2015年03月10日
【461】歩き遍路49日目〈その16〉[2014年2月9日]
徳島県との県境の標識がある。へんろ地図で道の確認をし、県境は越えないで香川県側を進むようなので左の方に行こうとしている所で、側にあった家のおばあさんがやって来て、道を教えてくれた。
左は山の方に入っていき、行き止まりとなる、右に行きなさい、との事だった。
そしてもう一人、顔を見せる。先ほどの、お接待を申し出てくれた車の女性だった。
この県境にお住まいの方だった。おばあさんも後部座席に乗っていたようで、お腹がすいてないか、と心配してくれていたそうである。
自分の事を心配して、外で待ってくれていたのかも知れない。
右に進めばずっと下りで、(88)大窪寺からの道に合流出来るとの事だった。再び、車で送りますよ、とも声を掛けてくれた。
県境にお住まいのこの方たちにお会いできなければ、左の山の方に入っていっただろう。
途中で間違いに気が付いたとしても、1時間以上は時間をロスしていたに違いない。宿への到着も何時になっていたことか。夜の8時9時になっていたかも知れない。
この時は、へんろ地図が間違えているのかと思ったが、帰ってきてから調べてみると、助けてくれた家は、県境を越えた徳島県に属するが、道路はギリギリ香川県となっていた。どうやら、県境の標識の方が正確な場所に立てられていなかったので、間違えかけたようである。
時刻は午後4時40分、何とか7時までには白鳥温泉に到着したい。日が傾きかけてきた狭い下り道を歩いて行く。
左は山の方に入っていき、行き止まりとなる、右に行きなさい、との事だった。
そしてもう一人、顔を見せる。先ほどの、お接待を申し出てくれた車の女性だった。
この県境にお住まいの方だった。おばあさんも後部座席に乗っていたようで、お腹がすいてないか、と心配してくれていたそうである。
自分の事を心配して、外で待ってくれていたのかも知れない。
右に進めばずっと下りで、(88)大窪寺からの道に合流出来るとの事だった。再び、車で送りますよ、とも声を掛けてくれた。
県境にお住まいのこの方たちにお会いできなければ、左の山の方に入っていっただろう。
途中で間違いに気が付いたとしても、1時間以上は時間をロスしていたに違いない。宿への到着も何時になっていたことか。夜の8時9時になっていたかも知れない。
この時は、へんろ地図が間違えているのかと思ったが、帰ってきてから調べてみると、助けてくれた家は、県境を越えた徳島県に属するが、道路はギリギリ香川県となっていた。どうやら、県境の標識の方が正確な場所に立てられていなかったので、間違えかけたようである。
時刻は午後4時40分、何とか7時までには白鳥温泉に到着したい。日が傾きかけてきた狭い下り道を歩いて行く。
Posted by こいったん at 20:15│Comments(2)
│お遍路 第二拝(香川)
この記事へのコメント
こんにちは
こんなシーンに出くわすと、よく「お大師さんに助けられた」とかおっしゃられる方がおられますが、たんに自分の無茶を地元の人が助けてくれただけの事。「無理をしないで」と諭されたと考えるべきでしょうね。
数々のコースミスは誰にもあります。ここは遍路地図ではなく、国土地理院の地形図を携えるべきだったんでしょうか。私は、「遍路ルート」を離れるときは必ず持参するようにしています。遍路地図の、特に分岐点の「薄墨の細い実線道路」は曲者ですから。
こんなシーンに出くわすと、よく「お大師さんに助けられた」とかおっしゃられる方がおられますが、たんに自分の無茶を地元の人が助けてくれただけの事。「無理をしないで」と諭されたと考えるべきでしょうね。
数々のコースミスは誰にもあります。ここは遍路地図ではなく、国土地理院の地形図を携えるべきだったんでしょうか。私は、「遍路ルート」を離れるときは必ず持参するようにしています。遍路地図の、特に分岐点の「薄墨の細い実線道路」は曲者ですから。
Posted by 越前おろしそば at 2015年03月11日 11:24
こんばんは。やはり、正規のルートから外れる場合には、正確な地図の持参が必要ですね。車道を歩く分には、道に迷うこともないだろうと考えてました。
何分、急遽歩くことを思いついたルートでしたので、何の準備もありませんでした。
この、県境にお住いの方には大変お世話になり、記憶に残る出会いとなりました。
何分、急遽歩くことを思いついたルートでしたので、何の準備もありませんでした。
この、県境にお住いの方には大変お世話になり、記憶に残る出会いとなりました。
Posted by こいったん at 2015年03月11日 21:01
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