2014年12月18日

【442】歩き遍路48日目〈その8〉[2014年2月8日]

内場湖に沿って歩き、分岐までやって来た。ある程度建物がある集落で、右へ行くと対岸に見えていた大きなホテルに行けるようだ。

正面には小学校が見えている。帰宅後に調べてみると、この小学校の現在の児童数は、たったの7人となっていた。
標識に従って道なりに進んでいくが、左に入っていけば旧道を歩けたようで、直に合流してきた。

へんろ地図第9版に掲載されている「国民年金保養センターかがわ」の建物が見えてきた。「奥塩江ぽかぽか温泉」に鞍替えしており、ここに泊まることも考えていたのだが、冬季休業となっていた。

右下手に、再び学校風の建物が見えてくる。先の小学校の児童数が7人となると、ここはおそらく廃校ではないだろうか。

この辺りには市営バスが走っているのだが、バスの停留所名の所には、その町の言い伝えなどが書かれている。それらを読みながら歩いていく。
「物言川」のバス停には、「‥若い娘の悲しい言い伝えが残っとるけん、‥そこいらの人に聞いてみたら知っとる‥」となっていた。

上水道設備だったか、除雪をしているおばさんに会い、大きな声で「どこから来た~」と声を掛けてくれる。石川県から、と応える。
雪の事を聞くと、今年三回目の降雪で、今回が一番積もった、との事。雪は珍しくなさそうである。

郵便配達のバイクの方ともあいさつを交わす。この雪の中での配達も大変だろう。  


Posted by こいったん at 20:58Comments(2)お遍路 第二拝(香川)