。
三巡目からは、車お接待も遍路旅の行程の一つと考え、素直に受けようと思っている。
Posted by こいったん at 20:00│Comments(2)
│お遍路 第二拝(香川)
この記事へのコメント
こんにちは
微妙ですね、車の接待を受けるか否かは。
地元の方のご好意と解釈すれば、むげにお断りするのも・・・、ね。札所のお参りも終えて宿に向かっている、きわめて遅い時間であれば、これを消化試合としてご厚意を受け入れてもよろしいんじゃないでしょうかね。
実は、私も一度だけお車接待を受けたことがあります。慈眼寺への道に迷ってしまった山中でちょうど車で移動しようとなさっていた地元の人に同乗を奨められ迷ったポイントまで送っていただきました。「難儀しているお遍路さんを見捨てておけんから」とのお言葉に、お勧めをお断りすることができませんでした。
こんなことも、四国に馴染む遍路の宿命なんじゃないでしょうか。
微妙ですね、車の接待を受けるか否かは。
地元の方のご好意と解釈すれば、むげにお断りするのも・・・、ね。札所のお参りも終えて宿に向かっている、きわめて遅い時間であれば、これを消化試合としてご厚意を受け入れてもよろしいんじゃないでしょうかね。
実は、私も一度だけお車接待を受けたことがあります。慈眼寺への道に迷ってしまった山中でちょうど車で移動しようとなさっていた地元の人に同乗を奨められ迷ったポイントまで送っていただきました。「難儀しているお遍路さんを見捨てておけんから」とのお言葉に、お勧めをお断りすることができませんでした。
こんなことも、四国に馴染む遍路の宿命なんじゃないでしょうか。
Posted by 越前おろしそば at 2015年03月19日 18:31
こんばんは。この日は、これまでの遍路旅の中でも、最も印象に残る日の一つとなりました。
物品などのお接待はもちろんお断りしませんが、車への同乗となると、全て歩き通したいという思いがありますので、どうしたら良いか迷う所です。
足摺岬の先で、時間があったので泊まる宿を越えて、少し先まで歩いてバスで宿へと戻ろうとした時に、偶々声を掛けてくれた地元の方に車で送ってもらったことがありました。こういった場合には喜んで乗せてもらうのですが。
物品などのお接待はもちろんお断りしませんが、車への同乗となると、全て歩き通したいという思いがありますので、どうしたら良いか迷う所です。
足摺岬の先で、時間があったので泊まる宿を越えて、少し先まで歩いてバスで宿へと戻ろうとした時に、偶々声を掛けてくれた地元の方に車で送ってもらったことがありました。こういった場合には喜んで乗せてもらうのですが。
Posted by こいったん at 2015年03月19日 23:25